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【取材レポート】幻想的なホタルの瞬きに感動!雪国植物園「ホタルの夕べ」

  • 情報掲載日:2025.06.23
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

長岡市の雪国植物園で、恒例のホタル鑑賞イベント『ホタルの夕べ』が6月13日(金)から29日(日)まで開催されています。今年で20回以上を数える人気の催しに、編集部も初日の6月13日(金)に参加してきました。

初夏の夜を彩る幻想的な光の世界をレポートします。

19:00の開園30分ほど前から、参加者が集まり始めていました。

まずは、園長の大原久治さんによる講話が始まりました。世界のホタルから日本のホタルまで、その種類や生態について丁寧に解説。ホタルのイラストパネルを使って、参加者に語りかけるように話す大原さん。その熱心な語り口に思わず引き込まれました。

『ホタルの夕べ』を始めたきっかけなどのエピソードも交えた講話は、この後の鑑賞への期待を一層高めてくれます。

そして講話のあと参加者一同は、ホタルがすむ水辺へ移動しました。

ホタル鑑賞の条件は、雨が降らず、風が穏やかで、月明かりがないことだそうです。この日は、まさに条件がすべて揃った絶好のコンディション。期待が高まりました。

静寂のなか、目が徐々に闇に慣れてきたその時でした。「あそこにいますよ」と、同行した方がささやき声で教えてくれました。ポッ、ポッと、あちらこちらで淡い光が、灯り始めました。

そして時間が経ち、空がより暗くなりにつれ、光の数は増えていきました。

「きれい!」「わー、見てみて」「すごい、すごい」など、参加者たちはホタルを驚かせないよう声を抑え、ささやくように感嘆の声を漏らしていました。

十数メートル先の水辺で明滅を繰り返すホタルもいれば、手の届きそうなほどすぐ近くで光っているホタルもいます。まるで光のエンタテインメントを鑑賞しているかのような、感動的な光景が広がりました。

この日鑑賞できたのは、ゲンジホタルとヘイケホタル。大原さんの講話で聞いた光り方の違いを目前に確かめることができました。

講話でホタルに関する理解を深め、安全に鑑賞できる『ホタルの夕べ』。その美しさを、ぜひ多くの人に見てもらいたいと思いました。

今年の開催は6月29日(日)まで。ぜひこの機会に雪国植物園を訪れ、心に残る一夜を体験してみてはいかがでしょうか。

雪国植物園はこんなスポット

長岡市にある雪国植物園は、東京ドーム7個半分の広い敷地のなか四季折々の植物に出合えるスポットです。

里山の豊かな緑のなか生息する植物はおよそ850種。高山植物、外来植物、園芸植物を一切植えず、従来の自然植生を大切にして造りあげられました。

また、園内では農薬を使用していないため、昆虫がたくさんすんでいます。そのため、美しいホタルも見ることができます。ここでしか見られない植物と風景を楽しんでみください。

雪国植物園
長岡市宮本町3
tel.0258-46-0030
開園時間9:00〜17:00(入園券販売は~16:30)
入園料:大人(18歳以上)500円、小中高生50円、幼児無料
駐車場80台

イベント『ホタルの夕べ』
6月13日(金)~29日(日)19:00受付、19:10~ホタル講話(約20分)、19:45~20:15ホタル鑑賞タイム
参加料:大人(18歳以上)500円、 小中高生50円、幼児無料
※日中の営業時間から引き続き参加の場合も、一度ご退園のうえ、再度入園となります。その際、上記参加料が必要となります。

にいがた緑の百年物語緑化推進委員会は地域の緑化活動を支援しています

にいがた緑の百年物語緑化推進委員会では、「緑の遺産づくり~22世紀への贈り物」をテーマに、新潟の緑を守り、育てる活動をサポートしています。

取り組みを紹介する動画はこちら

長岡エリア版の動画は9月22日(月)に公開予定です。

にいがた「緑」の百年物語県民運動は、県民が主体となって森を救い、地球を救う、誰にでも実感できる社会貢献活動です。下記ホームページで委員会の取り組みを詳しく紹介しています。

DATA

公益社団法人 にいがた緑の百年物語緑化推進委員会
住所
新潟市中央区新光町7-2 新潟県商工会館5F
電話番号
025-290-8055
リンク
公益社団法人 にいがた緑の百年物語緑化推進委員会ホームページ

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