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いま世界中で注目されているEV(電気自動車)について知っておこう!

新潟の街中でも見かけることが多くなってきたEV。ランニングコストや非常時の活用など、EVならではの特徴やメリットを紹介します。

  • 情報掲載日:2022.10.07
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

国の「2050年カーボンニュートラル宣言」により、テレビやインターネットなどで「脱炭素」というフレーズや、「EUでの2035年に発売する新車は排出ガスゼロ車のみ」といったニュースをよく見るようになりました。

そこでキーワードとなるのがEV。知っているようでよく知らない方も多いはず。そこで分かりやすく紹介していきましょう!

そもそも「EV」ってナニ?

EVとはElectric Vehicle(エレクトリック ビークル)の略で電気自動車のことです。

ガソリンを使ってクルマを走らせるガソリン車と異なり、EVはクルマに搭載されたバッテリーの電気を使ってモーターで走ります。

すでに国内外の自動車メーカーからさまざまな車両がリリースされていますが、2022年5月にデビューした軽自動車のEVがヒットするなど、近年ますます注目度が高まっています。

撮影車両:日産『サクラ』 ※取材協力/新潟日産県庁前店
撮影車両:日産『サクラ』 ※取材協力/新潟日産県庁前店

EV車両の特徴は?

①優れた環境性能

排気ガスを排出することなく走行することが可能なEV。そのためNOx(窒素酸化物)による大気汚染やCO2(二酸化炭素)による地球温暖化を抑えるなど、地球環境を守ることができます。

②静かで力強い加速

ガソリン車はエンジンを稼働させるため振動や音が発生しますが、EVはモーターで走行するので静音性に優れています。そして、発進時もパワフルに加速します。

③自宅で充電可能

通勤や日常生活での外出なら、自宅での普通充電で十分なほどです。夜帰宅後に充電を開始すれば、翌朝には十分に充電できています。

EV を選ぶメリットは?

●ランニングコストが低い

同じ走行距離にかかる費用は、ガソリン代より電気代のほうが安く済むため、ランニングコストを抑えることができます。

また、エンジンを搭載していないため、オイル交換やマフラー交換なども必要ありません。車検時の交換部品も少なく済みます。

●非常時やアウトドアで蓄電池として活躍

バッテリーに貯めた電力は走行以外にも活用できるので、停電時に電気を家庭に戻して使ったりすることができます。また、キャンプ場などで電気を取り出し、冷蔵庫やIHクッキングなどのアウトドアライフにも活用できます。

●補助金や減税制度の優遇

購入・維持するにあたり、国からの補助金、エコカー減税や環境性能割などの減税制度が適用されます。購入時だけでなく、車両の維持という点でも負担が軽くなります。なお、同一車種でもグレードによって補助金額や減税額が異なるので、詳しくはカーディーラーへお問い合わせください。

【最新事情もっと知りたい】EVのココが気になる!

地球環境にやさしく、力強くも静かな走りをみせるEV。さらに、さまざまな補助金や減税制度でより身近になってきました。ここでは、よく聞く疑問についてお答えします。

Q)EV の航続距離は伸びているの?

A)搭載される電池の進化や車体の軽量化などにより航続距離が伸びています。今後、技術の進歩により、なるべく電気を使わないような構造になるなど、航続距離はさらに伸びていくことでしょう。

Q)充電環境で困ることはないの?

A)カーディーラーはもちろん、新潟県庁や各市町村、大型スーパー、高速道路SA、そしてコンビニエンスストアなどに充電スタンドが設置されており、近年充電設備が増えています。さらに世界的にEVへと移行している動きをみても、今後ますます充電インフラは整っていくことでしょう。また、充電器自体も進化しており、より短時間で充電できるようになっています。

また、最近はEVの購入とともに、自宅に充電器を設置する方が多いようです。今後、充電スポットを設置する新築マンションも増えていくことでしょう。

Q)EV ってどれくらい車種があるの?

A)2022年8月現在、国内でラインナップされているEVは、レクサス『UX300e』、トヨタ『bZ4X』、日産『アリア』『リーフ』『サクラ』、ホンダ『Honda e』、三菱『eKクロスEV』、マツダ『MX-30 EVモデル』、スバル『ソルテラ』などがあります。

2022年5月に登場した『サクラ』は、8月には軽自動車の新車販売台数のトップ10に入りました。若者からシニア世代まで幅広い世代に支持され、セカンドカーとして購入するユーザーも多いようです。

また、海外メーカーを含めれば、さらに選択肢は増えますし、市場が活性化することで、より魅力的な商品が増えていきます。

これからEVは私たちの生活に、ますます身近になっていくことでしょう。

■本事業に関するお問い合わせ

新潟県 産業労働部 創業・イノベーション推進課 新エネルギー資源開発室
電話番号
tel.025-280-5257

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