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NSTスマスタ「とれたて! えいっとレシピ」

断面がきれい!『白いおおもの』の甘さをいかしたエビカツが完成!|料理家・村山瑛子のとうもろこしレシピ2品

毎週土曜夕方6時放送NSTスマイルスタジアム。毎月第4土曜は「とれたて! えいっとレシピ“くらしに笑顔を、食卓に新潟の恵みを”」を放送中!!  注目のレシピ&旬の食材情報を中心にお届けします。

  • 情報掲載日:2022.07.23
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

料理家・村山瑛子先生と番組アナウンサーが地元農産物生産者たちを訪ねて、おいしい食材と人とのつながりを紹介する『とれたて! えいっとレシピ』。

今回は、希少性が高いとうもろこし『白いおおもの』を求めて長岡市にやってきました。

冒頭シーンでとうもろこしの皮を剥いた村山先生と飛田アナは、真っ白な粒がびっしりと詰まっているその姿にびっくり。

村山先生・「上の方まで大きな粒がギッシリしていて、まるで真珠みたい!」
飛田アナ・「ホントに! 照り返しが美しくてキラキラしてますね」

JA越後さんとう管内で『白いおおもの』を作っている生産者はわずか一人! 激レアとうもろこしなんです。

風味や特徴、どのように作られているのかは後半でじっくり紹介するとして、まずはレシピから。

久しぶりの登場となる村山先生が、 簡単でおいしい料理を作ってくれました。

テキパキ調理する村山先生に、現場にいたスタッフからも思わず「さすが先生」「早い!」の声が漏れていました
テキパキ調理する村山先生に、現場にいたスタッフからも思わず「さすが先生」「早い!」の声が漏れていました
一方、今回は助手としてトークがメインの飛田アナ。なんだかリラックスしていました(笑)
一方、今回は助手としてトークがメインの飛田アナ。なんだかリラックスしていました(笑)

とうもろこしとエビのカツ

●材料(10個分)

とうもろこし…大3本
むきエビ…150g
はんぺん(大判)…1枚
片栗粉…大さじ4
塩…2つまみ
胡椒…適量
薄力粉…適量
卵…1個
パン粉…適量
揚げ油…適量

●作り方

(1)とうもろこしを蒸して加熱し、包丁で粒を削ぎ落としておく。エビを片栗粉小さじ1、塩1つまみ(共に分量外)で揉んで水で洗い流しておく。

(2)エビを包丁で軽く粒が残る程度に叩く。とうもろこしに片栗粉をまぶしておく。

(3).ボウルにはんぺんを入れて手で握り、細かくする。エビ、塩、胡椒を入れてよく練る。(2)のとうもろこしも入れて混ぜておく。

(4).(3)を10等分にして丸く成形する。薄力粉・溶き卵・パン粉の順に衣づけをする。熱した油で4〜5分加熱をして完成。

断面がとってもきれいなエビのカツができました。サクサク&甘味たっぷりの一品です。

とうもろこしの白和え

●材料 (作りやすい分量)

とうもろこし…1本
絹ごし豆腐…1/2丁
きび糖…小さじ1(A)
めんつゆ(3倍濃縮)…小さじ1(A)
味噌…小さじ1と1/2(A)
白すりゴマ…小さじ2(A)

●作り方

(1)とうもろこしを蒸して加熱をし、包丁で粒を削ぎ落としておく。

(2).豆腐をキッチンペーパーに包んで30分ほど重石をのせて水切りをする。ボウルに豆腐入れて泡立て器でなめらかになるまで混ぜる。

(3).(A)を入れてよく混ぜたら、とうもろこしを入れてあえる。

とうもろこしの甘味と味噌の風味が混ざった、お酒にもぴったりな白和えのできあがり。

どちらも簡単に作れるので、ぜひお試しあれ!

JA越後さんとう とうもろこし『白いおおもの』の知っトク情報

ここからは『白いおおもの』の紹介をはじめ、店頭でのとうもろこしの選び方など、知っていると役に立つ情報をお届けします。

●旬の時期は?

『白いおおもの』の収穫・出荷は7月下旬。

JA越後さんとう管内では現在、今回取材した生産者しか栽培しておらず、2022年産は4,000本限定。収穫期間もわずか10日間のみなんだとか。

●特徴は?

見た目は完全な純白で、まるで真珠の粒が並んでいるようです。

糖度は17度とシャインマスカット並みで、生のまま食べると梨のようなジューシーな甘みを味わえます。皮つきで約430g前後あり、食べ応えも十分。

なお、収穫から3日後には甘みが落ちてしまうそうです。もし出会えたら即購入して、すぐに食べましょう(笑)。

●どこで販売しているの?

「道の駅 良寛の里わしま」(長岡市島崎5713-2)でしか購入できません。

●調理のポイントは?

『白いおおもの』は生食できるので、まずは生で味わってほしいとのこと。

また、茹でずに表面を火であぶってしょう油を垂らして食べたり、パン生地に混ぜたりしてもおいしいそうです。

●店頭でとうもろこしを選ぶときのポイントは?

実がぎっしりと詰まっており隙間がなく、粒が大きくふっくらしていて揃っているものを選びましょう。

地元農家とのつながりや未来を見据えて『白いおおもの』を栽培

今回の「とれたて! えいっとレシピ」では、真っ白なとうもろこし『白いおおもの』を生産する伊藤さんと、JA越後さんとう 中部地区営農センターの近藤さんに登場していただきました。

生産者の伊藤さん(右から二番目)と、JA越後さんとう 中部地区営農センターの近藤さん
生産者の伊藤さん(右から二番目)と、JA越後さんとう 中部地区営農センターの近藤さん

JA越後さんとう管内で唯一『白いおおもの』を生産する伊藤さん。

圃場は田んぼの真ん中にポツンとあり、周囲にとうもろこし畑は一切ありませんでした。

その理由は、黄色いとうもろこしの花粉が飛んできて受粉すると、黄色い粒が混ざってしまうからだそうです。さらにハクビシンやカラスに食べられてしまうこともあるなど、『白いおおもの』を栽培するにはリスクや苦労が多いとのこと。

それでも甘くておいしいものを出荷するため労力を惜しまない伊藤さん。苗1本に対して、本来2~3本採れるところを1本しか結実させないそうです。

恒例の収穫体験後、生のまま試食した村山先生と飛田アナは、そのおいしさにとても驚いていました。

村山先生・「とてもみずみずしくてさわやかな甘さ! 噛んだ瞬間、水分のジュワッ!がすごいですね。このままでおいしい!」

飛田アナ・「シャクッとした歯ごたえで、梨とか果物のように甘いですね。いや、これはすごい!」

そもそも伊藤さんが『白いおおもの』の生産を始めたのは10年以上も前のこと。

長岡市の与板地区は米や大豆の生産者が多く、ほかにもおいしい農作物が作れないものかと研究し、同じイネ科のとうもろこし『白いおおもの』に着目。

「うまく栽培できたら地域の農家さんも作ってくれれば」という地元農業の発展も考えてのことでした。

さらに伊藤さんは田んぼを無償で提供し、近藤さんと共に地元小学校に食農教育の一環として、学校田(がっこうでん)や畑で農業指導も実施。

子どもたちに裸足で田植えを体験させるほか、機械で苗を植えたりドローンも使用したり、今の農業の姿も見せている。過去に授業を受けた子どもたちのなかには農業に興味を抱き、農業高校を受験する生徒たちも。

それはまさに伊藤さんと近藤さんが、地域農業の発展のために目指してきたことでした。

伊藤さん・「日頃から与板の先輩農家さんたちに声を掛けてもらったり、助けてもらったりしているうちに、農作物は自分ひとりではなく地域で作っているんだと実感するようになりました。地元の子どもたちにも“農業っていいな!”と、職業選択の一つになればと思っています。与板が農業で盛り上がっていくのが私の最終ゴールです」

それを受けて近藤さんも「伊藤さんをはじめ頑張っている地元農家さんたちともっと連携し、地域や次世代の方々にも農業の魅力を知ってもらい、自分もやってみたいと思ってもらえるよう頑張っていきたいと思います」と力強く語ってくれました。

将来『白いおおもの』が、もっとたくさん生産され、気軽に楽しめるようになるかもしれませんね。

※次回の「とれたて! えいっとレシピ“くらしに笑顔を、食卓に新潟の恵みを”」は8月27日(土)放送予定。

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