こちらのお店は、元力士が作る本格ちゃんこ鍋と秘伝のタレで仕上げる手羽先の唐揚げ看板メニューの大人気店!
親方が自ら厳選した新鮮な魚を使った料理にも多くのファンがついていて、通年で元・大鵬部屋の力士である店主の平井忠峰さんが作るちゃんこ鍋を楽しむことができるんです。
現役時代、毎日のように食べていたものをアレンジしたという絶品ちゃんこは、1人前と言いながら実際は2 〜3 人前のボリュームで、まさに力士サイズ!
定番メニューは味噌、醤油、塩の3種類。
どれも根強いリピーターがいるが、お店の一番人気は、注文の半分以上を占めるという塩味。
「お店を始めた頃は塩がダントツで人気がなかったんです。それが悔しくて何回も改良し、今の味に辿り着きました。今では大翔龍の顔ともいえる存在です」と平井さん。
塩ちゃんこの命といえるのは、鶏ガラと手羽先の先の部分を約3時間、白濁するまで煮込んで鶏のうまみを凝縮させた鶏ガラスープに、最高級尾札部産真昆布と削り節からとった和風だしやさまざまな食材を加えた無添加のWスープ。
「ほとんどのお客さんがスープを追加しますよ」と女将の平井あゆみさん。「最後までおいしく味わってもらいたいから、いくらスープを追加しても料金はいただかない」というおふたりの粋な計らいにも感動です。
また、このスープに深みを与えてくれるのが、ゴマ油で焼くというひと手間を加えた地鶏や魚介、野菜など約15種類の具材たち。
それぞれからあふれ出すうまみがスープに溶け込み、究極のちゃんこが完成します。
セットで付く、佐賀県の農家さんが手作りする柚子こしょうもおいしさのポイントなんです。
今回はそんな絶品塩ちゃんこをおうちで簡単に再現するレシピをお聞きしました!
今回教えてくれたのは店主であり、元・大鵬部屋の力士の平井忠峰さん。
さっそく作っていきましょう!
おうちでつくる
塩ちゃんこ鍋
材料(2~3人分)
・肉だんご
豚ひき肉…70g
鶏ひき肉…200g
卵…1個
シイタケの石づき…少量
ニンジン…少量
玉ネギ…少量
おろしショウガ…小さじ1
いりゴマ…大さじ4
醤油…小さじ2
・スープ
水…1.5L
だしパック…1個
鶏ガラスープの素…20g
塩…2~4g
醤油…小さじ2
ゴマ油…大さじ1
・具材
手羽元…8本
もも肉…200~250g
豚肉
マロニー
お好みの野菜(撮影時は白菜、エノキ、シイタケ、ニンジン、玉ネギ、カボチャ、ニラ、ゴボウ)
作り方
1.スープを作る
水1.5Lに対して市販のだしパックを1 個入れ、ダシをとります。
パックを取り出す目安は沸騰してから約5 分。
さらに、鶏ガラスープの素、塩、香り付けのための少量の醤油を加えます。
2.材料を混ぜ合わせ肉だんごを作る
ひき肉、卵、野菜、調味料を粘り気が出るまで混ぜ合わせます。
粗びき肉を使ったり、野菜を入れたりすることで食感がよくなる。いりゴマをたっぷり加えるのが大翔龍風のポイント。
3.手羽元と鶏肉をゴマ油で焼く
フライパンにゴマ油を敷き、手羽元と鶏肉を焼きます。
しっかりと火を通す必要はないが、焦げ目がつくくらいに焼いておくことで煮崩れしにくくなり、うまみも閉じ込めることができますよ。
4.スープに手羽元と鶏肉を加えて煮込む
スープを火にかけ、工程3で焼いた手羽元と鶏肉を投入。
この時フライパンに残ったゴマ油ごと鍋に入れることで風味が増します。
5.肉だんごと野菜を煮込む
工程2で作った肉だんごのタネをひと口大に丸めて入れます。
野菜は家にあるものを何でも入れてOK。
具材が多ければ多いほどうまみが出ます。
完成!
火が通りにくい食材がやわらかくなったら完成!
「具材はお好みで。種類が多いほどおいしくなりますよ」と平井さん。
おうちで作る際のアドバイス
1.魚介を入れてうまみアップ
肉や野菜のほかに、ホタテやエビ、サケなどを入れると魚介のうまみが加わり、ワンランク上の仕上がりに!
2.手羽元や鶏肉はたっぷりと
大翔龍の塩ちゃんこ鍋の最重要ポイントは鶏ガラスープ。鶏肉をたっぷりと使い、鶏ダシをとると再現度が上がります。
ぜひ作ってみてくださいね!
Information
ちゃんこ大翔龍
- 住所
- 新潟市中央区天神2-1-3
- 電話番号
- 025-246-6535
- 営業時間
- 17:30~22:00
- 休み
- 月休
- 席数
- 74席
- 駐車場
- 提携あり