「新潟じば食ファミリープロジェクト」とは…。
新潟県産農畜産物は安全安心。そして新鮮でおいしい。だからこそ未来を担う子どもたちにもっと親しんでもらいたい。
普段の生活から「地産地消」を取り入れて新潟県産、地場産を食す機会をもっと身近な光景にしたい。
そんな思いから「新潟じば食ファミリープロジェクト」は始まりました。
なぜ「地産地消」が良いのか?
誰もが知っている「地産地消」という言葉ですが、なぜ地産地消が良いのでしょうか。
なぜなら、
◎地域の農家さんが作るから安全安心
◎輸送距離の少ないメリット①=鮮度&栄養価が落ちにくい
◎輸送距離が少ないメリット②=CO2排出量が少なく環境への配慮につながる
◎地元消費は地域支援・地元貢献につながる
…だからです。
今回、新潟じば食ファミリープロジェクトでは、第1弾「新潟県産豚肉」、第2弾「やわ肌ねぎ」、第3弾「おけさ柿」、第4弾「新潟県産もち米」と、4つの農畜産物をピックアップ。
それぞれの農畜産物で、飲食店で実施する期間限定メニュー編(外食編)と、子どもが喜ぶおうちレシピ編(内食編)がありますので、ぜひチェックしてください!
お子さんと読めば、地産地消のお勉強として役立ちますよ。そして飲食店やおうちでのご飯で、ぜひ楽しんでください!
今回は、新潟県産豚肉「子どもが喜ぶおうちレシピ編」。まずは新潟県産豚肉について知ることからスタートします。
新潟県産豚肉について学ぼう
新潟県産豚肉は適正な飼養管理と徹底された衛生管理のもと、すくすく育てられており、安全・安心でおいしいことが特徴です。
代表的な地域銘柄として、胎内市の「阿賀北ポーク」、新発田市の「北越後パイオニアポーク」、新潟市南区(白根地区)の「しろねポーク」、そして十日町市・津南町(妻有地区)の「妻有ポーク」があります。
そのなかの一つである妻有ポークの生産者さんに、豚肉生産のこだわりやお仕事のやりがいについて聞いてみました。
妻有ポーク生産者:佐藤菜菜子さん(平野養豚/十日町)
——新潟県産豚肉のひとつ「妻有ポーク」の風味の特徴は?
佐藤さん・「肉質が柔らかく、口の中で旨味が自然にとろけるのが特徴です。厚めの肉に塩こしょうで食べると素材の良さを堪能できますよ。東京の高級飲食店でも扱われていて、おいしさはもちろん、調理しやすさも含めて高い評価を得ています」
——飼育するうえで、特に気をつけているところは?
佐藤さん・「何よりも豚を病気にかからないようにすることです。換気や施設の洗浄・消毒を徹底するなど常に清潔に保ち、水や飼料にも気をつけています。また、人の移動や接触にも注意を払い、外部の方の立ち入り禁止を徹底するなど、ウイルスに感染しないよう細心の注意を払っています。同時に、豚にストレスを与えないよう配慮しています」
——養豚というお仕事のやりがいは?
佐藤さん・「仕事以外に、子育てや家事などやらなければならないことがたくさんあるのですが、相手が生き物なので、急に出産が始まったりスケジュール通りに動けないことが多いですね(笑)。でも、一生懸命手を掛けた分だけ結果になって表れるところに、このお仕事の手応えを感じます」
豚肉の優れた栄養価について
●タンパク質…豚肉に含まれるタンパク質は消化吸収に優れるため、体内で効果的に働きます。
●ビタミン・ミネラル…ビタミンB1、B2、B6や貧血を防ぐ鉄分。血圧を下げる働き持つカリウムなどが含まれています。
さらに、豚肉の脂質に含まれるオレイン酸、ステアリン酸は、悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やしてくれるなどの働きもあります。
さて、ここからは新潟県産豚肉を使った、子どもが喜ぶおうちレシピをご紹介。動画で見ることができますよ!
子どもが喜ぶおうちレシピを作ろう!
新潟県産豚肉を使って、人気イタリアンのシェフが考案してくれたレシピは、なんとパンケーキ!
ホットプレートだから気軽に作業できるし、混ぜたり、トッピングしたり、親子で楽しくできちゃう。
おうち時間を楽しく過ごして、夏祭り気分を満喫してみて!
レシピ考案:VG新津店シェフ 宮島さん
では、レシピを紹介しましょう!
『県産豚バラ肉のバラエティパンケーキ』
●材料(4〜5人前)
ホットケーキミックス…200g
牛乳…140cc
卵…1個
サラダ油…適量
県産豚バラ肉のスライス…200g
塩・こしょう…少々
マヨネーズ…50g
ハチミツ…10g
粉チーズ…適量
トッピング…お好みで(写真はキウイ、ブルーベリー、ラズベリー、リンゴジャム)
飾り(エディブルフラワー)…お好みで
●作り方
①卵、牛乳、ホットケーキミックスを混ぜる。マヨネーズとハチミツを混ぜてハチミツマヨを作っておく。豚バラ肉をひと口サイズに切り、塩こしょうしておく。
②170度に温めておいたホットプレートに油を薄く引き、ホットケーキミックスを一口サイズに焼く。
③焼けたら端に置いて、空いたスペースで豚バラ肉を焼く。
④一口サイズのパンケーキにハチミツマヨをつけて、そのうえに豚バラ肉をのせる。
⑤ジャムやフルーツをのせて、粉チーズをかける。
⑥エディブルフラワーを飾れば、さらに華やかに。
なお、ハチミツマヨをバジルマヨにすればお酒のおつまみになるなど、大人のアレンジも可能です!
いかがですか? ごはんのおかずにも、おやつにもなる一品です。
作り方は簡単なので、ぜひ親子でホットプレートを囲んで、おうち時間に新潟県産豚肉レシピを楽しんでください。
9月22日(水)から始まる第2弾「やわ肌ねぎ」編もお楽しみに!