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料理家・村山瑛子先生と番組アナウンサーが地元農産物生産者たちを訪ねて、おいしい食材と人とのつながりを紹介する『とれたて! えいっとレシピ』。
今回のテーマは『おけさ柿』。「おけさ柿の里」と呼ばれている佐渡市の羽茂地区にやってきました。
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冒頭シーンで『おけさ柿』を手にした村山先生が「すごい大きくてツヤツヤですね!」と絶賛すれば、飛田アナも「形が均一できれいですね」とコメント。
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今から90年前の昭和7年、羽茂地区に初めて木が植えられ、現在JA羽茂管内では約400軒の生産者さんが栽培。『“まるは”おけさ柿』のブランド名で販売されています。
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この地元が誇る特産品を使って、村山先生が作ったレシピはスイーツ。それも、切る・レンジでチンする・混ぜる・冷やす…と超簡単! それでいて映えるビジュアルと上品な味わいの一品です。
後半の『知っトク情報』では、JA羽茂『“まるは”おけさ柿』の特徴や店頭での選び方などを紹介します。
おけさ柿の丸ごとチーズケーキ
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●材料(2人分)
おけさ柿…2個(食べ頃のもの)
クリームチーズ…50g
プレーンヨーグルト…50g
グラニュー糖…15g
レモン汁…小さじ1
パウダー寒天…小さじ1/2弱
※寒天はレンジ対応のものを使用しました。非対応のものはパッケージに沿ってご使用ください。
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●作り方
(1).柿の上部を切り落とす。実の部分を1cmほど残して、中身をスプーンなどでくり抜く(実の方に十字に軽く切り込みを入れるとくり抜きやすい)。 柿の皮をむく。
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(2).クリームチーズをレンジ(600W)で20秒かけてグラニュー糖を加えて練っておく。ヨーグルト、レモン汁も加えてよく混ぜる。
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(3). 水70mlにパウダー寒天をふるい入れて混ぜ、レンジ(600W)で3分加熱をしてよく混ぜて溶かす。
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(4).(3)を(2)に入れてよく混ぜたら、(1)の柿に流し入れて冷蔵庫で冷やし固める。好みの大きさにカットして完成。
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また、くり抜いた柿を使って柿ジャムが作れます。
作り方はグラニュー糖とレモン汁を加えてよく混ぜるだけ。その後、15分ほど置いておくか、時間がない場合は鍋に移して加熱すれば完成です。
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クリームチーズとともにクラッカーに添えて食べてもおいしいですし、使い方はいろいろ。
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今回は火を使わずとっても簡単なうえ、短時間でできるレシピでした。ぜひ試してみて!
JA羽茂『“まるは”おけさ柿』知っトク情報
ここからは今回取材したJA羽茂『“まるは”おけさ柿』について、知っていると役に立つ情報をお届けします。
●特徴は?
『おけさ柿』には刀根早生(とねわせ)と平核無(ひらたねなし)の2品種があります。
どちらも種がないため食べやすく、口の中でとろけるような食味とまろやかな甘みが特徴です。
そしてJA羽茂から出荷されるおけさ柿は『“まるは”おけさ柿』の名称で販売しています。
色よし、味よしと品質に定評があり、令和元年には天皇の即位に伴う大嘗祭へ供納されました。“まるは”マークは「品質に自信あり」の証ですね。
![番組冒頭シーンから登場していただいたJA羽茂 営農課 指導販売係 小田さん](https://tjniigata.jp/assets/uploads/2022/10/596e7a9d2439ca5d01ed7816047dc7cc-760x507.jpg)
●旬の時期は?
収穫・出荷は10月上旬~11月中旬。取材時はまさに最盛期でした。
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●どこで販売しているの?
県内スーパー各店で販売しています。
なお、JA羽茂『“まるは”おけさ柿』は県内の約6割のシェアを誇り、関東や関西でも販売されています。
●店頭で選ぶポイントは?
色づきがよくハリがあるものを選びましょう。
なお、出荷直後は食感が硬めなので、とろける食感を楽しみたい方は数日おいてから食べるとよいでしょう。
祖父の後を継ぐため羽茂へUターン。これからの『“まるは”おけさ柿』を背負う若手のホープ!
今回の「とれたて! えいっとレシピ」では、『“まるは”おけさ柿』を生産する金子さんとJA羽茂 営農課 指導販売係 小田さんに登場していただきました。
![生産者の金子さん(写真中央)と奥様(その右)、そしてJA羽茂の小田さんの5人で記念撮影!](https://tjniigata.jp/assets/uploads/2022/10/1267b67011fb303950c94a2a78ff1029-760x507.jpg)
圃場は結構な斜面ですが、南向きで日光がよく当たるため栽培に適しているそうです。
現在、550本くらい栽培しており、1本から採れる数はおおよそ400個。ということは全部で20万個以上! すごい数ですね。
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そもそも金子さんはお祖父さんの後を継ぐため3年前に羽茂に帰ってきました。それまでは神奈川県で公務員として勤めていたそうです。
圃場にはお祖父さんが約70年前に植えた木(下写真)があり、今でも大きな実がなっています。「毎年きちんと管理して大切に栽培すれば100年以上はもつと思います」と金子さん。
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栽培は冬に行なう枝の剪定から始まり、春の草刈り、春から夏にかけてつぼみを間引く摘蕾(てきらい)、実を間引く摘果(てきか)など多岐に渡ります。
大変な作業もありますが、おいしい柿を作るため丹精込めて作業しています。
なお、収穫したものは選果場に運んだのち、炭酸ガスによる脱渋が行なわれます。そしてキズの有無など厳しい検査や規格選別を受けたのち箱詰めされ、『“まるは”おけさ柿』として出荷されます。
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一つ一つ丁寧に作られた金子さんの柿は、口に含んだ瞬間のみずみずしさや果汁感、そして濃厚な甘味が印象的でした。
お話を聞いたあと、村山先生と飛田アナは恒例の収穫体験。かぶっている帽子はJA羽茂の女性部さんが手作りしたもの。お二人とも似合ってますね。
![「枝がとてもしっかりしているんですね!」と飛田アナ](https://tjniigata.jp/assets/uploads/2022/10/38cdb6ae29f6266edf713585dd57f975-760x507.jpg)
![「ホントにキレイ! ツヤツヤですね」と絶賛していた村山先生](https://tjniigata.jp/assets/uploads/2022/10/d086690e22389aa41dec12b2bf3080f1-760x507.jpg)
さて、『“まるは”おけさ柿』の今後について、生産者の金子さんはどのような想いを抱いているのでしょうか。
金子さん「とてもおいしいので若い方々にもっと食べてもらいたいですね。そうすれば需要が増え、生産者さんが増え、地域が盛り上がっていくと思います」
一方、金子さんをはじめ生産者を支える小田さんの目標は?
小田さん「生産者の皆さまには、色よし・味よし・品質よしの『“まるは”おけさ柿』の栽培に励んでいただいておりますので、これからも大産地を維持できるよう指導していければと思っています。と同時に、高齢化と後継者不足という課題に向け、もっと魅力をPRしていきたいですね」
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今がシーズン真っ盛り。スーパーの店頭で『“まるは”おけさ柿』を見たらぜひ即買を。今年も出来がよく、大玉のものが多いそうですよ。
※次回の「とれたて! えいっとレシピ“くらしに笑顔を、食卓に新潟の恵みを”」は11月26日(土)放送予定。
注目情報【JA羽茂『“まるは”おけさ柿』をプレゼント】
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NST新潟総合テレビ「スマイルスタジアム」番組ホームページ
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