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NSTスマスタ「とれたて! えいっとレシピ」

色濃く香り立つ中之島・見附地域のニラをカリっとした饅頭に|料理家・村山瑛子のニラレシピ

毎週土曜夕方6時放送NSTスマイルスタジアム。毎月第4土曜は「とれたて! えいっとレシピ“くらしに笑顔を、食卓に新潟の恵みを”」を放送中!!  注目のレシピ&旬の食材情報を中心にお届けします。

  • 情報掲載日:2021.08.28
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

料理家・村山瑛子先生と番組アナウンサーが地元農産物生産者たちを訪ねて、おいしい食材と人とのつながりを紹介する『とれたて! えいっとレシピ』。

今回のテーマは「ニラ」。

県内産シェアの約9割を占めているJAにいがた南蒲産のニラを求めて、JAにいがた南蒲 中之島・見附地域にやってきました。

取材開始は、なんと朝4時半!

ニラの葉は気温が高くなるとしおれてしまうため、朝のうちに収穫して出荷します。

そのため今回は早朝からのスタートだったんです。

シャキッと立ったニラの圃場で飛田アナは恒例の収穫を体験。

切り口から垂れる水分を見て、「したたってる! すごい水分ですね!! これ、飲んでみてもいいですか?」と飛田アナ。…この展開は大丈夫かっ!?

飛田アナ・「うおっ、ほっほっほ~!! ニラ凝縮ですね! 香りが強い! 目が覚めました。口の中が餃子30個食べたあとのような感じです(笑)」

というわけで今回は新鮮なニラを使用したレシピです。ニラを主役にどんなレシピを作ってくれたのでしょうか。

村山先生はリモート出演のため、飛田アナがひとりで作りました。

そして「知っとく情報」では、JAにいがた南蒲産のニラの特徴のほか、お店での選び方や保存方法などを紹介しています。

ニラ饅頭

●材料(20個分)

ニラ…1/2束(60g)
豚挽き肉…140g
むき海老…100g
ライスペーパー…10枚
生姜・にんにく(みじん切り)…各1片
片栗粉…大さじ1(A)
酒…小さじ2(A)
醤油…大さじ1/2(A)
胡麻油…小さじ1(A)
塩…小さじ1/3(A)
きび糖…小さじ1/2(A)
こしょう…少々(A)
サラダ油…大さじ1(A)
カラシ酢醤油…適量

●作り方

(1).豚ひき肉に(A)を入れてよく練る。次に使うまで冷蔵庫へ入れておく(餃子などのタネは冷蔵庫で休ませると味がなじんでおいしい)。

(2).ニラを5mm幅に切る。海老は粗めに刻み、ニラ・生姜・にんにくと一緒に(1)に混ぜる。次に使うまで冷蔵庫へ。

(3).ライスペーパーを半分に切る。フライパンにぬるま湯を用意してライスペーパーを5秒つける。取り出したらクッキングシートの上にのせる。

(4).20等分にした肉だねをのせて巻く。巻き終わったものはクッキングシートをのせたパッドにのせる(ライスペーパーはくっつきやすいので注意)。

(5).フライパンに油を熱して両面を弱めの中火でカリッとするまで焼く。蓋をして2分加熱したら揚げ網にのせて完成。お好みでカラシ酢醤油をかける。

できたてはカリカリして最高においしい! ご飯のおかずはもちろん、ビールにも合いそうですね。

JAにいがた南蒲産の『ニラ』知っトク情報

さて、ここからはJAにいがた南蒲産の『ニラ』について、知っていると役に立つ情報をお届けします。

●旬の時期は?

5月中頃~10月中下旬です。ニラは気温が暖かいときによく伸びるそうです。

●見た目や風味の特徴は?

JAにいがた南蒲産のニラは、葉の色が濃く、茎が太いのが特徴です。

収穫後すぐに予冷しているため、消費者に鮮度の良いニラを届けることができるんです。

●店頭で選ぶポイントは?

新鮮なニラは葉の色が濃く、香りの強さが特徴です。葉の幅が広く、厚みがあるものを選びましよう。

炒め物に使用するときは茎が太いニラがおすすめ。歯ごたえや食感が良いですよ。

●どこで購入できるの?

JAにいがた南蒲 農産物直売所 ただいまーと(三条市福島新田丁634)で入手することができます。

●鮮度を保つ保存方法は?

早めに食べるのが一番良いですが、保管するときはビニール袋に入れ、冷蔵庫の野菜室に立てて保管しましょう。

また、使いやすい長さに切って保存袋に入れて冷凍保存しておけば、凍ったまま炒め物やスープなど、すぐ使うことができます。

●調理のポイントは?

生または軽く火を通す程度にすると食感が良いです。

香りを楽しむ場合は、火をよく通すとニラの香りが全体にいきわたります。

地元農業の発展を願う生産者とニラ研究を重ねるJA職員が二人三脚で活動

今回の「とれたて! えいっとレシピ」では、JAにいがた南蒲 中之島・見附地域でニラづくりを行なう農業法人 今町かぐら舎の斎藤さんと、JAにいがた南蒲 南営農センター 園芸特産課の長谷川さんに登場していただきました。

生産者の斎藤さん(写真中央)とJAにいがた南蒲の長谷川さん
生産者の斎藤さん(写真中央)とJAにいがた南蒲の長谷川さん

この地域では約30年ほど前からニラ栽培が行なわれていますが、斎藤さんは昨年始めたばかり。

ニラは種から植えて収穫できるようになるのは2年目から。つまり今年が初出荷。

それまで米や枝豆、とうもろこしなどを作っていましたが、ニラは米生産の合間に作れることや価格が安定していることもあり、長谷川さんに勧められてスタートしました。

雑草取りや刈り取りなど、手で行なう作業が多くて大変なんだとか。なかでも手間が掛かるのが、余計な葉を切り落とす選別作業。

しかし、JAにいがた南蒲と長谷川さんのバックアップもあり、「そぐり機」という専用機械を導入してもらったため作業を大幅に軽減できたそうです。

斎藤さん・「手で1本1本、余計な葉を落としていくのはとても大変なので本当に助かります。もし、この機械がなければニラ生産に参入していなかったかもしれません。長谷川さんのおかげです」

斎藤さんにとってなくてはならない存在の長谷川さんですが、実は当の本人は個人で農業試験場をつくり、自費でニラ研究を行なっているというからすごい。

長谷川さん・「冬にニラを出荷してみたくてハウス栽培の研究も行っています。…趣味みたいなものですけど(笑)」

得たデータは県の機関に提供するなど、連携しながら研究を進めています。これはもはや趣味の域を越えて研究家といえるのでは!? ニラへの情熱が熱いですね。

まさに二人三脚でニラ生産を行なうお二人。これからの夢や目標はなんでしょう?

斎藤さん・「私たちの『今町かぐら舎』は地元の農業が衰退しないよう、より発展していくために立ち上げた会社です。でも今はまだ畑に喩えると“土作り”の段階なんです。きちんと土作りをしてから若手にバトンタッチしたいですね。そのためにもニラのような特産品を作って、JAさんと協力しあいながら広めていきたいと思っています」

一方、その言葉を受けて長谷川さんは?

長谷川さん・「生産者の皆さんをバックアップして、県内のどこのスーパーに行っても、JAにいがた南蒲産の新鮮なニラが手に入るようにしたいですね」

これからJAにいがた南蒲産のニラを目にすることがますます増えていきそうですね。

※次回の「とれたて! えいっとレシピ“くらしに笑顔を、食卓に新潟の恵みを”」は9月25日(土)放送予定。

注目情報【JAにいがた南蒲産のニラとかぐら米をプレゼント】

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NST新潟総合テレビ「スマイルスタジアム」番組ホームページ

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