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NSTスマスタ「とれたて! えいっとレシピ」

『越の雫』をまるごと包んだクレープの甘さとつぶつぶ感に感動!|料理家・村山瑛子の映えるいちじくレシピ

毎週土曜夕方6時放送NSTスマイルスタジアム。毎月第4土曜は「とれたて! えいっとレシピ“くらしに笑顔を、食卓に新潟の恵みを”」を放送中!!  注目のレシピ&旬の食材情報を中心にお届けします。

  • 情報掲載日:2021.09.25
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。
村山先生がスマイルスタジアム20周年を記念したプレートを作りました!
村山先生がスマイルスタジアム20周年を記念したプレートを作りました!

料理家・村山瑛子先生と番組アナウンサーが地元農産物生産者たちを訪ねて、おいしい食材と人とのつながりを紹介する『とれたて! えいっとレシピ』。

今回のテーマは「いちじく」。

最近は美容効果も話題で、女性たちに注目されていますよね。

県内でいちじくといえば、JA越後中央の人気ブランド『越の雫』がおなじみ。県内出荷量のおよそ7割を占めているそうです。

番組冒頭シーンで試食した飛田アナは、「ジュワ〜っと水分が溢れ出てジューシーです。そして上品な香りと風味。自然でやさしい甘さ…おいしいです! つぶつぶとした食感もいちじくならでは!」と大満足の様子。

さて、今回のレシピは、いちじくの断面が鮮やかに映えるクレープ。村山先生のリモート指示により、飛田アナが皮から上手に作ってくれました。

ちなみに、いちじくを漢字で書くと「無花果」。“花のない果実”と書きますが、なんと実の中にあるつぶつぶが花なんです。皆さん、知っていました?

後半には『越の雫』の特徴や店頭で選ぶコツ、保存方法など、お役立ち情報もあるので、そちらもチェック!

それではレシピの紹介からいってみましょう。

いちじくのクレープ

●材料(5~6個分)

いちじく…6個

【生地】
薄力粉…100g
砂糖…25g
牛乳…200ml
卵…2個
溶かしバター…15g

【クリーム】
生クリーム…200ml
マスカルポーネチーズ…100ml
砂糖…大さじ5~6
ラム酒…小さじ1
塩…軽くふたつまみ

いちじくのジャム…適量
サラダ油…適量

●作り方

(1).【生地をつくる】ボウルに薄力粉と砂糖を入れて泡立て器で混ぜる。牛乳・卵を混ぜて卵液を作る。

(2).卵液に(1)の粉類を少しずつ入れてその都度よく混ぜる。最後に溶かしバターも入れて混ぜたら、ザルでこし、冷蔵庫で最低30分冷やす。

(3).フライパンを熱して油をしき、フライパンが温まったら余分な油をキッチンペーパーで拭き取る。(2)をお玉で1杯ほど流し、フライパンを傾けて均一な丸型にする。

(4).両面が焼けたらお皿に出して冷ます。クレープは乾かないように固く絞ったキッチンペーパーとラップをかける。

(5).【クリームを作る】生クリームは砂糖を入れてボウルに氷水を当てながら9分立てにする。残りの材料を入れて再び泡立てる。

(6).【組み立てる】クレープの中心に生クリームを四角くのせる。中心にいちじくのジャム大さじ1、いちじくを丸ごとのせる。上にも生クリームをのせてクレープで包む。全体をラップで包んだら冷蔵庫で1時間以上休ませる。

主役のいちじくは皮までおいしいので、そのままイン! 甘みを抑えたクリームが『越の雫』のおいしさを引き立てています。さすが村山先生!

簡単に作れて映える一品。ぜひお皆さんも試しあれ!

JA越後中央のいちじく『越の雫』知っトク情報

さて、ここからはJA越後中央が誇るいちじく『越の雫』について、知っていると役に立つ情報をお届けします。

●『越の雫』という名前の由来は?

JA越後中央のブランドいちじく『越の雫』は、名称を一般募集して決定しました。

いちじくの形が雫に似ていること。そして雫が朝露の新鮮なイメージとリンクするところから命名されました。

●旬の時期は?

8月下旬~11月上旬です。まさに取材した頃はシーズン真っ只中でした。

●見た目や風味の特徴は?

つぶつぶとした食感とジューシーな甘さが特徴です。

初めて『越の雫』を食べたとき、「昔食べたいちじくのイメージとまったく違う!」「とてもおいしい!」と言う方もたくさんいるそうです。

ブランド農産物として、厳しい選別基準に合格したものだけが『越の雫』の名で出荷されます。

●『越の雫』はどこで購入できるの?

JA越後中央農産物直売所「越王の里」(新潟市西蒲区竹野町2435-1)や、JA越後中央農産物直売所「よりな~れ燕いち」(燕市東太田2458-1)をはじめ、県内スーパーなどで購入することができます。

ちなみに県内のみならず、宮城・福島ほか東北や、東京などにも出荷され、県外でも高く評価されています。

●店頭で選ぶポイントは?

皮にハリがあり、全体的に赤褐色に色づいたものを選びましょう。

触ってみて柔らかいというのも選ぶポイントですが、傷みやすいので店頭では触らないのがマナーです。

●調理のポイントは?

甘みを生かしたデザートとして、カンロ煮やジャムなどにするのがおすすめ。

また、調理によっては食卓のおかず(天ぷらや春巻き)にもなりますよ。

●鮮度を保つ保存方法は?

冷蔵庫で保管するのが良いですが、1~2日で食べた方がよいでしょう。

外敵や収穫タイミング、扱いの難しさなど、いちじくはとてもデリケートな作物でした

今回の「とれたて! えいっとレシピ」では、新潟市西区で『越の雫』を生産する佐野さんとJA越後中央 巻営農センターの大谷さん、今年入組したばかりの福田さんに登場していただきました。

生産者の佐野さん(写真左から二番目)とJA越後中央の大谷さん(写真右から二番目)、福田さん
生産者の佐野さん(写真左から二番目)とJA越後中央の大谷さん(写真右から二番目)、福田さん

いちじくは水を好む作物ということもあり、田んぼが多いこの地域では、水を入れやすい環境や設備をいかして米から転作する生産者さんが増えているそうです。

圃場のなかは葉が生い茂っていますが、肌が弱い人の場合、触れただけでかぶれてしまったり、収穫の際切った断面から出る白い汁に触れてかぶれてしまう人もいたり、気をつけなければならないことが多いとか。

さらに生産者を悩ませるのがアザミウマという虫の存在で、いちじくのハトメ(実の下の部分)から密を吸うそうです。

実は、圃場の四方を囲む赤いネットはアザミウマを寄せ付けないための予防策。

さらに、いちじくは柔らかいため手で一つひとつ収穫する必要があるうえ、収穫タイミングが一日遅れただけで出荷できないくらい熟してしまうこともあるそうです。

それにバナナや洋なしのように追熟できないので、早めに収穫することもできません。

とてもデリケートやフルーツなんですね。

その上で、色づきやキズ、ハトメの裂け具合など厳しい検品をクリアした高品質なものだけに『越の雫』の名前が与えられるんですね。

収穫体験をする飛田アナ
収穫体験をする飛田アナ

さて、今回登場した皆さんにこれからの目標について聞いてみました。まずは生産者の佐野さんから。

佐野さん・「県内はもちろん、県外に暮らす方にも“新潟にこの時季、おいしいものはありますか?”と聞かれたとき、真っ先に“『越の雫』です”と言われるよう努力していきたいと思います」

一方、大谷さんと福田さんは?

大谷さん・「佐野さんをはじめ生産者の皆さんが心を込めて作ってくれたいちじくなので、より多くの方々に食べていただけるようサポートしていきたいと思っています」

そして、今年1年目の福田さんは?

福田さん・「自分にできることはまだ少ないのですが、生産者の皆さんから学ぶことが多いので、コミュニケーションを大切にして信頼されるような存在になりたいです」

生産者が増えているJA越後中央のブランドいちじく『越の雫』。これからさらに身近な存在になっていくはず。ぜひ、今回の映えるクレープを作ってみてくださいね!

※次回の「とれたて! えいっとレシピ“くらしに笑顔を、食卓に新潟の恵みを”」は10月23日(土)放送予定。

注目情報【JA越後中央産「越の雫」をプレゼント】

●JA越後中央より「越の雫」(1箱4パック入り)を5名様にプレゼント! 詳しくは下記「スマイルスタジアム」WEBサイトのプレゼントページへ。

NST新潟総合テレビ「スマイルスタジアム」番組ホームページ

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