パーソナルジムパーソナルジム パーソナルジム
  1. Home
  2. ライフ
  3. 多品種少量生産! どんな歯車も作っちゃう工場が長岡にあるよ。歯車の資…

ジョーイのわ〜くわ〜く会社訪問

多品種少量生産! どんな歯車も作っちゃう工場が長岡にあるよ。歯車の資料館も見どころたっぷり~!

第5回・長岡歯車製作所に行くの巻

  • 情報掲載日:2022.11.01
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

月刊にいがたで連載中のジョーイのわ~くわ~く会社訪問!

犬のような生き物・ジョーイが、新潟県内の会社を訪問し、普段は見ることができない企業のすごいところをみんなに紹介するよ!

第5回目は、長岡市にある長岡歯車製作所に行ってきたよ~

主な登場人物

僕たちは生活するなかで色んな機械にお世話になっているけど、そのあらゆる機械を動かすのに欠かせない部品、それは…「歯車」!!!

普段はなかなか意識してみることはないけれど、とっても重要な“縁の下の力持ち”のような存在だよね。

そんな「歯車」の生産に特化した会社が長岡市にある、長岡歯車製作所だよ。

今回は、歯車を生産している工場と長岡歯車製作所が運営する歯車の資料館にお邪魔しました!

1946年創業の長岡歯車製作所の歯車は、産業用機械や工作機械、飛行機、農業用器具、そしてなんと!某有名テーマパークの人気アトラクションの一部にもこちらの歯車が使われているんだって!

取引会社から大小、形もさまざまな歯車のリクエストが来るけど、丸くない形の非円形歯車を作る技術は国内唯一なんだ。

どんなサイズの歯車も作れちゃう!
ミクロン単位での狂いのない寸法測定は圧巻

JOYのプチ情報:月に1,000件近くのオーダーを受けているんだって
JOYのプチ情報:月に1,000件近くのオーダーを受けているんだって

歯車の製作は、お客さんからの依頼を受けてからスタート。

求められている強度や、耐久性などいろいろな条件を満たす材料を選ぶことから始まるんだ。

こうして選ばれた材料を工作機械を使いながら加工し、ホブ盤やギヤシャーパを用いて歯切り加工を行ない、歯車になっていくんだ。

みるみるうちに歯が出来上がっていく!!

熱処理を行なうのは、同じ敷地内にあるグループ会社・長岡電子さん。

すぐ近くにグループ会社があるので、各工程の作業をスピード感をもって対応できるのも魅力のひとつ。

JOYのプチ情報:バリ取り作業によって、火花が!! ワイルドな光景・・・!
JOYのプチ情報:バリ取り作業によって、火花が!! ワイルドな光景・・・!

その後、研削加工の工程でも、常に形状寸法に間違いがないか入念にチェックしながら加工をするよ。

そして最後の関門が、歯車の寸法を測定しながらミクロン単位で歯麺を研削すること。

研削前後では、ピカピカさが全然違う!
研削前後では、ピカピカさが全然違う!

加納さん曰く、ここの部門を担当しているスタッフはエキスパート揃い。まさに歯車ア〇〇ジャーズ。

それぞれの機械を担当し最後の歯車研削作業を行なっているよ
それぞれの機械を担当し最後の歯車研削作業を行なっているよ

こんなふうに検査を行なうよ。

確実にそれぞれの歯がお客さんもらった図面通りに出来上がっているか確認していく。

JOYのプチ情報:五円玉は、デザインされた当時の日本 の主な産業 ( 稲穂→農業、水 →水産業 )を表していて、工業として歯車の絵柄が描かれているんだよ
JOYのプチ情報:五円玉は、デザインされた当時の日本 の主な産業 ( 稲穂→農業、水 →水産業 )を表していて、工業として歯車の絵柄が描かれているんだよ

歯車にはまだまだ魅力がいっぱい!
歯車資料館でいろんな歯車を見てみよう

工場にはなかなか入れないけども、歯車の魅力をもっと知りたい!という人は、本社から車で5分ほどの所にある、長岡歯車製作所が運営する「長岡歯車資料館」へ行ってみよう。

館内には歯車製品がい~~~~~っぱいあった!!

JOYのプチ情報:ここの館長を務めているのが、前社長の山﨑さん。どうぞどうぞとノベルティをくれた、気さくなおじちゃんだったよ
JOYのプチ情報:ここの館長を務めているのが、前社長の山﨑さん。どうぞどうぞとノベルティをくれた、気さくなおじちゃんだったよ

長岡歯車製作所で作られた歯車から、歯車が使われている昔のおもちゃや道具などさまざま。

それぞれの道具や機械の歯車がどんな風に動いているのか見ることができるだけでなく、「こんな懐かしい道具もあったね!」と思い出に浸ることもできるよ。

最後にひとことちょ~だい!

JOYのプチ情報:「この間、近くのスーパーでこの歯車トートバッグを愛用している人がいたんだよ!」と加納さん
JOYのプチ情報:「この間、近くのスーパーでこの歯車トートバッグを愛用している人がいたんだよ!」と加納さん

「お客様の色んなオーダーに応えられるような、小回りの利く生産体制を計っています。若手からベテランまで、ミクロ単位でひとつひとつの歯車と向き合って生産しています」と加納さん。

今後も僕たちの生活をたくさん支えてください~!!!

関連記事