カーボンニュートラルの実現に向けて注目されている次世代自動車。
EV(電気自動車)、FCV(燃料電池車)、PHV(プラグインハイブリッド自動車)などがありますが、「正直、よく分からない」という方も多いのでは。
そんな皆さんはご注目! 次世代自動車を見て、触れて、知ることができるイベントがこの秋、県内各地で実施されます。
そもそも、なぜ次世代自動車なのか?
次世代自動車はガソリンやディーゼルエンジンを搭載する自動車と比べて、二酸化炭素(CO2) や窒素酸化物(NOx)、粒子状物質(PM)などを走行時に全く排出しない、または排出量が少なく環境にやさしいため、地球温暖化や大気汚染の防止に貢献できます。
また、化石燃料の枯渇が懸念されているなか、次世代自動車は水素や電気などの再生可能エネルギーを活用するため、エネルギー資源の確保にもつながります。
次世代自動車は、環境問題やエネルギー問題、交通問題などの解決に向けて重要なキーワードになっています。
次世代自動車の仕組みやメリットについては、下記リンクで紹介しています。
なお、県内では現在、次世代自動車の普及率が高まってきています。
けん引役のひとつとなっているのが、日産『サクラ』など軽自動車EVの存在。
移動手段に自動車を使うことが多い新潟県民は、一家に二台所有する世帯も多く、軽自動車EVをセカンドカーに選ぶ方がいるほか、シニア層や若い女性など幅広い世代に求められているそうです。
「でもEVって高いのでは?」と思うかもしれませんが、補助金や減税制度を活用すればガソリンタイプの自動車並みの費用で購入することができます。
また、将来的には過疎地におけるガソリンスタンドの閉鎖も予想されるため、車社会・新潟では、ますますEVを求める方が増えていくと思われます。
一方、FCVはタクシーやフォークリフトなど、公共的な活用やビジネスシーンでの活躍で存在感をみせています。
インフラ面も影響するため、EVに比べると普及率はまだ低いですが、自動車メーカーのトヨタやホンダからは今後、新型車の導入が予定されています。
発電・蓄電した電力を家庭に供給したり、外出先での電源として活用したりすることができる次世代自動車。環境面だけでなく、さまざまな場面で活躍するため、今後ますます注目されることでしょう。
さて、9月23日(祝)・24(日)に開催される『NSTまつり』を皮切りに、県内7ヵ所(予定)で次世代自動車に触れることができるイベントが予定されています。
会場にはEVやFCVを展示。外観だけではなくボンネットの内部を覗いたり、シートに座ったり、電気を利用して家電製品を動かしたり、次世代自動車の魅力やメリットを知ることができるチャンスです。
イベントによって内容が異なるので、詳しくは下記公式ホームページをチェック!
楽しみながら次世代自動車について知識を深めよう。
■本事業に関するお問い合わせ
新潟県 産業労働部 創業・イノベーション推進課 新エネルギー資源開発室
- 電話番号
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