白を基調とした店内は、まるで白い箱の中にパンが詰められているようなパン屋さん。

「過度なポップなどは置かず、余計なことはしないシンプルなお店にしたかったんです」と店長の井浦さん。

東京に住んでいたころに好きだったパン屋さんでお仕事を始めたのが、パンづくりのきっかけだったそう。

それからUターンで新潟に戻り、5年前にこちらに店舗を構えました。

「噛みしめたときに粉の味わいが感じられる硬いパンが好きだったので、ハードパンを作ろうと思いました」というだけあって、店内にはハードパンがたくさん！

そのほか、食パンや牛乳パンなどを含め約40種類を販売しています。

ご近所の主婦の方はもちろんですが、男性も1人でぷら～っと来られるそう。

今回は、そんな6/7（ロクガツナノカ）の秋の食材を使ったパンとお酒に合うパンをご紹介します。

秋の食材を使ったパン —イチジク

フレッシュなイチジクに合わせて、お店の定番のハードパンではなく、あえて柔らかい牛乳パンを使った『フレッシュイチジクの赤ワイン煮とクリームチーズ』（270円）。

赤ワインとシナモンで煮付けたイチジクと北海道の濃厚なクリームチーズをやさしく包んだパンだ。

秋の夜長はパンで飲む —お酒に合うパン

「パンと一緒にお酒を楽しむのが好き」というオーナー・井浦さんのおすすめは、『ハニーブルーチーズ』（写真左・230円）。

自家製チーズクリームをクルミが入った生地で包んでいます。

『オリーブチーズ』（写真右・170円）は、全粒粉の生地の中にチーズと丸ごとのオリーブが４個も！

どちらもワインにぴったり。。。

「パンをごはんのように主食として食べてほしい。そうすることで、食事の選択肢が広がってほしいです」と井浦さん。

お酒はもちろんだが、スープやサラダと合わせて主食としていただくお気に入りのパンを見つけてみてはいかがでしょうか？