僕の2歳の息子は、鯉のことをポニョと呼んでいる。
「ポニョ見に行こ!」ということで、プライベートでも行ったことのある「錦鯉の里」が2020年最初の訪問先だ。
小千谷の錦鯉は海外からの買い付けがものすごく増えていて、いまや生産される8割が輸出用なんだって。
NISHIKIGOI 、 クールだね!
「私が子どもの頃は錦鯉を家で育ててたんだよ」と大塚市長。
小さい頃から慣れ親しんだ錦鯉が、いまや親善大使のようになっていて、市長はご満悦の様子。
「池に入って飼育作業をしたこともあるよ。一緒に入りませんか?」と、想定外のご提案。
ギョギョギョ!(©さかなクン)
そんなわけで、最初の写真のような錦鯉のお風呂状態に!
餌付けを試みるも、僕に警戒しているのか錦鯉たちはなかなか寄ってきてくれない。
うーん悲しい。
でも大塚市長は「池の上から見る錦鯉と、水面からの目線で見る錦鯉とでは全然違うでしょ。錦鯉がいきいきとしていて、自分も錦鯉になった気分だね」と少年のように目がキラキラしているのでした。
そーか、僕も錦鯉になりきらなくては、と魚になった気分で餌やりを続けたのでありました。
錦鯉はふくよかなほど価値があがるんだよ」と市長。
「あ、趣味が同じだ! 僕もぽっちゃりさんがタイプなんですよ」。そんな会話をしていたら、錦鯉がやけにカワイく見えてきて。
鯉に恋する僕なのでした。
小千谷市 大塚昇一市長
1951年3月30日小千谷市生まれ。特技はバレーボールで現役時代はセッターとして活躍。ジュニアチームの監督をしていたこともあるんだって