2021年8月にスタートした「新潟じば食ファミリープロジェクト」。
安全安心でおいしい「新潟産」をもっと楽しんでほしい。普段の生活から「地産地消」を取り入れて新潟県産、地場産を食す機会をもっと身近な光景にしたい。そんな想いからスタートしました。
今年は、第1弾「にいがた和牛」、第2弾「いちじく」、第3弾「れんこん」、第4弾「切り餅」の4つをピックアップ。
それぞれで、飲食店で実施する期間限定メニュー編(外食編)と、カンタンおうちレシピ編(内食編)があります。
今回は、新潟県産いちじく『期間限定メニュー』編です。
※記事の最後に『カンタンおうちレシピ』編へのリンクがあります。
新潟県産いちじくについて学ぼう
つぶつぶとした食感とジューシーな甘さが特徴
世界最古の栽培果樹といわれているいちじく。県内では水田転作の一環で大正初期から始まりました。
主な品種には桝井ドーフィン・蓬莱柿(ほうらいし)・ビオレソリエスなどがあり、桝井ドーフィンは果実が大きくさっぱりとした甘みが、蓬莱柿は小ぶりで強い甘みが、ビオレソリエスは強い甘さとなめらかな食感が特徴。
新潟県産いちじくは11月中頃まで出荷されるので、長い期間楽しむことができます。
近年、美容や健康面から女性を中心に注目されているいちじく。生でおいしいのはもちろん、ジャムや甘露煮にしたり、天ぷらで食べたりするのもおすすめ。
今回、県内の約8割を栽培している新潟市西蒲区を訪れ、人気ブランド『越の雫』の生産者に、こだわりや今年の出来などを聞いてきました。
いちじく生産者:笹川隆介さん
——栽培するうえで心掛けていることは?
笹川さん・「春の土づくりに始まり、芽を摘んで実に養分を集中させる『芽かき』、日当たりと風通しを良くするとともに、葉が実にぶつかり傷をつけないよう枝を吊るす『誘引』、そして防除などさまざまな作業があります。もっともおいしいタイミングで収穫することも重要です」
——やりがいを感じるところは?
笹川さん・「苦労した分、おいしいいちじくができるのが嬉しいですね。さらに上を目指すためJAの勉強会などにも参加して技術を磨いています。おかげさまで近年、県内のみならず、東北や東京でも『越の雫』が評価されており、やりがいになっています」
——今年の出来はいかがですか?
笹川さん・「いちじくの生産を始めて5年目になりますが、今までで一番おいしいいちじくができたと思います。ぜひ直売所やスーパーで見つけたら購入して、できるだけ早めに食べてください。若い方や食わず嫌いの方こそ、ぜひ一度食べていただたきたいですね」
人気飲食店で期間限定メニューを楽しもう!
2022年8月22日(月)〜9月21日(水)の1ヵ月間、新潟市内の飲食店で、新潟県産いちじくを使った期間限定メニューを実施します。ぜひ足を運んでみてください!
※その日の素材の仕入れ状況により、メニューの提供数などが変動する場合があります。あらかじめご了承ください。
旬海佳肴 一家
『佐渡島黒豚のステーキいちじくと赤ワインのソース 炙り無花果添え』(1,180円)
佐渡で育てられた島黒豚をメインに、醤油ベースのソースに、いちじくと赤ワインを合わせた特製ソースを使用。
醤油といちじくの香りにより、島黒豚の柔らかい肉質を引き立てた一品。甘さがありながらもさっぱりしており、シナモンに似た香りがするのも特長だ。
添えられたいちじくは皮の白い部分を残しながらカット、バーナーで炙りジューシーさを閉じ込めている。
旬海佳肴 一家(しゅんかいかこう いちや)
新潟市中央区東大通1-11-3
tel.025-288-6325
17:30〜24:00
不定休
190席
駐車場なし
旬彩創和 ぜんてい 新潟LEXN店
『いちじくと秋野菜の揚げ出し』(620円)
彩りの良いいちじくに、米なす、しめじ、エリンギ、ゴボウ、かきのもとなど、秋の食材をふんだん使い上品に仕上げた一品。
揚げたいちじくの甘味と、さっぱりしたゆず風味の出汁が絶妙なマッチング。地酒とともにじっくり楽しみたくなる。
小上がりや人数に合わせて対応する個室でゆったりどうぞ。
旬彩創和 ぜんてい 新潟LEXN店(しゅんさいそうわ ぜんてい にいがたレクスンてん)
新潟市中央区天神1-12-7 LEXN1内1F
tel.025-244-8807
11:30〜14:30(LO14:00)/17:00〜24:00(LO23:00)
日曜
84席
駐車場共有
和食酒場 風花
『いちじくとモッツァレラチーズの揚げ出汁』(770円)
デザートのイメージが強いいちじくを、揚げ物にすることでお酒との相性の良い一品に。
旬の新潟県産いちじくならではの濃厚な甘みと、モッツァレラチーズのうま味を、和食酒場ならではの和出汁がやさしく包み込んでくれている。
揚げたてをカットするといちじくの断面から溶け出してくる、トロリとしたモッツァレラチーズのビジュアルも食欲をそそる。
いちじくに添えられたミョウガやオクラからも移りゆく季節が感じられる盛り付けも、風花ならではの演出だ。
和食酒場 風花(わしょくさかば かざはな)
新潟市中央区米山2-7-20 ITPケヤキビル1F
tel.025-245-8650
11:30~14:00/17:00〜24:00
日曜定休(月曜が祝日の場合は営業、月曜休み)
26席
駐車場なし
SAKURAGI BUTCHER HORLY'S
『いちじくパフェ』(1,580円)
生のいちじく、いちじくのコンポート、いちじくジャム、3種類のいちじくが味わえる。2個分のいちじくを使用している贅沢なパフェだ。
コンポートは白ワインでじっくり煮込み、ジャムは砂糖とレモン汁を加えて煮込んだホーリーズオリジナル。
パフェにはバニラアイスとシフォンケーキが入っていて、いちじくの味を引き立たせるために甘さは控えめに仕上げている。
SAKURAGI BUTCHER HORLY’S(サクラギ ブッチャー ホーリーズ)
新潟市中央区女池南1-8-16
tel.025-250-7700
11:00~22:00
不定休
席77
P200台(共有)
くつろぎ処 土間家
『いちじく美酢サワー』(500円)
新潟県産いちじくの本来の甘さを生かした自家製シロップとジャム、整腸作用のある酢を使用した身体にも優しいサワー(アルコール入)。
酸っぱさを感じさせない爽やかな飲み口が特長で、サワー(580円)、ソフトドリンク(500円)を用意。
太いストローで、角切りいちじくの味わいをダイレクトに味わえる。
「砂糖とレモン、酢の作用で身体の内側からメンテナンスできると思います」と料理長。昼夜の提供も行なっている。
くつろぎ処 土間家(くつろぎどころ どまや)
新潟市西区坂井東1-14-2
tel.025-211-8788
11:00〜14:00/17:00〜23:00(LO22:00)
火休
60席
駐車場11台
汁べえ
『油淋鶏定食~いちじくソースがけ~』(850円)
いちじくのかたちをゴロッと残したまま油淋鶏のソースとして活用。
ピリッとした味わいのなかに、自然でやさしいいちじくの甘みがアクセントになっている。
とん汁(写真)、もつ汁、肉吸い、つみれ汁の4種類からお好みの汁を選べ、小鉢が3品つくなどボリューム満点!
なお、とん汁は赤(ピリ辛)・黒(ニンニク香味油)・白(クリーミィ)、もつ汁は赤と黒から選らぶことができる。
汁べえ(じゅうべえ)
新潟市東区石山5-1-28・1F
tel.070-1371-4246
10:30~15:00(LO14:30)
日曜定休
25席
駐車場共有
和風レストラン 奥次郎
『いちじくのコンポート マンゴーアイス添え』(420円)
マンゴーアイスとわらび餅を添えた、夏らしく鮮やかな彩りのデザート。
いちじくの自然な風味、素材の良さをいかすために、甘さは控えめに。
口に含んだ瞬間、思わず笑顔になってしまいそうな一品。ランチタイムのお楽しみにいかが?
和風レストラン 奥次郎(わふうレストラン おくじろう)
新潟市北区松浜東町2-4-80
tel.025-258-3555
11:00〜LO14:00(夜営業は完全予約制でコース料理のみ提供)
第2月曜定休
50席
駐車場40台
イタリア料理&バールたんと亀田店
『いちじくのカッサータ』
(500円)
自家製リコッタチーズ、ドライイチヂク、ローストナッツ、チョコレートをたっぷりつかったアイスデザート。
程よい甘さでコクがあり、さっぱりとしたリコッタチーズに、ナッツの香ばしさと洋酒漬けのイチヂクの甘さがマッチ。
食後にも食べやすい、軽めのデザート。
イタリア料理&バールたんと亀田店(イタリアりょうりアンドバールたんとかめだてん)
新潟市江南区鵜ノ子2-2-58 2F
tel.025-378-5344
11:00〜15:00/17:00〜22:00
不定休
72席
駐車場41台
ぜんていのイタリアン VG新津店
『4種のチーズのピザ 生ハムといちじくのせサラダ仕立て』(2,365円/サラダバー、スープバー、ドリンクバー付。単品は1,595円)
ゴルゴンゾーラやモッツァレラ、グラナパダーノなど4種類のチーズを使ったピザ。
そこに、いちじくを生で使用することで、本来持っている甘みをいかしている。チーズとのマリアージュが新鮮!
生ハムやドライいちじくを用いてサラダ仕立てにしており、ボリューム感あり。
サラダバーとスープバー、ドリンクバーもついてこの価格はリーズナブル。単品注文も可能だ。
ぜんていのイタリアン VG新津店(ぜんていのイタリアン ビージィにいつてん)
新潟市秋葉区さつき野4-20-38
tel.0250-25-2521
11:00〜15:30(LO15:00)/17:00〜22:00(LO21:30)
火曜定休
70席
駐車場共有
今回紹介したメニューは、「新潟じば食ファミリープロジェクト」のために、8月22日(月)~9月21日(水)の期間限定品として考案してくれた一品です。
外食シーンで、新潟県産いちじくを使った料理を満喫してください!
新潟県産いちじく
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なお、新潟県産いちじくを使った『カンタンおうちレシピ』編は、下のリンクをクリック!