こんにちは。編集部のタザキです。
かれこれ約3ヶ月もライブハウスに行けず悶々と過ごしていましたが、なんと!なんと!なんと!ついにライブハウスが再開しました~~!!!
もうね、本当に嬉しいよ私は 、、(涙)
この記事の「ライブハウスに行ってきた!」というタイトルに嫌悪感を抱いた人がいるかもしれない、それは重々承知です。でも、私はライブハウスに行こう!と発信したいんじゃなくて、“ライブハウスは悪じゃない”と発信したくて取材に行ってきました。
完全に再開したわけではありませんし、新潟県も「接待を伴う飲食店、カラオケ、ライブハウス、スポーツジムなどへの外出は慎重に判断してほしい」と呼びかけていますが、コロナ対策をしっかりと行いながら再開できたのは大きな一歩ですよね。
なので、今回は私が激オシする新潟の若手アーティストをどこよりも主観たっぷりでご紹介する連載『TAZAKI RECORDS』の番外編として、ライブハウスの現状を包み隠さずご紹介します!感じ方は人それぞれだとは思いますが、百聞は一見に如かず。
いざ、潜入!!!!!


今回お邪魔したのは、新潟駅前にあるライブハウス・CLUB RIVERSTさんで6月8日に行なわれた地元バンド・erihaのレコ発記念ライブ。
私にとってコロナ後の初ライブです。ワクワク、ドキドキが止まりません…!

入ってすぐに目を引いたのが、こちらの張り紙。
1.検温・マスク着用
2.受付・連絡先の記入
3.靴裏・手指の消毒
これをしっかりと守った者だけが会場内に辿り着けるのです!

まず受付の前で待っているのは、拳銃を持ったヤクz…ではなく、検温をしてくれるやさしいスタッフさん。
以前この連載でご紹介した4人組パンクロックバンド・THE KING OF ROOKIEのちゃんけんさんは死を覚悟したような顔をしていますが、非接触型の体温計なので痛くも痒くもございません。ご安心ください。体温が37.5度以下であればクリアです◎


次は受付。ビニールカーテン、スタッフさんのマスク着用、ばっちりです!
ここでは名前と電話番号を記入してくださいね。ふざけちゃダメなやつですよ!(笑)


受付を済ませたらアルコール消毒液に漬けた布で靴裏を消毒し、除菌スプレーで手指の消毒をします。
スプレーはアルコールと次亜塩素酸水の2種類が用意されています。やさしい。どちらかを全力で手にすり込みましょう。受付のほかにも会場内や通路など、5カ所に設置されているのでこまめに使うとさらにいいですね。
とあるバンドマンは「手洗いをしないのがロックンロールなんじゃない。誰よりも先に手洗いをするのがロックンロールなんだ!」と叫んでいました(笑)見習はなくては….。
さて、すべてをクリアしたみなさんにはついに会場内に入る権利が授けられます。

早速会場内に突撃!!
……と思いきや、ん?何か張り紙がしてある、なになに…?
「『Your Place』※こちらの表記の上にお立ちください」
なかはどうなっているんでしょう?
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ほへぇ~~~~~~~~~~
なるほど。収容人数の半数以下しかお客さんが入れないように工夫されています。
チェックのひとマス分が大体ひとり分のスペースって感じですかね?どこに立とうか迷っちゃいます(笑)


ちなみに、こちらは会場内で出会ったerihaと愉快な仲間たち。
ライブハウスはただ音楽を楽しむだけじゃなくて、いろんな人との交流・出会いの場でもあります。
今回出演していた新潟バンドのTwitterへ飛べるようにしておくので、興味がある方は覗いてみてください。素敵な出会いがあるかも!

さらにステージ上にはこんな工夫が。
ステージと客席最前列(演者とお客さん)の間隔を2m開けるために演者さんのスペースも決まっているんです。
演者さんが客席に降りてくるライブパフォーマンスも好きだけど今は我慢。2m離れてたってライブの楽しさは変わりませんからね。
さぁ、いよいよライブが始まりますよ!!
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あ~~~~~~~~最っっっ高!!!
頑張って生きててよかった。約3ヶ月ぶりの生の爆音、染みるぅぅう!一音目が鳴った瞬間、ライブハウスに戻ってこれた実感が湧いてちょっと泣きました。好きが溢れて止まりません。
……いけない!完全にお客さん目線になってしまっていました!
ライブ中に取材者として感心したことが2つあります。
1つ目は、お客さんのマスク着用率が100%だということ。
“ライブハウスに行くなら当たり前”と思うかもしれませんが、ひとりひとりの意識の高さが素晴らしいと思いました。ライブハウスがここにいる人たちにとってどれだけ大切なものなのかが伝わってきます。
2つ目は、お客さんが自己判断で距離を取り合っていること。
先ほどご紹介したように、お客さん同士の間隔はライブハウス側から決められています。それを守るのはもちろんですが、余裕のある客席後方ではお客さんが自己判断で決められた距離以上に間隔を開けている様子が見受けられました。
ライブハウスのスタッフさん、出演者さん、お客さん、すべての人たちの協力のお陰でこんな状況でも安心・安全なライブが行なえるんです。
ほかにもドアノブ・手すりの除菌を徹底、使いまわしていたドリンクチケットを使い捨ての紙製に変更、出演者の使用するマイクを転換時に毎回消毒、ライブ転換中に出入り口のドアを開放して換気、などさまざまな取り組みがなされています。
ライブハウスに来たいと思っている人は安心して来てくださいね!

いかがでしたか?
”ライブハウスは悪じゃない”と感じてもらえたのならばそれ以上に嬉しいことはありません。
そして、もしそう感じてもらえたならこの記事を拡散したり、みなさん自身がライブハウスのいいところを発信してください。きっと意味があるはずです。
最新情報を知りたい方はCLUB RIVERSTの公式Twitterをチェックしてみてください✔
まだまだ慎重な行動が必要ではありますが、少しずつ私たちの大好きな場所を取り戻していきましょう!
(今回取材にご協力くださったCLUB RIVERSTさん、erihaさん、出演者のみなさん、本当にありがとうございました!)
次回予告
次回のタザレコでご紹介するアーティストは、今回ライブにお邪魔したerihaです。

前回のlazuli rena nicoleに続き、またまたイケメン。
まだ結成から1年半ちょっとですが、めきめき頭角を現している超注目の4人組ロックバンドです。
バンドについて、最新EP『aonisai』について、たっぷりとお届けするのでお楽しみに◎
それでは、また!