むらき呉服店があるのは、最近では「にいつ0番線商店街」としても有名な、新潟市秋葉区新津の商店街。
ショーウインドーには、美しい着物のほか、「まちなか鉄道資料館」として、SLばんえつ物語号のヘッドマークのレプリカなどの貴重な鉄道資料が展示され、目を引きます。
むらき呉服店では、伝統を今に伝える職人の技にこだわり、色彩、文様、産地を厳選した素敵な着物や帯を販売しています。
店内奥にある「竹林の間」には着物のほか、反物や帯、帯袋などがズラリ(甲冑も!)。
今では珍しい綿入れはんてんも、男性用、女性用、子ども用ともに揃っています。
「最近では反物を積んでいるお店は珍しいと言われますね」と若旦那の村木政寛さん。
吉澤与一の紬、越後上布、小千谷縮などの新潟の織物のほか、琉球かすり、黄八丈、加賀染伝統小紋など、全国の名だたる逸品が揃っています。
お客様からいつ、どんな要望があっても対応できる品揃えを心がけているそうです。
着物のメンテナンスも承っていますので、お困りの方はお気軽に相談を。
また着物に加え、甲州の本家「印傳屋 上原勇七」の印伝を豊富に取り揃えていることでも知られています。
バッグ、ウォレットのほか、ポーチや小物入れ、印鑑入れ、ペンケースなど多彩。手頃なものだと1,000円台から購入できます。
新柄、新作もいち早く店頭に並びます。
今年の新柄のひとつが、棚左上の手提げと棚右下のウォレットに用いられた「CIASOM(シアソム)」。
自然のさまざまな伝統模様や創作模様をつなげて編み出したオリジナル模様です。日本の伝統色「灰紫」「桜鼠」を用いた更紗と黒漆で9種類の模様を描いています(手提げ62,700円税込、奥のウォレット34,100円税込)。
棚右上の手提げに用いられた「椿」も新柄。紫地にピンク漆で模様をつけたかわいらしい柄です(手提げ39,600円税込)。
これら女性向けの商品に加え、今年はハイカラな男性用印伝も充実しています!
鹿革に漆で可憐な小紋柄を染め付けた印伝は、使うほどに愛着が湧き、贈り物にぴったり。
修理の相談も受け付けており、サポートも万全です!
大切な人への贈り物に、長く愛用できる印伝を選んでみてはいかが?
Information
染・織・和装ギフト・印傳 むらき呉服店
- 住所
- 新潟市秋葉区新津本町3-7-39
- 電話番号
- 0250-22-0098
- 営業時間
- 9:30~19:00
- 休み
- 毎月7・17・27日(12/27金は営業、12/31火、1/1祝は休み)
- 駐車場
- 7台
- リンク
- むらき呉服店
- 備考