こんにちは!編集部のタザキです。
私が激オシする新潟の若手アーティストをどこよりも主観たっぷりでご紹介する連載『TAZAKI RECORDS』、今月も張り切って書いていきますよ~!
今年の1月から始めた地元アーティストの紹介ですが、なんと今回で7組目!もう1年の折り返しだなんてびっくり…
1組目 マチカドラマ
2組目 MYKNOT
3組目 The Madpotatoman
4組目 THE KING OF ROOKIE
5組目 伊津創汰
6組目 lazuli rena nicole
過去6回、豪華なラインナップでお届けしてきました。このメンツでのライブが観れたら最高なのに…。
過去の記事もぜひチェックしてみてくださいね👀✔
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さて、今月は4人組ロックバンドerihaの登場です!
見ての通り顔面偏差値高め。
田んぼ道を歩いているだけでもイケメンなのにボーカルのタカハシさんが描く等身大の青臭い歌詞を観客と共に拳を掲げながら歌う「シンガロング」を交えた熱いライブパフォーマンスは圧巻で、ステージに立った4人はさらにイケメンに見えます!
2020年4月に結成1年半を迎えたばかりのまだまだフレッシュな彼らですが、今後確実に新潟の音楽シーンを背負う存在になります。(断言しちゃったのでerihaのみなさんお願いしますね笑)
今のうちにたっぷりお話を聞いておきました!
ここからはインタビューをどうぞ ↓ ↓ ↓
インタビュー当日
まずはいつも通り仲良く記念写真をパシャリ📸…と思いきや怖いお兄さんがズラリ。圧倒的威圧感。
全部の質問に「知らね」っとか冷たく言われたらどうしよう、、なんて思いながらとりあえずインタビューがスタートします。
タザキ「まずはバンドを組むことになった経緯を教えてください」
のえるさん「もう無茶苦茶っすよ。まぁ遡ると俺が1995年に生まれて~」
タカハシさん「え、そこから話すの?(笑)」
…………どうやら怖くなさそうだ。
タカハシさん「まず俺とのえるが出会ったんです」
タカハシさん「俺が居酒屋で働いていたらカウンターでのえるが俺の先輩と飲んでたんです。すごく目立つハーフがいるなと思って見てました」
のえるさん「俺は餃子を焼いているユウトを見ながらすごく餃子が好きそうな奴がいるなって思ってました」
独特な第一印象(笑)でもそこから意気投合したらしく、、
タカハシさん「のえるはギターをやってるし、俺は歌ってたんだって話になったんです。それで、仕事終わりにふたりで演奏してみたらすごく相性がよくてユニットを組むことになりました。これがバンドの原型です」
急展開すぎるけど青春っぽくていいですね~!
哲太さん「俺は高校の時からユウトと友達だったんです。社会人になってからユウトに飲み誘われてのえるが働く居酒屋に行ったのがきっかけでした」
タカハシさん「哲太は元々趣味でギターを弾いてたんですけど、ギターはすでにのえるがいたのでベースでもいいならってバンドに誘ったんです」
哲太さん「ノリと勢いでバンドメンバーに入りました(笑)」
タカハシさん「utさんは後から入ったんです。元々ドラムはいたんですけど脱退しちゃって。なので”utさん~助けてください~”って言ったら”よし”って」
のえるさん「いや、もうちょっとエピソードあっただろ!」
タカハシさん「なんか”俺に任せとけよ”ってなって」
のえるさん「やめよ!?後で日刊にいがたに載ってたのと違うんですけど、って読者の人から言われるよ!?」
正しいエピソードも聞きましたが話が盛られすぎていたようなのでカットします(笑)。ちなみに、ドラムのutさんは以前ご紹介した「MY KNOT」のメンバーでもあるんです!
タカハシさん「utさんとは前から仲が良かったし、相談にのってもらうこともあったんです。前のドラムが脱退した時にサポートドラムをお願いしたら”erihaなら正規メンバーで入りたい”って言ってくれたんです」
そんなこんなで現体制となったerihaですが、同世代のバンドの中でもめきめき頭角を現しています。
タザキ「バンドとしてのテーマは何かありますか?」
タカハシさん「歌詞を書いている俺の目線ですけど、”日常”は大切にしています。でも結局ただやりたいことをやって、それがかっこよければいいかなって感じですね」
utさん「”等身大のロックバンドです”って言っとけば間違いないよ(笑)」
タカハシさん「…等身大のロックバンドです!」
タザキ「あはは(笑)。ではerihaの強みや魅力は何だと思いますか?」
のえるさん「まぁ顔っすかね(笑)ウリにしてるんで(笑)」
のえるさんが言うと冗談に聞こえない、、恐るべしイケメンハーフ、、(笑)
utさん「(のえるさんは無視しつつ)楽器の爆音に負けないボーカルの声量かな」
哲太さん「歌も上手いよね」
タザキ「確かにそうですよね。それにメロディもすごくいいと思うんです。楽器陣のみなさんは気を付けていることってありますか?」
哲太さん「バンドの強みである歌やギターの邪魔はしたくないと思っていて…自分が目立とうっていうよりはドシッと構えるようにしています」
utさん「僕はバンドに後から入ったので、自分のいいところは最大限に出しつつ、今までのerihaの世界観を崩さないように心がけています」
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最新EP『aonisai』を解説!
タザキ「どんな思いを込めて”aonisai”というタイトルにしたんですか?」
のえるさん「収録してある曲はどれも以前からライブでやっている曲でなんですけど、どの曲もなんか青臭いなって思って。だから”aonisai”にしました」
utさん「俺ら“青二才バンド”って言っても過言じゃないからね」
タザキ「なるほど。収録されているのはファンおなじみの5曲なんですね」
タカハシさん「これを聴いてからライブに来れば半分くらいは楽しめると思います」
タザキ「ではメンバーそれぞれ特に思い入れのある曲を理由とともに教えてください」
のえるさん「俺は『日向のマーチ』!!サビの歌詞がめちゃくちゃいいんです。ギターのコードもすごくいいのができて、メロディも最高です」
タザキ「”マーチ”ってタイトルが付く曲は明るかったり、アップテンポなイメージがありますが、この曲はしっとりとしていますよね」
タカハシさん「この曲には”キツイ時でもゆっくり歩いていけばいい”っていう思いが込めてあって。暗い歌詞ではあるんですけど、明るい方向に向かっていくっていう意味で”日向のマーチ”にしました」
のえるさん「いや~本当に好きなんですよ。以上です。はい次、哲太さん」
哲太さん「俺は『正直な話』です。バンドもしたいけど、仕事もあるしな…ってどっちつかずだった時に”夢の終わりが今来たら…”っていうサビの歌詞がグサグサ俺に刺さって。まぁ、とにかく歌詞に注目して聴いてみてもらいたいです」
のえるさん「彼(タカハシさん)は文才なんですよ、本当に。そこがすごく好きで――俺、ユウトの好きなところいっぱいあるんですよ」
タカハシさん「俺の好きなところ発表するの?テーマが違うよ?(笑)」
のえるさん「……それで、すごく歌詞がいいの。ユウトの曲は、誰でも共感できて、辛い時にとかに聴くとグッとくると思う。俺、ひとりじゃないんだなって思える。それがユウトの好きなところですかね」
…ハッ!!急にのえるさんワールドに引きずり込まれました(笑)
でもただならぬ愛は伝わってきましたね!(笑)
せっかくなのでちょとだけ曲を聴いてみましょうか!
若さゆえの真っすぐさや葛藤がギュッと詰まった歌詞は感情を揺さぶってきますね~~!どこか懐かしい気持ちになるメロディもたまりません!
どの曲も最高ですが、残りのふたりはどの曲を選ぶのでしょう?
utさん「僕は『lady』です。一番最初の歌詞が”愛してるぜ lady”なんですよ(笑)お客さんとして初めて聴きた時、よくそんな恥ずかしいこと歌えるなって思いました(笑)でもなぜかerihaが歌うと自然なんですよね。短くて覚えやすい曲なので、ライブではみんなで歌えたらいいなって思います」
タカハシさん「俺は…うーん、難しいね。全部気に入ってるから。でもあえて選ぶなら哲太と同じく『正直な話』かな。この曲はみんなが思ってても口に出さないことを歌詞にしました。当時の自分を勇気づけるために書いた曲でもあって…今でも自分たちの背中を押してくれる曲です」
動画ではさわりしか聴けませんでしたが、どの曲もフルで聴きたくなっちゃいますね~!
え?どうせライブ会場でしかCD買えないんでしょ、って?
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タワーレコードの限定店舗で買えちゃうんです!!!(大声)
取り扱い店舗は新潟店、渋谷店、新宿店、大高店、福岡パルコ店、梅田NU茶屋町店の全6店舗!
新潟の若手バンドがタワレコに進出したよ…ヤバすぎる…感動…
お近くの人もちょっと遠いなって人もぜひタワレコに行ってみてくださいね!今買わないと絶対に後悔しますよ!!
最後はみんなで仲良くパシャリ📸
今回は超絶長いインタビュー記事になってしまいました…erihaファンは大喜びしていることでしょう!(笑)
「もっと最新情報を知りたい!」という人はerihaの公式Twitterをチェックしてみてください✔
次回のタザレコは5人組のロックバンド“ホロトニア”です。
お楽しみに!