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料理家・村山瑛子先生と番組アナウンサーが地元農産物生産者たちを訪ねて、おいしい食材と人とのつながりを紹介する『とれたて! えいっとレシピ』。
今回のテーマは、洋風でおしゃれなイメージのある緑黄色野菜「プチヴェール®」。県内ではJA新津さつきが、新潟市秋葉区エリアで栽培に力を入れています。
※プチヴェール®は株式会社増田採種場の登録商標です。
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取材当日は超極寒! 強風とあられに見舞わられるなか圃場で取材が行なわれました。そんな悪天候でも、慣れた手つきで収穫作業を行なう生産者さんが印象的でした。
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さて、プチヴェール®については後ほど『知っとく情報』で詳しく紹介するので、まずは早速レシピをご紹介!
今回、村山先生はリモート出演だったので、飛田アナが久しぶりにひとりで作ってくれました。
下の写真は、調理中に社交ダンスの練習をしているわけではありません(笑)。イメージトレーニングです。何なのかは記事を読み進めれば分かりますよ!
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プチヴェール®のかき揚げ丼
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●材料(2人分)
プチヴェール®…40g
玉ねぎ…1/6個
かまぼこ (白)…50g
塩…2つまみ
薄力粉…大さじ4
氷水…大さじ2
天丼つゆ…適量
ごはん …2人分
揚げ油…適量
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●作り方
(1). プチヴェール®の外葉をとって、外葉は3等分、 中は半分に切る。玉ねぎは薄切り、 かまぼこは5mm幅に切って薄切りにする。
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(2). 全体を合わせて塩を入れて混ぜる。 半量を別のボウルに取り出し、半量の薄力粉を全体に混ぜる。 全体に粉が混ざったら半量の氷水を加えてサックリ混ぜる。
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(3). 鍋に2cmほど油を180℃くらいに熱して、一度火を弱める。 (2)をスプーンなどでそっと入れ、火を再び中火にして1分半ほど加熱する。最初の40秒は触らない。
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(4). カリッとしたらひっくり返し、30秒から1分揚げてカリッと揚がったらしっかりと油を切って完成。 同様にもう一枚揚げる。 器にごはんをよそって、つゆを少しかける。 揚げたかき揚げをのせてつゆをかけて完成。
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油で揚げるシーンで、最初は不安そうな飛田アナでしたが、事前のイメージトレーニングが功を奏して、きれいに作ることができました。
プチヴェール®の食感をいかしたサクサクのかき揚げ丼は絶品ですよ!
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プチヴェール®のお吸い物
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●材料 (2人分)
プチヴェール®…3個
あさり…80g (塩抜きをしてしっかりと洗ったもの)
だし汁…400ml (水400ml と顆粒だし小さじ1/2でもよい)
薄口醬油…小さじ 1/2
塩…小さじ1/4~
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●作り方
(1).プチヴェール®を半分に切る。
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(2).鍋にだし汁、あさりを入れて火にかける。 沸騰したらプチヴェール®を入れて3分加熱する。 薄口醤油塩で味をととのえて完成。
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プチヴェール®とあさりのうまみは相性ぴったり。簡単に作れるので、ぜひチャレンジしてみてください!
JA新津さつき産「プチヴェール®」の知っトク情報
ここからは今回取材したJA新津さつき産のプチヴェール®について、知っていると役に立つ情報をお届けします。
●プチヴェール®とは?
芽キャベツとケールを掛け合わせてできた日本(静岡県)生まれの野菜。プチヴェール®とはフランス語で「小さな緑」という意味です。
県内で産地として栽培に取り組んでいるのは、JA新津さつき管内の新潟市秋葉区だけなんです。
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●旬の時期は?
夏に定植し、11月下旬頃から収穫が始まります。12月上旬から4月上旬まで出荷されます。
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●見た目や風味の特徴は?
主に葉の付け根にできる緑色の花のような形の脇芽を食べます。くせのない味で、ザクザクとした食感が特徴。寒さにあたると甘くなるので、新潟での栽培に適しています。
また、栄養価も高く、栄養機能性食品として認定されています。
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●どこで購入できるの?
ベジらンドにいつ(新潟市秋葉区新津東町3-9-26)、新鮮組(新潟市秋葉区川根438)、農家の店(新潟市秋葉区北上2040)で購入することができます。
県内産は生産量が限られているので見かけたらぜひ食べてみてください。
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●店頭で選ぶポイントは?
緑色が鮮やかで、大きさが10cm以内のものを選ぶとよいです。大きすぎるものは固いですよ。
●調理のポイントは?
加熱すると甘みが増します。好みの硬さに合わせて茹で時間を調整してください(3~4分位)。
厳しい寒さのなかでの取材も、母娘の強い絆に心がほっこり!
今回の「とれたて! えいっとレシピ」では、新潟市秋葉区でプチヴェール®を生産する湯田清香さんと、義理娘の麻江さん、そしてJA新津さつき 営農経済部 西部営農経済センターの永井さんに登場していただきました。
![生産者の湯田清香さん(写真左から二番目)と麻江さん(写真右から二番目)、JA新津さつき 営農経済部 西部営農経済センターの永井さん](https://tjniigata.jp/assets/uploads/2022/01/d12e66f32321d96b0f1462db226556a6-760x507.jpg)
麻江さんは結婚を機に農業を始めました。今では、「もう、なんでも任せられます」と清香さんが語るほど。お二人は実の母娘のように仲よしで、作業の息もぴったり。
冒頭で述べたように、取材当日は時折あられが降り、強風にさらされる悪天候。しかし全く動じることなくテキパキと収穫作業していました。むしろ「寒いとプチヴェール®が甘くなって良いですよ」と余裕のコメント。
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まだ食卓には珍しい存在といえるプチヴェール®。読者のなかには「こんな風に作っているんだ⁉」という方も多いのでは?
おいしく育てるには追肥をはじめ、しっかりとした木に育てることが重要。そして収穫に向けて重要なのが「葉かき」と呼ばれる作業。
葉かきとは芽の周辺の葉を落としていくこと。葉かきにより芽に日光が当たり、成長が促されます。
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今回も、飛田アナは恒例の収穫体験と生試食を行ないました。
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飛田アナ「甘い! 濃いうまみを感じますし、噛んでいくとじんわりと甘くなってきておいしいですね。真冬に元気が出そうな、緑の濃さを感じます」
厳しい寒さのなか、元気に育つJA新津さつき産のプチヴェール®。今後、永井さんはどのように生産者さんたちを支えていくのでしょうか。
永井さん「現在、生産者さんが少ないのですが、とてもおいしいプチヴェール®を作ってくださっています。今後は生産者さんが頑張っている姿を消費者の方々に伝えていきたいと思います」
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そして今回、最も印象的だったのが、寒空のなか収穫に励む母娘の姿。まるで実の親子のようなお二人でした。お互いどんな存在なのでしょうか。
「息子はいいお嫁さんをもらってくれました。それはもう、麻江さんには本当に感謝、感謝です」と清香さん。そのコメントに思わずほろっとしていた飛田アナ。
それを受けて「実の母以上に私を支えてくれますし、ありがたくて、いつも感謝の気持ちでいっぱいです」と麻江さん。
寒さに耐えてすくすく育つプチヴェール®。今回とても寒いなかでの取材でしたが、心はとても温まりました。
※次回の「とれたて! えいっとレシピ“くらしに笑顔を、食卓に新潟の恵みを”」は2月26日(土)放送予定。
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