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【編集部たざきの新潟の音楽人】まちにジャズを流し続けて若い人たちに繋げていきたい

vol.2 和田 孝夫(ジャズ喫茶スワン)

  • 情報掲載日:2022.07.28
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

ロックバンドとライブハウスをこよなく愛する月刊にいがた編集部・たざきが新潟の音楽シーンをおもしろくする人たちをご紹介する『編集部たざきの新潟の音楽人』

記念すべき第2回目は、ジャズ喫茶スワンの和田 孝夫さん

ジャズ喫茶スワンのマスターで、新潟ジャズストリートと新潟クラシックストリートの代表を務め、新潟ジャズジュニアオーケストラの運営にも尽力しています。

実際にお話を聞いてきました。

ジャズは奥深くて、長く愛せる音楽だね

「ジャズって年配の人が聴くイメージがあるかもしれないけれど、このお店を通して、若い人たちにジャズのよさに気づいてもらえたらうれしい。ほそぼそとでも西堀通の片隅でずっと発信し続けていたいね」。

和田孝夫さんが2代目マスターを務めるジャズ喫茶スワンは、先代マスターのお父さんが1964年に創業。

年季の入ったスピーカーからはここでしか聴けない渋くて心地よい音が響く。

お店にあるレコードは、その数なんと3,000〜4,000枚!

和田さんのコレクションのほか、お客さんが「これも聴いてみて!」と持ってきてくれたものも多くあるそう。

「ジャズの“このスタイルが好き”というのは特にないね。スウィング・ジャズとか、モダン・ジャズとか、フリー・ジャズとか、それぞれによさがあって、気分によって無意識に聴き分けてはいるね」。

ジャズの魅力を尋ねると「いろんなスタイルがあって飽きないところかな。奥の深いものからさらっと聴けるものまで、どれもおもしろいよ」とのこと。

スワンではお客さんの年齢や雰囲気に合わせて店内のBGMを変えてくれます。

スワンのライブはプロからアマチュアまでいろんな人が集うよ

また、店内では店内ではほぼ毎週末ライブを開催。

地元アーティストによ演奏会や、お客さんがプロの演奏に飛び入り参加できるセッションデーなどがあります。

「月に2回ほど開催しているセッションデーの時は、ホストがお客さんの得意な曲に合わせてくれるから楽器初心者でも気軽に参加できるよ。ミスがあっても全然大丈夫」

まちにジャズを流し続けて若い人たちに繋げていきたい

2003年の1月22日(ジャズの日)からスタートした『新潟ジャズストリート』は今年の夏で第40回を迎えました
2003年の1月22日(ジャズの日)からスタートした『新潟ジャズストリート』は今年の夏で第40回を迎えました

和田さんが代表を務める『新潟ジャズストリート』や『新潟クラシックストリート』は、今や新潟の音楽家にとって欠かせないイベントに。

「『新潟ジャズストリート』は、ジャズで新潟市を盛り上げたいという思いがある一方で、新潟市の国際親善名誉市民であるジャズ界の巨匠、デューク・エリントンの存在を伝え続けたいと思いがあって2003年から続けているよ」

最後に今後のビジョンについて伺うと…

「もう終活を始めないといけない歳だからねぇ~(笑)でもまちの片隅でこれからもジャズを流し続けて若い人たちに繋げていきたい。ふらっと立ち寄ってもらえたらうれしいね」

DATA

ジャズ喫茶スワン
住所
新潟市中央区西堀通4-819
電話番号
tel.025-223-4349
営業時間
10:00~22:00(日祝は12:00~18:00)
休み
水曜
席数
30席
駐車場
なし

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