![「新潟じば食ファミリープロジェクト」第4弾は、もち米を使ったおうちレシピをご紹介!](https://tjniigata.jp/assets/uploads/2021/11/b1044e4e3cfd6e1fde72997266c71bdb-1.jpg)
【コンテンツ】
①「新潟じば食ファミリープロジェクト」とは…。
②もち米について学ぼう
③子どもが喜ぶおうちレシピを作ろう!
①「新潟じば食ファミリープロジェクト」とは…。
新潟県産農畜産物は安全安心。そして新鮮でおいしい。だからこそ未来を担う子どもたちにもっと親しんでもらいたい。
普段の生活から「地産地消」を取り入れて新潟県産、地場産を食す機会をもっと身近な光景にしたい。
そんな想いから2021年8月、「新潟じば食ファミリープロジェクト」はスタートしました。
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なぜ「地産地消」が良いのか?
◎地域の農家さんが作るから安全安心
◎輸送距離の少ないメリット①=鮮度&栄養価が落ちにくい
◎輸送距離が少ないメリット②=CO2排出量が少なく環境への配慮につながる
◎地元消費は地域支援・地元貢献につながる
…と、地産地消にはうれしい点やメリットがいくつもあります。
今回、新潟じば食ファミリープロジェクトでは、第1弾「新潟県産豚肉」、第2弾「やわ肌ねぎ」、第3弾「おけさ柿」、第4弾「新潟県産もち米」と、4つの農畜産物をピックアップ。
それぞれの農畜産物で、飲食店で実施する期間限定メニュー編(外食編)と、子どもが喜ぶおうちレシピ編(内食編)があります。
今回は、もち米「おうちレシピ編」。まずは、もち米について知ることからスタート!
※記事後半のバックナンバーもぜひチェックしてください。
②もち米について学ぼう
お正月しか食べないのはもったいない!
餅は高効率なエネルギー食
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日本の伝統食であるお餅は、簡単な調理で食べやすく、いろいろな食べ方ができます。また、エネルギー源やコンパクトな栄養補給源としても優れており、とくにスポーツ時のエネルギー源や栄養補給源として非常に適しています。
なかでも優れた食味と加工適性で高い評価を得ているのが、新潟県産もち米。品種は二つ。
優れた品質で半世紀以上にわたり支持されている新潟を代表する「こがねもち」と、加工適正に優れ、多様なニーズに対応する「わたぼうし」があります。
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今回、もち米についてさらに詳しく知るため、もち米生産者の大嶋さんにお話を聞いてきました。
大嶋さんは米農家として50年。2015年に皇居で行なわれた新嘗祭献穀献納式で、新潟県の代表としてコシヒカリを献納した方なんです!
もち米生産者:大嶋喜芳さん
![「おいしく食べてたくさん消費していただきたいですね」](https://tjniigata.jp/assets/uploads/2021/11/8f65eff7674d838a503008e28637d8ea-760x507.jpg)
——普段食べるお米(うるち米)とどう違うの?
大谷さん・「うるち米が半透明なのに対して、もち米は真っ白で不透明。それは成分の差です。お米にはアミロペクチンとアミロースという2種類のデンプンが含まれており、うるち米はおよそ8割がアミロペクチンで2割がアミロース。一方、もち米は、ほぼアミロペクチンで構成されています。アミロペクチンは非常に粘度が高く、餅になるための大切な成分です」
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——もち米はどういう商品になるの?
大谷さん・「もち米は包装餅や米菓のほか、もなかの皮や製粉、和菓子など用途は多岐にわたります。新潟県産もち米は全国から高い評価を受けており、求める食品メーカーが多いのですが、県内にも食品メーカーや店舗が多数あることから、約95%が県内で消費されています」
——生産するにあたり気をつけていることは?
大谷さん・「毎日の管理が大切です。肥料をたくさんやりすぎると稲に色がついたり、風に当たると擦れて稲が黒くなったりします。また、刈り取り前の機械の掃除も大切です。なぜなら、うるち米が少しでも混ざってしまうと、販売店さんや消費者の皆さんにご迷惑をお掛けしますからね」
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③子どもが喜ぶおうちレシピを作ろう!
今回、もち米を使ったレシピを作ってくれたのは、新潟市西区にある土間家の料理長・夏井さん。「新潟県産のおいしいもち米をいか飯にしました」とのこと。
弾力ある歯応えともち米の相性は抜群。主食やおかずにもなり、大人はお酒のおつまみにもぴったり!
レシピ考案:土間家
渡辺店長(左)/夏井料理長(右)
![加茂産の有機栽培米を使い、さまざまな釜飯を提供。居酒屋利用もでき幅広い世代に人気がある](https://tjniigata.jp/assets/uploads/2021/11/0272ad32c12a1c9e9f6272ab8e2a90fc-760x426.jpg)
『もち米のいか飯』
![『もち米のいか飯』。レシピ動画も参考に!](https://tjniigata.jp/assets/uploads/2021/11/bc61c216c697479d69ac19ac0700013b-760x505.jpg)
●材料(いか2杯分)
真いか(冷凍でも可)…2杯(いかげそは1杯分)
もち米…1合
おろし生姜…5g
醤油…大さじ1
【煮汁】
水…300cc
酒…40cc(A)
醤油…大さじ2と1/2(A)
みりん…大さじ2と1/2(A)
砂糖…大さじ3
生姜(うす切り)…20g
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●作り方
①.事前に60分以上もち米を水に浸しておく。(A)を合わせておく。
②.煮汁を作る。水と(A)、生姜、砂糖を鍋に入れて、火にかけておく。
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③.もち米、醤油、おろし生姜、刻んだいかげそを混ぜて、いかに詰める。煮詰めるとふくらむの、詰めるのは7割くらいにしておく。つまようじで口を閉じる。
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④.②の煮汁が沸騰したら弱火にして、いかを入れ、アルミホイルの落し蓋をする。20分煮たらひっくり返し、さらに20分煮る。
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⑤.そのまま冷やしたら、切って煮汁をかけて完成(粗熱を取ってから冷蔵庫でも可能。冷ますことで味が染み込む)。
お好みで生姜やねぎを添えてもよい。
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いかに詰める具材は、もち米のほかお好みでOK。詰める作業を親子一緒で行なうのも楽しそう!
なお、煮ている間にもち米がふくらむので詰めすぎないのがポイントです。
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