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毎週土曜夕方6時から放送中のNSTスマイルスタジアム。毎月第4土曜には、料理家・村山瑛子先生と番組アナウンサーが地元農産物生産者たちを訪ねて、おいしい食と人とのつながりを紹介する人気コーナー『とれたて!えいっとレシピ』が放送されています。
今回のテーマは、JA新潟市の『南浜メロン』。
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メロンといえば初夏から夏に楽しむイメージがあると思いますが、JA新潟市管内で生産される『南浜メロン』は今が旬!
驚きの栽培方法や気になる風味は後ほど紹介するとして、まずは村山先生のレシピから。
今回作ってくれたのはミルクレープ。メロンを使ったミルクレープなんて、想像しただけでテンションがあがっちゃいますね。
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『メロンのミルクレープ』
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●材料(一皿分)
メロン…1/2個
【生地】
薄力粉…100g
砂糖…25g
牛乳…250ml
卵…2個
溶かしバター…15g
【クリーム】
生クリーム(動物性)…200ml
砂糖…30g
塩…1つまみ
スポンジケーキ…1/4個
ミント、チャービル…お好みで
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●作り方
(1).生地を作る。ボウルに薄力粉と砂糖を入れてホイッパーで混ぜる。卵と牛乳を合わせて卵液を作る。卵液に粉類を少しづつ加えてその都度よく混ぜる。最後に溶かしバターを入れてザルで漉し、冷蔵庫で1時間寝かせる。
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(2).熱したフライパンに(1)をお玉に一杯分ほど流し入れて、フライパンを傾けて均一な丸型にし、両面が焼けたらお皿に取り出す。取り出したら乾燥しないよう注意する。
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(3).クリームを作る。ボウルに生クリーム、砂糖を入れて、氷水をあてながら泡立てる。しっかりとした硬さのクリームになったら塩を加えてさらに混ぜる。
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(4).メロンを薄切りにする。種の部分は茶漉しで漉す。
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(5).粗熱が取れたクレープをお皿にのせてスポンジを重ねる。スポンジに(4)のメロンの汁をまんべんなく染み込ませたら、生クリーム、メロン、クレープを順に重ねていく。
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(6).最後にクレープが上になったらラップをして冷蔵庫で休ませる。好みの大きさに切って完成。
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きめの細かいジューシーな『南浜メロン』と生クリーム、モチモチのクレープ生地を三層に重ねたミルクレープ。まさに甘みの三重奏! ぜひお試しあれ。
JA新潟市産『南浜メロン』 知っトク情報
ここからは今回取材したJA新潟市産『南浜メロン』について、知っていると役に立つ情報をお届けします。
●特徴は?
新潟市北区の南浜地域はメロンの特産地。海岸砂丘地帯の水はけの良い土壌がメロン栽培に適しています。
秋メロンは経験豊富なメロン生産者によって「1本の苗から1玉だけ」しか作られません。
『南浜メロン』は、豊かな香りと甘さがギュッと詰まった青肉メロンです。
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●旬の時期は?
収穫と出荷は、10月上旬から11月上旬くらいまで行なわれます。
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●注目ポイントは?
JA新潟市管内では7月から夏メロンの出荷が始まり、11月上旬までリレー方式で出荷が続きます。
秋メロンは紐でメロンを吊り上げる「立体栽培」を取り入れて生産されており、県内最大級の面積を誇ります。県内市場に出荷され、JA新潟市管内のキラキラマーケットのほか、県内のスーパーや量販店を主に販売されています。
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●購入後の保存方法は?
収穫後、約5~7日で食べ頃になります。食べ頃のポイントとしては、ツルが枯れてくる・お尻が柔らかくなる・ほんの少し弾力が出てくるなどです。
食べる前に2~3時間冷やすと、より一層おいしく召し上がれます。
JA新潟市産『南浜メロン』はここでゲット!
~JA新潟市農産物直売所 キラキラマーケット ~
今回取材した『南浜メロン』販売店として紹介するのは、新潟市中央区のビッグスワン近くにあるJA新潟市農産物直売所 キラキラマーケット。
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![キラキラマーケットのスタッフ・土岐さんに出演していただきました](https://tjniigata.jp/assets/uploads/2023/10/39ee0f75b45a9a2e3581af4ddb3cb814-760x507.jpg)
店頭にはツルがきれいにカットされた『南浜メロン』が並んでいました。地元のブランドメロンは大人気だそうです。
JA新潟市農産物直売所 キラキラマーケットはこんなお店
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新潟市中央区のいくとぴあ食花内にあるJA新潟市農産物直売所 キラキラマーケットは、「農家とお客さまをつなぐ」を大切にした直売所。
今の時期は梨やメロン、ブドウなど旬の果物が並んでいます。梨は新潟市内の両川地区をはじめとする産地から、約20品種を「品種リレー」しながら店頭に並べられます。
果物を求めて来店する人が多いのも特徴で、地元産の果物は特に人気があるそうです。
店内をぐるっと見た村山先生と飛田アナは新米コーナーへ。『新之助』の新米を試食させてもらって笑顔いっぱい。
ちなみに今年の新潟県産米は、異常な高温に遭遇したことで見た目が一部白くなるお米もあるそうですが、味と香りに影響はなく、とてもおいしいそうです。
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なお、12月2日(土)・3日(日)にはル レクチエフェアを開催。送料割引などの特典が予定されています。
JA新潟市農産物直売所 キラキラマーケット
新潟市中央区清五郎336
tel.025-384-8487
営業時間/10:00~18:00
定休日/毎月第2火曜
ひと株から採れるメロンはたったの一個! こだわりの立体栽培
今回の『とれたて! えいっとレシピ』では、生産者の神田さんご夫妻と、JA新潟市 営農指導員の笹川さんに登場していただきました。
![JA新潟市の笹川さん(右から2番目)と生産者の神田さんご夫妻。奥様は家事や子育てをしながらメロン栽培もお手伝いしています](https://tjniigata.jp/assets/uploads/2023/10/74c074d5c4df4f0a934e7774b2849271-760x507.jpg)
5年前から祖父の後を継ぎ、メロン栽培を始めた神田さん。現在は年間約2,000玉を生産しています。
スイカのように地面に転がっているのかと思ったら、なんとハウスのなかで紐で吊るされていました。初めて目にする立体栽培に一同びっくり!
よく見ると、どのメロンも地面からほぼ同じ高さに吊るされています。これは大きさと甘さのバランスを調整しているんだとか。また、新聞紙で覆われている理由は日差しでメロンの表面が焼けるのを避けるためだそうです。
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また、糖度と品質を高めるため、ひとつの株から穫れるのはたったの1個。受粉してから約50日で収穫されますが、その間も摘果作業を続け、栄養をひとつの実に集中させます。
一方、病気や虫から守るための管理や防除も必要です。大変な作業ですが、おいしいメロンを作るため労力を惜しみません。
現在、出荷の最盛期ということで、村山先生は収穫のお手伝いをさせてもらいました。実がぎっしり詰まった『南浜メロン』を手に、ヘタの長さを左右均等に切ろうと試みましたが大苦戦! やってみると難しく均等になりません。
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村山先生・「難しい~! すみません。これお買い上げして帰ります!」
これでは出荷場に出せないということで、神田さんのご厚意に甘え、食べさせていただくことになりました。結果としてラッキー?(笑)。さて、採れたての味わいは。
村山先生・「えー! 採れたてはこんなにおいしいの!? 追熟したらどうなっちゃうの!? 香りもすごい」
飛田アナ・「追熟していない状態ですけど、非常にキメが細かくて水分が多くて、食感も口当たりも最高です!」
今まで食べてきたメロンのなかで最高と絶賛した飛田アナ。感動のあまり、いつまでも食レポを続け、最終的に「長いよ!」とみんなに突っ込まれていました(笑)。
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さて、就農5年目にしてこれだけおいしい『南浜メロン』を生産している神田さん。営農指導員の笹川さんとはどのような関係性なのでしょうか。
神田さん・「就農して一年半くらいで、いろいろ教えてくれていた祖父が亡くなりまして…。そんなとき笹川さんをはじめJAの方が頼りになったので助かりました」
笹川さん・「おふたりで一生懸命栽培されているので、逆に私が教えてもらうことも多いですよ」
南浜地域のメロン栽培の歴史は30年ほどとのことですが、これまでのノウハウの蓄積があって、毎年おいしい『南浜メロン』が作られるんですね。
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最後に今後の目標について聞いてみました。
神田さん・「全国の方に『南浜メロン』を知ってもらいたいということもありますが、自分としてはもっと高品質で高糖度なものを安定して作っていきたいですね。自分だけじゃなく、メロン部会全員で作っていけるように頑張っていきたいと思っています」
笹川さん・「『南浜メロン』は甘くておいしいので、たくさんの方に食べてもらいたいですね。これからも神田さんご夫妻をはじめ生産者の皆さんと一緒に盛り上げていけるように、私も営農指導員として頑張りたいです」
暑い日が多かった今シーズンは一段とおいしく仕上がったそうです。ぜひ、この秋『南浜メロン』をご堪能あれ。
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※次回の「とれたて! えいっとレシピ“くらしに笑顔を、食卓に新潟の恵みを”」は11月25日(土)放送予定。
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NST新潟総合テレビ「スマイルスタジアム」番組ホームページ
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