毎週土曜夕方6時から放送中のNSTスマイルスタジアム。毎月第4土曜には、料理家・村山瑛子先生と番組アナウンサーが地元農産物生産者たちを訪ねて、おいしい食と人とのつながりを紹介する人気コーナー『とれたて!えいっとレシピ』が放送されています。
今回のテーマは、JA新潟市産の「にごりかわトマト」です。
新潟市北区はトマトの栽培が盛んで、大玉トマトは県内一の生産量を誇ります。
中でも濁川地区で栽培されている「にごりかわトマト」は、酸味と糖度のバランスが絶妙で、非常に人気があります。
まずは、この絶品「にごりかわトマト」をたっぷりと使った、村山先生のレシピをご紹介! そして後半では、おいしいトマトを育てる方法や、そのために実施している生産者とJAの取り組みについても深掘りしています。
『にごりかわトマトの酢豚』
●材料(2人分)
にごりかわトマト…2個
豚肉しゃぶしゃぶ用 …12枚
片栗粉…適量
サラダ油…大さじ2
酢…大さじ1と1/2〜2(A)
きび砂糖…大さじ1と1/2(A)
酒、醤油、水…各大さじ2(A)
片栗粉…小さじ1(A)
※お好みで白髪ネギ
●作り方
(1).トマトはヘタを取り、6等分のくし形に切る。トマトの全面が隠れるように豚肉を巻きつけ、片栗粉をしっかりとまぶす。
(2).(A)を合わせておく。
(3).フライパンに油を熱し、トマトを焼く。この時、トマトの皮を下にして焼く。全面にこんがりと焼き色がついたら、余分な油をキッチンペーパーで拭き取り、一度別のお皿に取り出しておく。
(4).空いたフライパンに、よく混ぜ合わせた(A)を入れて火にかける。とろみがついてきたら、(3)のトマトを戻し入れ、1分ほどしっかりと煮る。器に盛って完成。お好みで白髪ネギをのせる。
噛んだ瞬間、豚肉のうまみに続いて、「にごりかわトマト」の甘みと酸味がジュワッと口いっぱいに溢れ出します。
豚肉とトマトの相性も抜群で夏バテ対策にぴったり! ぜひ試してみて。
JA新潟市産「にごりかわトマト」知っトク情報
ここからは今回取材したJA新潟市産「にごりかわトマト」について、知っていると役に立つ情報をお届けします。
●栽培方法や風味の特徴は?
品種は「麗容(れいよう)」。肉質が厚く、しっかりとした実が特徴の大玉トマトです。甘味と酸味のバランスが良く、香り高くコクのある味わいが楽しめます。
とくに春に出回る「にごりかわトマト」は、冬の間にじっくり時間をかけて育てるため、栄養をたっぷり蓄えている甘いトマトになるんです。
●いつ頃楽しむことができるの?
5月中旬~7月上旬にかけて、おいしい旬の時期を迎えます。
●注目してほしいポイントは?
新潟市北区は大玉トマトの生産量が県内一を誇る「トマト王国」であり、約60年にわたりトマトを栽培しています。現在は「新潟市食と花の銘産品」にも認定されています。
●保存方法について教えて
風通しの良い冷暗所で保存してください。
●生産者とJAで、どのような取り組みをしていますか?
JA新潟市、新潟市北区役所、JA全農にいがた、市場などが連携して「にごりかわトマト」の魅力を発信するPR活動を行なっています。
昨年は、北区の各種イベントで試食販売を行なったり、大型スーパーでブースを設けて「北区トマトフェア」を開催したり、多くの方にそのおいしさを届けました。
●JA新潟市産「にごりかわトマト」のおすすめ購入スポットは?
いくとぴあ食花キラキラマーケットJA新潟市直売所を紹介します。
店内には新潟市産を中心に、県産・国産の新鮮な野菜や果物がズラリと並んでいます。
また、地元・新潟県産の豚肉を中心に、牛肉・鶏肉・加工肉を取り揃えており、その品質の良さは大変好評です。
さらに、県産素材を活かしたこだわりのジェラートや、キッズが喜ぶ駄菓子コーナー、大人も嬉しいお酒コーナーなど、家族みんなで楽しみながらお買い物ができるお店です。
6月には北区南浜産スイカの出荷がスタート。これに合わせて6月6日(土)・7日(日)には「小玉スイカフェア」を開催。初物を試食できるチャンスです。
また、6月20日(土)~28日(日)には、いくとぴあ食花のグランドオープン12周年を記念した「アニバーサリーイベント」を開催。
農家さんによる対面販売や、メーカーの試食販売会など、新鮮な農産物や関連商品がお買い得価格で販売されます。6月27日(土)・28日(日)には、毎回大好評の「100円市」を開催! ほかにも日替わりの特売品など、毎日通いたくなるイベントが予定されています。
いくとぴあ食花キラキラマーケット JA新潟市直売所
新潟市中央区清五郎336
tel.025-384-8487
営業時間/10:00~18:00(冬季~17:00)
定休日/第2火曜、年末年始ほか
長年の経験と、JAとのチームワークが育むブランド「にごりかわトマト」
今回の『とれたて! えいっとレシピ』では、「にごりかわトマト」を栽培する濁川ハウス組合・金井俊幸さんと、JA新潟市 北部営農センターの齋藤 洋さんに登場していただきました。
ハウスに一歩足を踏み入れると、大人の背丈以上に成長したトマトの樹が整然と並んでいました。
「にごりかわトマト」の栽培は前年の11月〜12月の種まきから始まります。まだ寒さの厳しい2月に苗を植え、暖房を使ってハウス内を温めながら、じっくりと時間をかけて成長させます。約3カ月間かけて管理することで、うまみの詰まったおいしいトマトに育つのだそうです。
栽培には多くの手間暇がかけられています。大きくておいしい実を作るため、手作業で実の間引きを行ないます。そうすることで1玉1玉に栄養を凝縮させるのです。さらに、必要以上の成長を抑えるために、上に伸びていく芽や脇から出てくる芽を摘み取るなど、細やかな管理が欠かせません。
また、味の決め手となる「水やり」のタイミングも重要です。最初はたっぷりと与え、実が大きくなってきたらあえて控える。この絶妙なコントロールは、長年の経験に裏打ちされた金井さんの感覚で行なわれています。
愛情たっぷりに育てられたトマトは、1株からおよそ25〜30個ほど収穫されます。金井さんのハウスでは合計約2,800株が栽培されており、なんと毎日1,000個ほど収穫が行なわれているそうです。
ちなみに、収穫のタイミングは真っ赤になってからではありません。少し緑が残る状態で摘み取り、店頭に並ぶ頃にちょうど食べ頃の赤色になるよう計算されています。
ここで、金井さんにおいしいトマトの見分け方を教えてもらいました。ポイントはトマトのお尻(底)の部分。放射状に線が伸び、星のような模様がくっきり現れているものを選ぶとよいそうです。
さて、「にごりかわトマト」の品質を支えるには、JA新潟市との連携が欠かせません。昭和38年に設立された濁川ハウス組合には、金井さんをはじめ23軒の生産者が所属しています。
「にごりかわトマト」のブランドを守るため、色や形の基準を細かくチェック。市場関係者も交えた「目合わせ会」で品質の統一を図っています。さらに情報交換や現地指導会を定期的に行ない、常に高いレベルで出荷できるよう産地が一丸となって技術向上に努めています。
長年培われてきた生産者の技術と、それを支える歴史あるチームワークが、このおいしいトマトを生み出しているのですね。
このあと村山先生は収穫を体験しました。採れたてを試食した村山先生は、「ジュワっと水分が出てきて実が柔らかくて肉厚ですね。甘くて酸味もあっておいしい! 香りもいいですね」と、その味わいに驚いていました。
最後に、生産者の金井さんとJA新潟市の齋藤さんに、今後の展望をお聞きしました。
「おいしさはもろちんですが、もっと生産量を増やしていきたいですね。世界中の皆さんが味わえるよう広めていきたいです」と金井さん。
一方、それを受けて齋藤さんは「高齢化が進み後継者不足という課題はありますが、金井さんのような若い方が力を注いでくれるのは本当に頼もしい限りです。これからも濁川というトマトの産地がずっと続いていくためにも、どんどん若い人たちに入ってきてもらえればなと思っています。これまでの60年と言わず、これから70年、80年と長く愛される産地にしていけたらと思います」と語ってくれました。
伝統のバトンを次世代へと繋ぎながら、生産者とJAが二人三脚で歩む「にごりかわトマト」。これからも、おいしいトマトを作り続けてくれることでしょう。
注目情報【JA新潟市産「にごりかわトマト」をプレゼント】
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