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新潟ロケ地FILE

【新潟ロケ地FILE Vol.36】オール長岡ロケ! 長岡市出身の五藤利弘監督作品。長岡市の自然豊かな風景が数多く登場します

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  • 情報掲載日:2021.06.17
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

 

「月刊にいがた」さんで現在、コラム連載をさせて頂いております、田中です。毎月、新潟ロケ作品を1本ずつ、ロケのエピソードとともに紹介させて頂きたいと思っております。

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●そもそも田中さんって??
「新潟ロケ」と言ったらこの人、田中克典(たなかかつのり)さん。
元新潟県フィルムコミッション協議会コーディネーター。
現在は、東京フィルムコミッション 東京ロケーションボックスに勤めており、
東京でのロケ誘致や撮影支援に携わる業務を行なっている。

田中さんは業界にも太いパイプを持ち、新潟県FC時代は、新潟県内のロケ誘致で大活躍。趣味はもちろん映画鑑賞。あとはレトロ建築物探索。新潟県出身かと思いきやまさかの関西人です。

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小学5年生の時に黒澤明監督の『椿三十郎』を観て、「映画を撮りたい!」と思ったという長岡市出身の五藤利弘監督。小学生で映画監督になりたいと思って、夢を叶えるなんてすごいな〜。

彼は地元を拠点とした映画制作にこだわっており、劇場デビュー作である『モノクロームの少女』の舞台はもちろん長岡市。吉本興業主催の映画祭での企画で制作された『雪の中のしろうさぎ』は十日町市が舞台。そして今回紹介する『ゆめのかよいじ』の舞台も長岡市栃尾。さらにオール新潟(長岡)ロケです! 昔ながらの木造校舎や長岡市栃尾の美しい原風景が郷愁を誘う作品となっています。

 

Ⓒ2012「ゆめのかよいじ」製作委員会
Ⓒ2012「ゆめのかよいじ」製作委員会

 

この作品は、1987年に少年画報社のコミック誌『ヤングキング』で連載された大野安之氏の同名コミックを実写映画化したもの。大好きな父がこの世を去り、東京から田舎に引っ越してきた孤独な少女が、時を越えてさまよう少女との交流を通して再生していく姿をファンタジックに描いています。

【あらすじ】
夏休み明け、父親を亡くした孤独な少女・真理は、東京から新潟の山間部の高校に転校してくる。昔ながらの木造校舎や雄大な自然に癒やされた彼女はある日、数十年にわたり木造校舎をさまよう少女の精霊・梨絵と出会う。真理と梨絵の奇妙な交流が続いていくなか、真理のクラスメート中島は、真理の不思議な行動に不安を覚える…。

 

オール新潟(長岡)ロケということもあり、とにかくいろんな場所で撮影が敢行されました。

名水百選で有名な杜々の森湧水公園、長岡市街を一望できる八方台長岡市一之貝集落のバス停長岡市来伝地区の古民家長岡市和島の旧田島小学校(現在は一部改装され、レストラン、和島トゥー・ル・モンドとして営業)など、長岡市の自然豊かな風景が数多く登場します。

旧栃尾市内を流れる刈谷田川では、この地に伝わるお盆の民俗行事である「七日盆の石積み」も撮影しました。川が街なかにある栃尾ならではの風習なので、このシーンには注目です!

 

長岡市一之貝集落のバス停
長岡市一之貝集落のバス停
杜々の森名水公園での撮影風景
杜々の森名水公園での撮影風景

主なロケ地マップ

 

この作品を映画化するにあたり、栃尾商工会や住民、役所や長岡ロケなびの皆さんに手厚い支援をしていただきました。中越地震の再現シーンでは、震災の炊き出しを、実際に被災された方々がエキストラ参加して撮影したり、消防団が消防車まで出してくれたり───「数えきれないほどの応援をもらい、感謝でいっぱいです」と五藤監督は話します。

そんな彼の最新情報。
映画『ほうきに願いを』が順次公開予定です。
新潟で公開された際にはぜひ鑑賞してみてください。

中越地震での炊き出しの再現シーン。実際に被災された方々ということもあり、臨場感あふれる撮影現場となりました
中越地震での炊き出しの再現シーン。実際に被災された方々ということもあり、臨場感あふれる撮影現場となりました

『ゆめのかよいじ』を観たい方はDVDで!

●新潟ロケ地
長岡市栃尾、長岡市和島 ほか

●作品
『ゆめのかよいじ』(2013年公開)

監督:五藤利弘
出演:石橋杏奈/竹富聖花/白石隼也/大桃美代子 ほか
発売・販売元:ポニーキャニオン
価格:DVD4,180円

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