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料理家・村山瑛子先生と番組アナウンサーが地元農産物生産者たちを訪ねて、おいしい食材と人とのつながりを紹介する『とれたて! えいっとレシピ』。
今回のテーマは越後姫。JAひすい産越後姫を求めて糸魚川市にやってきました。
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「えっ!? 糸魚川で越後姫?」と思う方もいるかもしれませんが、2004年から栽培が開始され、今では販売店で売り切れるほど大人気!
詳しくは後半の『知っトク情報』を読んでもらうとして、まずは越後姫のレシピをご紹介。映える一品ですよ!
![今回は村山先生と山中アナの女子コンビで糸魚川へ。](https://tjniigata.jp/assets/uploads/2023/03/38e022d8260c9b22a9005514ca2df572-760x507.jpg)
越後姫のテリーヌ
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●材料(パウンド型1台分)
【ゼリー液】
越後姫…12粒~
粉ゼラチン…8g
グラニュー糖…40g
レモン汁…大さじ1
【いちごのムース】
越後姫…100~130g
生クリーム…50ml
ヨーグルト(プレーンタイプ)…80g
グラニュー糖…35g
粉ゼラチン…5g(A)
お湯…大さじ3(A)
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●作り方
【ゼリーをつくる】
(1). 越後姫を洗ってヘタをとり、 パウンド型に越後姫を並べておく。
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(2). 鍋に水200mlとグラニュー糖を入れて火にかける。グラニュー糖が溶けたら火からおろし、ゼラチンを加えて溶かす。レモン汁を加えて軽く粗熱が取れたら(1)のパウンド型に流し、冷蔵庫で冷やし固める。
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【ムースをつくる】
(3). 越後姫を洗ってヘタをとる。(A)をよく混ぜてゼラチンを溶かしておく。
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(4). ボウルにすべての材料を入れてブレンダーやミキサーで撹拌する。ブレンダーなどがないときは越後姫をフォークで潰して混ぜてもOK。
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(5).(2)のパウンド型に流して冷やし固める。冷やし固まったら型ごと湯に20秒ほどつけてお皿をかぶせてひっくり返す。両手で持って上下に振って型からゼリーを外す。
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型から外して器に移した瞬間、スタッフ一同から「うわ~っ!」と歓声があがりました。
ビジュアルからも作るのが難しそうに見えますが、山中アナが「もっと先生のお手伝いをしたかったです!」と言っていた通り、とても簡単ですよ。
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JAひすい産越後姫 知っトク情報
ここからは今回取材したJAひすい産越後姫ついて、知っていると役に立つ情報をお届けします。
●特徴は?
「可憐でみずみずしい、新潟のお姫様のようなイチゴ」という名前の由来をもつ越後姫。
大粒で糖度が高くてジューシー。華やかでうっとりするような濃厚な香りが特徴です。
冬は低温で日照が少ないので、花が咲いてから収穫するまでの時間が長くなります。じっくり育つことで酸味が少ない甘くておいしい果実になります。
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●旬の時期は?
JAひすい産越後姫は1月中旬から6月頃までが収穫時期。約半年間も楽しめます。
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●どこで販売しているの?
JAひすいの農産物直売所「ひすい食彩館」(糸魚川市東寺町1-6-64)で販売しています。
JAひすい産越後姫は現在、糸魚川以外では手に入らない貴重な越後姫なんです!
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●店頭でイチゴを選ぶポイントは?
果実全体が赤く染まり、ツヤとハリがあるもの。ヘタが緑色で乾いていないものがよいでしょう。
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●調理のポイントは?
越後姫の甘味と豊かな香りを楽しむには、そのまま食べるのが一番ですが、ケーキやタルトのトッピング、スムージーなどにもおすすめです。
ヘタは食べる直前や調理する直前にとることで、ビタミンCの流出を抑えられます。
糸魚川でしか手に入らないJAひすい産越後姫。販売店では午前中で売り切れも!
今回の「とれたて! えいっとレシピ」では、JAひすい 営農部 営農課の羽深さんと小嶋さんに登場していただきました。お二人は同期だそうです。
![JAひすいの羽深さん(写真左から2番目)と小嶋さん。越後姫同様フレッシュ!](https://tjniigata.jp/assets/uploads/2023/03/bd61f0cd6e9b76499be0f2349068e99d-760x507.jpg)
JAひすいでは2004年から越後姫の栽培が始まり、現在4名の生産者が栽培しています。
今回訪れたハウスでは養液土耕栽培を行なっていました。肥料が入った水が、それぞれの株もとに行きわたり、育っていきます。
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7月中頃から育苗が始まって9月頃に定植。さらにそこから2ヵ月ほど管理して収穫できるのは1月から。
育苗はおいしさや収量にかかわる大切な作業で、生産者さんの腕の見せどころだそうです。そして冬の寒さや日射量も越後姫の甘さには重要なんだとか。
ハウス内を撮影していると、なにやらなぞの箱が…。実はこれ、ミツバチのおうちです。
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ハウス内ではミツバチが受粉を行なってくれます。暖かくなると出てきて、花に止まり受粉してくれるのですが、この日は少し気温が低く活動していませんでした。見たかった~!
受粉はミツバチがやってくれるなんて、もしかして簡単に栽培できるの!?
いえいえ。うどんこ病対策や古くなってきた葉を取る作業「葉かき」をしたり、粒の大きさを揃えたり、こまめにハウスの状況を管理して丁寧に栽培しているんです。
小嶋さん・「葉かきをしないと葉が繁茂してきて病気のもとになります。おいしい越後姫をつくるための大切な管理で、すべて手作業で行なっているんですよ」
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するとここで村山先生と山中アナが「葉かきをお手伝いします!」と名乗りを上げました。
その後「頑張ったのでご褒美で食べさせてもらっていいですか(笑)」とおねだり。そういう裏心があったのね。…というわけで採れたてを食べさせてもらった二人。
村山先生・「おいしい~! 甘みと酸味のバランスがホントに素晴らしい。柔らかくて口に入れた瞬間、ジュワ~っと水分が出てくる!」
山中アナ・「う~ん♡ 幸せです! 水分量がすごくて、とにかく甘くてジューシーです」
もっと食べくなった二人は「もうちょっと葉かきをお手伝いしていこうかな(笑)」といって羽深さんと小嶋さんを笑わせていました。
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取材中も仲の良い様子だった羽深さんと小嶋さん。お互いどんな存在なのでしょうか。
羽深さん・「日々の業務の中でうまくいかないこともありますが、そんなとき一番に相談できますし、ときには切磋琢磨して成長していきたいなと思っています。とても良い同期に恵まれたと思います」
小嶋さん・「自分も羽深さんに相談することも多く、毎日いろいろ助かっています」
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最後にこれからについて尋ねてみました。
羽深さん・「今回の越後姫をはじめ、糸魚川の農産物はまだまだいろいろありますので、盛り上げていけるよう生産者さんひとりひとりに真摯に向き合って、信頼される職員になっていきたいと思います」
小嶋さん・「今回、こんなおいしいレシピを考案してもらったので、作ってみようという方も多いと思います。それが生産者さんの作り甲斐にもつながると思います。今後はもっと生産者さんとコミュニケーションをとって、一緒に喜ばれるものを作っていきたいと思います」
若き同期コンビが糸魚川の農業シーンを、さらに活性化してくれそうですね。
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※次回の「とれたて! えいっとレシピ“くらしに笑顔を、食卓に新潟の恵みを”」は4月22日(土)放送予定。
注目情報【JAひすい 糸魚川産コシヒカリ『ひすいの里』をプレゼント】
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