こんにちは。
「月刊にいがたの連載(ニイガタミュージックシーン)、読みました!」と言ってもらえることが増えてハッピーな編集部のタザキです。
月刊にいがたでも毎月新潟アーティストを紹介しているのですが、若い人が月刊にいがたを読むきっかけになったと思うと嬉しい!
私が激オシする新潟の若手アーティストを主観たっぷりでご紹介するWEB連載『TAZAKI RECORDS』では、誌面よりも濃い内容でお届けします◎
「自分も載りたい!」と音楽を頑張ってくれる若い人が増えるように今回も張り切って書いていきますよ~!
・
・
ご紹介するのは“ホロトニア”
新潟の音楽シーンではちょっと珍しい、シンセサイザーを取り入れた5 人組ロックバンドです。
何度かのメンバーチェンジを経て2020年6 月で結成7 年目を迎え、今の新潟の音楽シーンに欠かせない存在となっています。
左から、よっちゃん(Dr)、翼(Gu)、はせしょ(Vo)、あぉぴ。(Ba)、じゅん兄(Syn)。
メンバーさんそれぞれから違った雰囲気を感じます…どんな5人なのかとても気になりますね。
インタビューには全員で来てくれるそうなので、ワクワクなタザキです。
・
・
インタビュー当日
まずは恒例の記念写真をパシャリ📸
後日、写真を見た上司から「タザキだけメンバーじゃない感がすごい」と言われました、、これが“アーティストと一般人のオーラの違い”というやつなんでしょうか、、(笑)
しかし、今回も楽しいインタビューになる予感!
さっそくお話を聞いていきます。
タザキ「まずホロトニアというバンド名についてお聞きしたいんですが…公式のホームページを見たら嘘が書いてあって…(笑)」
はせしょさん「紐解きたい感じですか?(笑)」
タザキ「ちょっと気になります(笑)」
はせしょさん「僕とじゅん兄さんの好きなアニメキャラクターの名前をバンド名にしたんです。僕は『狼と香辛料』のホロ、じゅん兄さんは『天元突破グレンラガン』のニア。じゃあ”ホロとニア”で”ホロトニア”だねって(笑)。インタビューで言うのは初めてです」
へぇ~~~!ファンのみなさん知っていましたか?
古代ギリシャ語ではありませんでした(笑)
タザキ「では単刀直入にお聞きしますが、ホロトニアの強みや魅力は何ですか?」
はせしょさん「一番はシンセサイザーの世界観ですかね。シンセサイザーと僕の歌詞やメロディが交わることでホロトニアらしさが生まれていると思います。そこに精鋭たち(ほかのメンバー)が加わってさらに曲をよくしてくれます」
よっちゃんさん「ドラマチックにしてくれる翼のギターとライブにパワフルさをプラスする俺のドラムも魅力のひとつでしょ?(笑)」
はせしょさん「女性コーラスも強みですね」
あぉぴ。さん「それにバラバラな見た目かな」
ボーカルのはせしょさんが描き出す、心の内側に潜む衝動をストレートに吐き出した歌詞と、それにフィットするメロディが彼らの武器だと私は思います。
5人の個性がはっきり伝わってくるライブもすごく楽しいんです!
タザキ「バンドにとってシンセサイザーが欠かせない存在となっているようですが、じゅん兄さんが曲作りで大切にしていることは何ですか?」
じゅん兄さん「僕ははせしょのことを画家だと思っていて、彼が描いた歌詞やコードに色を付けるのが自分の役割だと常に思いながら曲作りをしています。後はフィーリングです」
よっちゃんさん「上手い!(笑)」
はせしょさん「僕ひとりでやっても味気なかったんですけど、一緒にやったら色が付いたように感じました。……そういうことだったのか!(笑)」
作詞作曲担当のせしょさんを画家に例えるなんて、、ステキだ、、
タザキ「ほかのみなさんは曲作りで大切にしていることはありますか?」
よっちゃんさん「俺もはせしょのことを画家だと思っていて、、」
一同「あはは(笑)」
よっちゃんさん「描いた絵をしっかり支える額でありたいと思っています(笑)俺が支えるからみんな自由にやってくれっていうスタンスです」
翼さん「俺は基本的に何も考えていません。考えれば考えるほど悪くなるし、新鮮な方がいいじゃないですか」
はせしょさん「翼は感覚人間なんですよ。でも、4人ともつまずいた時に一緒に考えられるメンバーだし、最終的にみんなで作っているなって感じます」
なるほど~~~!
ホロトニアというバンドをちょっと知ることができましたね!
さて、ここからは2ndアルバム『龍と踊る』についてインタビューをしていきます!
タザキ「今回のアルバムはどんな1枚になっていますか?」
はせしょさん「自分たちがいっぱい詰まった作品をひとつ作りたいって気持ちがあって、いろんなホロトニアをこの1枚で表現しました。今までは卑屈な曲が多かったんですけど、敢えてリード曲の『光』は、アップテンポで前向きな曲になっています」
あぉぴ。さん「今までのホロトニアを知っている人にとって『光』は意外な曲かもしれないね」
はせしょさん「こんなにテンポが速い曲は初めてなんです。いろんな表現をできることを感じてもらいたくて」
『光』はMVも公開中!かっこよく仕上がってますよ~!
タザキ「それでは特に思い入れの強い曲をそれぞれ教えてください」
よっちゃんさん「俺は『雨開の凪』かな。めちゃくちゃ練習して一番自分が成長できた曲です。それに唯一じゅんちゃん(じゅん兄さん)が作曲したんですよ」
じゅん兄さん「自分で曲の原型を作って、それをメンバーにアレンジしてもらうのは初めてだったので、僕もこの曲に一番思い入れがあります」
翼さん「俺もこの曲。制作のタイミングが冬で、その頃有線で流れている曲がほぼクリスマスソングだったんです。だからクリスマスソングっぽいフレーズを入れまくったんですけど、想像していた通りの曲になってすごく満足感がありました」
タザキ「3人とも同じ曲ですね!歌詞はどんな感じになっているんですか?」
はせしょさん「恋愛について書いたんですけど、文学的な要素を入れるように意識しました。聴けば聴くほど味が出てくる”するめソング”だと思います」
あぉぴ。さん「私は『グレーのようだ』がすごく好き。強弱が激しくて感情移入しやすい曲です」
はせしょさん「悩ましいけど、俺も『グレーのようだ』かな。バンドの原型のような曲で、感情の起伏をそのまま表現しました」
『光』以外にも気になる曲がいっぱい!
下のリンクからぜひ聴いてみてください ↓ ↓
タザキ「最後に今後の活動について教えてください」
はせしょさん「世の中が回復したらライブで暴れてやろうと思ってます(笑)その間、曲の制作もバシバシやっていくつもりです」
ホロトニアの最新情報は公式Twitterからチェックできるのでお見逃しなく!
次回予告
次回ご紹介するアーティストは、、
上越初のインストロックユニット「dragonchina」です!
お楽しみに!