2021年8月にスタートした「新潟じば食ファミリープロジェクト」。
安全安心でおいしい「新潟産」をもっと楽しんでほしい。普段の生活から「地産地消」を取り入れて新潟県産、地場産を食す機会をもっと身近な光景にしたい。そんな想いからスタートしました。
今シーズンは、第1弾「にいがた和牛」、第2弾「いちじく」、第3弾「れんこん」、第4弾「切り餅」の4つをピックアップ。
それぞれで、飲食店で実施する期間限定メニュー編(外食編)と、カンタンおうちレシピ編(内食編)があります。
今回は、新潟県産切り餅『カンタンおうちレシピ』編です。
※記事の最後に、新潟市内の人気飲食店10軒が提供する『期間限定メニュー』編へのリンクがあります。
新潟県産切り餅について学ぼう
おいしさはもちろん、高効率なエネルギー食
普段食べるごはん(うるち米)が精米されて半透明なのに対し、もち米は白く不透明。主要成分であるでんぷん(アミロペクチン)が多く、粘り気が強いのが特徴です。
新潟県産もち米の代表的品種は「こがねもち」。もち米の最高級の品質を誇ります。餅にした際のコシや伸び、舌触りの滑らかさ、もっちりとした歯ごたえが特徴で、餅に最適な米とされています。
そして、切り餅のすぐれている点は手軽さ。時間がない時や食欲がない時でも食べやすく、さまざまなアレンジをして食べることができます。今回、切り餅のトップメーカー・サトウ食品新発田工場に行って、お話を聞いてきました。
サトウ食品株式会社 経営企画部 浅川梨乃さん
——切り餅のすぐれた点は?
浅川さん・「手軽に食べられるほか、アスリートやスポーツ愛好家にとってもメリットがたくさんあります。持久力系スポーツでバテない身体をつくるため、そのカギである糖質を効果的に摂る食事を、餅を通して実践する“餅カーボローディング”というものがあります。餅にはごはんの約1.4倍の糖質(=エネルギー源)が凝縮されているため手軽に効率よく摂ることができ、それらは筋肉や肝臓にグリコーゲンとして蓄えられ、走り続けるための持久力になります。腹もちがいいのが特徴で、消化のよい食べ方などレシピの幅も広く、実際に多くのランナーが餅カーボローディングを実践しています」
——「サトウの切り餅」こだわりとは?
浅川さん・「『パリッとスリット』という餅の上面にスリットを入れることで、ふっくらキレイに焼きあがります。また、個包装のフィルムには『ながモチフィルム』を採用しており、およそ2年間おいしく召し上がっていただけます」
——おいしさの秘密を教えてください。
浅川さん・「すべて自社精米のもち米から製造し、実際に杵と臼で餅つきを行なっているので、適度な弾力のあるおいしい餅に仕上がります。また、餅をつく回数なども気温や湿度によって調整しています」
カンタンおうちレシピを作ろう!
今回、新潟県産切り餅でレシピを作ってくれたのは、新潟市江南区にあるイタリア料理&バールたんと亀田店。女性を中心に人気のこちらのお店が考案してくれたのは、切り餅を使ったパンピザ。
切り餅とチーズが混ざり合いもっちり&トロ~リ! 食べた瞬間、餅とチーズの相性の良さにきっと驚くはず。
レシピ考案:イタリア料理&バールたんと亀田店
シェフ・鈴木さん
『切り餅のパンピザ』
●材料 (6枚分)
切り餅…2個
バゲット…厚さ1.5cm×6枚分
※食パンでも代用可
シュレッドチーズ…72g(1個あたり12g)
オリーブオイル…大さじ1
大葉…3枚
【ソース(3種類)】
明太マヨネーズ…適量
食べるラー油…適量
海苔の佃煮…適量
●作り方
①バゲット・切り餅・大葉を切る。バゲットは1.5cm幅に、切り餅は1つを12等分に、大葉は千切りにする。
②バゲットに3種類のソース(明太マヨネーズ/食べるラー油/海苔の佃煮)を塗る。
③その上にカットしておいた切り餅を重ならないようにのせる。バゲット1枚に4つが目安。
④シュレッドチーズをのせてトースターで焼く。チーズがとろけたらOK(260度の場合3~4分程度)
⑤オリーブオイルをかけ、大葉をのせて完成。
今回は3種類のソースで作ってみたけど、和洋中なんでもいけそう。「切り餅+チーズ」って名コンビかも!
なお、とても簡単なレシピですが、バゲットの端が焦げやすいのでご注意を。
新潟県産切り餅
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なお、新潟県産切り餅を使った人気飲食店の『期間限定メニュー』編は、下のリンクをクリック!