月刊にいがたで連載中のジョーイのわ~くわ~く会社訪問!
犬のような生き物・ジョーイが、新潟県内の会社を訪問し、普段は見ることができない企業のすごいところをみんなに紹介するよ!
第ニ回目は、阿賀野市にある丸三安田瓦工業に行ってきたよ~
主な登場人物
今回訪れたのは、「安田瓦」の代表的な製造メーカーのひとつ、丸三安田瓦工場です。
そもそも「安田瓦」って何??という人にご説明すると………「安田瓦」は阿賀野市安田で生産されている瓦のこと。
1200度以上の窯で、空気を抜きながら焼成することで生まれる高い防水性と強度が自慢の全国屈指の瓦ブランドなんだ。
早速、安田瓦を作っている工場へ突撃したよ!
窯の温度は1,200度以上!!! アツアツな瓦工場を見学したよ
こちらの会社では、日々窯の熱気でアツアツの工場で、職人さんたちが機能性に優れた瓦を作っているよ。
瓦職人さんいわく「一に土、二に焼き、三につくり」ということで、何はともあれ粘土の質が重要なんだって!
こんなにたくさんの土が、3~4日でなくなってしまうというから、驚き!
土の空気を抜きながら粘土状にした後、それぞれの型にプレスするんだ。
形を作ったら、工場にある窯の余熱で10日間くらい乾燥させるよ。
乾燥させて白くなったら、瓦の表面をコーティングさせる釉薬(ゆうやく)と呼ばれる液体のなかに入れるんだ。
そして、ここからが重要!
約80m近くあるトンネル窯を通りながら、じっくりと焼き上げるんだ。
窯の暑さは、なんと1,200度以上!!!
ここで作業されている職人さんたちは、温度感覚が麻痺しちゃって、真夏でも屋外が涼しく感じられて、コートを着て帰る人もいるんだって。
窯のなかは、真っ赤! これは熱いよ~…
パリジェンヌも惚れ込んだオリジナル自社ブランドの食器-TSUKI
こちらの会社のおもしろいところは、なんと自社ブランドの食器まで作っているということ。
瓦と同じ土を使って、この超高温窯で焼きあげているんだ。
安田瓦ならではの色や質感もそのままのオシャレな食器。
新潟県内外の一流レストランでも使われているんだって。
ブランド名は『TSUKI』。
瓦特有のシワを生かし、まさにお月さまの表面のようなイメージだね。
2016年にパリの展示会でデビューして、パリジェンヌたちを虜にしたんだって。おしゃれだなぁ!
粘土体験だってできちゃうんです!!!
丸三安田瓦工業の敷地内にあるギャラリーでは、オリジナルブランドの『TSUKI』を展示しているほか、その他の食器も紹介しています。
さらに、粘土体験もできるんだって! これは僕を作ってもらうしかないね。
じゃじゃ~ん、完成! 焼き上がりがたのしみだな
最後にひとことちょ~だい!
なかなか見るとこができない瓦づくりの見学もできるし、粘土づくりも体験できるから子どもから大人まで楽しめるよ!
次回も、僕がどこかの会社に行ってくるよ、お楽しみに★
・・・数日後・・・
粘土体験でつくった、僕3体が出来上がりました!
色を塗ってもらって、僕ながらかわいいな~★