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ピンチをチャンスに!酒米の乾燥ミスから誕生したF40(エフヨンマル)

【マスカガミ】わが蔵のコレ! 飲んでみて

  • 情報掲載日:2021.08.25
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

加茂市の酒蔵、マスカガミの創業は1892年。『萬寿鏡』(ますかがみ)という銘柄名は、万葉集などの和歌に由来していますが、創業当時に所轄の税務署長がおめでたい文字を当て命名したからと言われています。

粟ヶ岳水系の水を使い、淡麗でありながらうまみのある酒造りに取り組んでいる蔵で、特徴的なのは酒米の精米歩合。平均精米歩合は約55%で、圧倒的な高精白がこの蔵のお酒の特徴です。
それを最大限にいかした、遊び心のあるオンリーワンの酒が県内外から大きな注目を集めています。その代表と言えるのが『F40(エフヨンマル)』というお酒です。

「きっかけは契約農家さんに大吟醸用に生産してもらったお米の乾燥段階のミス。その酒米は水分過多で規格外となってしまい、大吟醸酒を造れなくなったのです。でも、乾燥が足りなかっただけで本来はよい酒米。大吟醸にならないんだったら、大吟醸レベルまで磨いて、普通酒にしてみたらおもしろいと思ったんです」。

まさにピンチをチャンスに!  中野社長(上写真)のひらめきとアイデアから、誕生したのが『F40』だったのです。

720ml 1,650円/1.8L 3,300円
720ml 1,650円/1.8L 3,300円

『F40(エフヨンマル)』は精米歩合40%まで磨き上げた酒米を使用しています。大吟醸酒を思わせるフルーティでやわらかい飲み口が特徴です。現在は等級を取得した県産の越淡麗を使って醸しています。毎年11月から期間限定で販売。この秋も楽しみに待ちましょう。
「ラベルもお客さまから〝何これ?〞と質問や興味を持ってもらえるようなものにしました。カッコつけているように見えるかもしれませんがFは普通酒。40は40%までお米を削ったという精米歩合。実に単純明快なネーミングなのです(笑)」。

『J55』720ml 1,650円/1.8L 3,300円
『J55』720ml 1,650円/1.8L 3,300円

『F40』がヒットし、その後に『F60』『J55』などを発売。これまで日本酒になじみがなかった若い世代からも支持され、マスカガミの新たなる柱となっています。

DATA

マスカガミ
住所
加茂市若宮町1-1-32
電話番号
0256-52-0041
リンク
マスカガミ 公式サイト

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