新潟県産農畜産物は安全で安心。そして新鮮でおいしい! だからこそ県内外の多くの人々に、その魅力を知って、もっと親しんでほしい。「新潟県産」を食す機会を、より身近な光景にしたい。そんな想いを込めて、2021年に「新潟じば食プロジェクト」がスタートしました。
新潟県産農畜産物について理解を深め、毎日の食卓や外食を通して、そのおいしさを存分に楽しんでもらいたいと、2025年度は4回に分けて実施しています。
2025年度は、第1弾「新潟県産豚肉」、第2弾「新潟県産なす」、第3弾「新潟県産日本なし」、第4弾「新潟県産米」の4つをピックアップ。今回は新潟県産米編。新潟市内8店舗で提供する期間限定メニューと、おうちレシピを紹介します。
新潟県産米について学ぼう!
おいしさの秘訣は、肥沃な土壌と生産者の努力の賜物
新潟県では、信濃川や阿賀野川などが運んできた肥沃な土壌と、雪解け水に恵まれた土地をもつため、おいしいお米が作られます。
近年、異常気象による猛暑や渇水など厳しい環境が続くなかでも、生産者の徹底した管理と栽培技術により、高品質なお米を楽しむことができます。
主要品種の「コシヒカリ」は炊き上がりはふっくら。噛むともっちりとして、香りがよく甘みがしっかりしています。「新之助」はほどよい粒感で噛むほどに甘み豊か。冷めても硬くなりにくく、おいしさと甘みが持続します。
さらに、硬さやねばりのバランスにすぐれる「こしいぶき」のほか、「ゆきん子舞」「みずほの輝き」「つきあかり」「葉月みのり」など多様な品種があります。
Q.コシヒカリの産地は?
A.新潟県産コシヒカリの産地は、岩船産、新潟産、佐渡産、魚沼産の4地区です。
Q.おもな栄養素を教えて!
A.私たちの活動に必要なエネルギー源になる炭水化物や、体を作るたんぱく質などの栄養素が豊富に含まれています。さらにビタミンやミネラル、食物繊維なども豊富です。
新潟県産米について、さらに詳しい情報は、JA全農にいがた公式HPをチェック!
おそとで楽しもう!人気飲食店で期間限定メニューを実施!
2025年11月22日(土)〜12月21日(日)の期間中、新潟市内の人気飲食店8店舗で、新潟県産米を使った期間限定メニューを提供します。ぜひお店に行って味わってみてください!
※仕入れや準備、市場の状況により提供期間がお店によって異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
新潟料理と旬の食材 だしや 『三種節のおかかめし』(650円)
厳選素材でとる本格ダシをいかした料理が評判のだしや。
新米コシヒカリの上に、削りたてのカツオ節、マグロ節、鶏節の3種をふんだんに盛り付けた一杯。
まずは、醤油を垂らして「おかかめし」、次に卵を溶いて「卵かけご飯」、最後は鶏ガラやモミジ、魚介を合わせた特製ダシをかけて「出汁茶漬け」に。
三段階の食べ方と味わいの変化を楽しむことができ、最後のひと口まで楽しめる満足度の高いメニューだ。
新潟料理と旬の食材 だしや(にいがたりょうりとしゅんのしょくざい だしや)
新潟市中央区弁天2-4-22
tel.025-245-7450
18:00〜23:00(LO22:00)
日曜定休ほか
席数31
駐車場なし
イタリア料理&バールたんと新潟駅南店 『栗豚とたっぷりキノコのクリームリゾット』(1,650円/ランチセットは2,000円)
新潟県産米をいかした、とろけるようなクリームリゾット。
栗を餌として育てられた白豚のなかでも、スペイン・ガリシア州政府の認定を受けたブランド豚・栗豚を使用。
豊かなうまみとやわらかな肉質が特徴の栗豚が、キノコの風味と見事な調和を生み出している。
イタリア料理&バールたんと新潟駅南店(イタリアりょうりアンドバールにいがたえきなんてん)
新潟市中央区南笹口1-1-1 ひもろぎビル2F
tel.025-288-1266
11:00〜15:30(LO15:00)、17:00〜22:00(LO21:00)
不定休
席数100
提携駐車場あり
オリエントイタリアン イリィ 『チーズ入りリゾットの春巻き』(2本950円)
イリィの代表的メニューといえば生春巻きだが、こちらは揚げ春巻き。ライスペーパーを使う生春巻きの代わりに、新潟県産米で作ったリゾットを具材として使っている。
外側はパリパリ、中はお米ならではのモチモチ感やチーズの塩味が重なりあった風味を楽しめる。
生ビールとの相性はぴったり! ディナータイム限定メニュー。
オリエントイタリアン イリィ
新潟市中央区西堀前通1-694
tel.025-211-2474
11:30〜14:30(LO14:00)/18:00〜LO23:00
不定休
席数28
駐車場なし
SAKURAGI BUTCHER HORLY'S 『デミグラスソースヒレカツ丼』(1,518円)
阿賀野市上川エリアで作られた新潟県産コシヒカリを使用し、ヒレカツ30グラムを4枚、合計120グラムのせた丼。
ケチャップやソースを加え、ヒレカツ丼に合うよう味を調整した自家製デミグラスソースがかかっている。
ランチタイム(〜17:00)はスープ付き。
SAKURAGI BUTCHER HORLY’S(サクラギ ブッチャー ホーリーズ)
新潟市中央区女池南1-8-16
tel.025-250-7700
11:00~22:00(LO21:00)
不定休
席数77
駐車場200台(共有)
Dining Space 2002 DAO 『新之助の海老チリソースドリア』(1,760円)
新潟県産米「新之助」をホワイトソースと絡め、その上にふんわりとした卵、エビチリソース、モッツァレラチーズをのせて焼き上げたドリア。
プリプリしたエビの食感と豊かな風味、そしてチリソースのコクが、粒立ちのよい「新之助」にマッチ。
さらにチーズのまろやかな塩味が加わり、絶妙な味わいに。中華と洋食が融合したようなオリジナリティあふれるメニュー。ランチタイムはスープ付き。
Dining Space 2002 DAO(ダイニング スペース ニマルマルニ ダオ)
新潟市西区小新西3-6-13
tel.025-265-5720
11:00~14:30(LO13:50)/17:30~22:00(フードLO21:00、ドリンクLO21:30。土曜は~23:00、フードLO22:00、ドリンクLO22:30)
月曜、第2・4火曜定休(祝日の場合は翌日)
席数35
駐車場10台
MAMESANO 『スタミナ肉飯』(1,000円)
創業以来の人気メニュー『肉飯』を、ニンニクをきかせてアレンジ。
唐揚げにも使用している店主手作りのタレが豚バラ肉によくなじむうえ、温玉が新潟県産米にトロリと絡んで、スプーンがどんどん進む!
さらに、カシューナッツの甘みと食感、添えられた紅ショウガなどが味のアクセントに。
全体的に甘めでボリュームがあるので、家族で取り分けて食べるのもおすすめ。
MAMESANO(マメサノ)
新潟市東区石山5-1-28・2F
tel.025-385-6140
17:30~23:00(LO22:30)
日曜定休
席数80
駐車場あり
ぜんてい 越後の台所 亀田店 『米粉仕立ての和風ハンバーグドリア定食~踊る鰹節の香り~(サラダ・漬物・味噌汁付)』(1,738円)
ベースは特製醤油ダレで和えた香ばしい新潟県産米のご飯。新潟県産米粉で仕立てたベシャメルソースは、カツオダシのうまみたっぷり!
ふっくら自家製ハンバーグを主役に、カボチャとキノコを添えて、踊るカツオ節と小口ネギが香りと食感を引き立てます。
寒い季節にぴったりの、心も体も温まるひと皿。お好みで添えた柚子七味を加えれば、味の変化も楽しめる。
ぜんてい 越後の台所 亀田店(ぜんてい えちごのだいどころ かめだてん)
新潟市江南区早苗2-1-46
tel.025-381-1189
11:00~14:30/17:00~23:00
月曜定休
席数119
駐車場共有
ぜんていのイタリアン VG新津店 『県産米とポルチーニ茸のクリームライスコロッケ』(1個270円)
新潟県産米をイタリア料理の定番であるリゾットにして、さらにライスコロッケに。
食べた瞬間、口いっぱいにポルチーニ茸の豊かな香りが広がり、中に入っているモッツァレラチーズがトロッととろける。このおいしさと食感がヤミツキになってしまいそう!
「1個から販売しておりますので、手軽にご注文いただけます。新潟県産米のイタリアスタイルの食べ方として、ぜひご賞味ください」。
ぜんていのイタリアン VG新津店(ぜんていのイタリアン ビージィにいつてん)
新潟市秋葉区さつき野4-20-38
tel.0250-25-2521
11:00〜15:30(LO15:00)/17:00~22:00(フードLO21:30、ドリンクLO21:45。土・日曜、祝日は11:00~22:00、ランチタイムはLO16:30)
火曜定休
席数64
駐車場共有
今回紹介した各飲食店のメニューは、「新潟じば食プロジェクト」のために考案された、11月22日(土)~12月21日(日)の期間限定で提供されるものです。
どのお店も、毎日の食生活でとても身近な存在である新潟県産米を、和洋中さまざまなスタイルにアレンジし、魅力的な食べ方を提案してくれました。
ぜひこの機会に足を運んでみてください。
おうちで楽しもう!人気料理教室の先生が教えるカンタンレシピ
『炊き立てごはんの太巻きおにぎり』
ヒロクッキングスタジオ主宰・野股正宏さん
炊きたてのご飯を使い、太巻きの要領で作るおにぎりレシピです。
使用する材料は通常のおにぎりと同じ。巻きすで巻き終わった後、包丁で6等分に切ることで、三角おにぎりのようになります。
太巻き寿司のように酢飯を作る必要もなく、一般的なおにぎりの具さえあればOK。太巻きを1本巻くごとに、6個のおにぎりができるうえ、中身の具が見えるので、食べたいものを食べられるのがうれしい!
なお、ご飯にのせる具の配置を変えれば、1本の太巻きで2種類以上のおにぎりを作ることも可能です。
●材料(太巻き1本分=おにぎり6個分)
米…1合
海苔…1枚(全形)
好みの具…適量
※今回は焼き鮭のほか、梅干し、昆布の佃煮、たらのこ、おかかを用意しました。
●作り方
①.お米を研ぎ、炊飯器で通常通りに炊く。
②.まな板の上に巻きすを広げ、その上に海苔を敷く。
③.海苔の上に炊いたご飯を均一の厚さで全体に広げる。広げる際、海苔の上部2センチほど空けておく。
④.③の手前側に好みの具を横に並べ、巻きす全体を使って手前から巻く。巻き終わったら巻きすを三角形にし、そのまましばらく固定する。
⑤.巻きすを取り、1本を6等分する。
⑥.ご飯にのせる具の配置を変えれば、1本の太巻きで2種類以上のおにぎりを作ることもできます。
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