毎週土曜夕方6時から放送中のNSTスマイルスタジアム。毎月第4土曜には、料理家・村山瑛子先生と番組アナウンサーが地元農産物生産者たちを訪ねて、おいしい食と人とのつながりを紹介する人気コーナー『とれたて!えいっとレシピ』が放送されています。
今回のテーマは、JAえちご中越産の新たまねぎです。
初夏の陽気が心地よい6月。村山先生と飛田アナがやってきたのは、県内でも有数のたまねぎの一大生産地である柏崎・刈羽地域です。
JAえちご中越産の新たまねぎは、新潟の厳しい冬を耐え抜くことで、果肉が柔らかで辛味が少なく、甘みが強くなるそうです。
今回は、旬の甘みとみずみずしさを引き出した新たまねぎレシピをご紹介します。
後半では、おいしい新たまねぎを育てる生産者、そして、そこに寄り添うJAえちご中越の取り組みについても紹介しています。ぜひ最後までチェックしてくださいね。
『旨辛新たまねぎのレンジ蒸し』
●材料(2人分)
新たまねぎ…1個
豚肉しゃぶしゃぶ用 …90グラム
酢、きび砂糖…大さじ1/2(A)
オイスターソース、豆板醤…小さじ1/2(A)
醤油…大さじ1(A)
すりおろししょうが、すりおろしニンニク…小さじ1/4(A)
ラー油…5滴(A)
白胡麻…小さじ1/2(A)
酒…小さじ1(B)
片栗粉…小さじ1/2(B)
●作り方
(1).(A)の調味料をすべて混ぜ合わせておく。豚肉は食べやすい大きさに切り(B)をもみ込んでおく。
(2).新たまねぎは皮をむき、頭の部分と根の部分を軽く切り落とす。根の部分を下にして8等分の切り込みを入れる。このとき下まで切り落とさずに、1センチほど残して切るのがポイント。
(3).(2)の新たまねぎを耐熱の深めの皿に入れて軽く広げる。新たまねぎの切り込みの間に(1)の豚肉を詰める。ふんわりとラップをして、レンジ(500W)で5〜6分加熱する。仕上げに(A)のタレをかければ完成! 水分がたくさん出る場合は半分ほど水気を切る。
新たまねぎを加熱したことで自然な甘みが口の中に広がり、その後にタレが染み込んだ豚肉のうまみが追いかけてきます。お箸が止まらなくなる、夏にぴったりの一品です。
『新たまねぎのヨーグルトピザ』
●材料(1枚分)
春巻きの皮…3枚
新たまねぎ…1/6個
ベーコン…30g
水切りヨーグルト(ギリシャヨーグルト)…40g(A)
すりおろしニンニク…少々(A)
塩…1つまみ(A)
黒胡椒、塩…適量
●作り方
(1).新たまねぎは薄切りに、ベーコンは粗めのみじん切りにする。(A)をよく混ぜ合わせておく。
(2).春巻きの皮は一枚ずつ剥がしてから、再び3枚重ねる。周囲を1センチほど残して(A)を塗り広げ、(1)の具材を散らして塩を振る。トースター(オーブンや魚焼きグリルでもOK)で、こんがり焼き色がつくまで焼く。仕上げに黒胡椒をたっぷりかけて完成。
春巻きの皮のパリパリ食感が最高! 水切りヨーグルトの爽やかな酸味が、新たまねぎ本来のジューシーな甘みをぐっと引き立てます。
ベーコンの塩気とニンニクの香りも絶妙で、おつまみにもぴったりな新感覚ピザです。
JAえちご中越産「新たまねぎ」知っトク情報
ここからは今回取材したJAえちご中越産の新たまねぎについて、知っていると役に立つ情報をお届けします。
●栽培方法や風味の特徴は?
新潟の厳しい冬を乗り越え、日本海の潮風をたっぷり受けて育った新たまねぎです。
栽培地である柏崎・刈羽地域は、本来たまねぎ栽培には適さない保水力の高い粘土質土壌です。しかし、徹底した排水対策や緑肥(りょくひ)をすき込んだ土づくりにこだわり、ひと玉ひと玉丁寧に育て上げられています。
●いつ頃楽しむことができるの?
6月上旬~7月中旬にかけて、最もおいしい時期を迎えます。
●注目してほしいポイントは?
新たまねぎは採れたてのため、甘くて水分が多く、辛みが少ないので生食にも向いています。
●保存方法について教えて
新たまねぎは水分が多いため、キッチンペーパーで包み、冷蔵庫に入れて保存すると3日間~1週間ほど鮮度を保てます。
通常のたまねぎの場合は、常温で風通しの良い冷暗所に置き、ネットやカゴに入れて保存できます。保存期間は1~2ヵ月が目安です。
●JAでは、どのような取り組みをしていますか?
JAでは栽培指導や作業機械の貸し出しを通じて、農家の皆さまの栽培活動を支援しています。たまねぎを農産物直売所「愛菜館」で販売するほか、共同出荷や販路確保にも力を入れています。
●JAえちご中越産 新たまねぎのおすすめ購入スポットは?
JAえちご中越 農産物直売所 愛菜館を紹介します。
柏崎市・刈羽村・長岡市小国町の採れたての野菜や果物が集まります。地元企業と連携しているため、店内には地元ならではの商品がたくさん。
海の街・柏崎市ならではの鮮度の良い海産物、地場産食材をふんだんに使った惣菜や弁当、パンやスイーツまで幅広い「食」が集まる自慢の直売所です。
7月18日(土)・19日(日)・20日(月・祝)は柏崎・刈羽地域産「越後はちこく茶豆フェア」が開催されます。枝豆のすくいどりや、生産者との対面販売、朝採りとうもろこしの販売などを行ないます。ほかにも、なす、トマト、きゅうりなどの夏野菜が大集合します。
JAえちご中越 農産物直売所 愛菜館
柏崎市田中2-14
tel.0257-28-6711
営業時間/9:00〜17:00
定休日/第1・3火曜日、年末年始
厳しい冬と愛情たっぷりの手作業が育む、みずみずしい新たまねぎ
今回の『とれたて! えいっとレシピ』では、新たまねぎを生産する株式会社アグリード越後の小泉菜摘さんと、JAえちご中越 かしわざき営農センター 園芸特産課の本島 歌さんに登場していただきました。
柏崎・刈羽地域の新たまねぎは、収穫までに約10ヵ月という長い時間をかけて作られます。8月半ばに種をまき、ハウスで約2ヵ月間苗を育てます。その間、日々の水やりに加え、液体肥料も与えます。
10月半ばに畑へ植え付けた後も細やかな管理は続きます。そして、雪が降る厳しい真冬の間は水を与えず、じっと寒さに耐えさせます。「この寒さを乗り越えるからこそ、甘くておいしい新たまねぎができるんです。成長過程を見るのがおもしろいですよ」と小泉さん。
小泉さんたちが育てるたまねぎは、なんと約15万玉! 毎年6月、柏崎市の「えんま市」の頃に開催される収穫祭は、畑一面に人が並び、詰め放題用のネットを手にした家族連れで大賑わいになるそうです。
この収穫祭で多くのたまねぎが収穫されますが、残りの出荷分については、きれいな状態で出荷するため機械を使わず、手作業でひとつひとつ丁寧に収穫しています。こだわりが感じられますね。
そんな小泉さんが所属するJAえちご中越柏崎たまねぎ生産部会は、2014年に設立されました。現在では20軒の生産者が栽培に励んでいます。
JAえちご中越では定期的な指導会を実施しているほか、LINEで営農情報の発信も行なっており、「栽培に関する情報がこまめに届くので助かっています」と小泉さんも笑顔を見せます。
ここでひとつ疑問が出ました。「たまねぎってどこの部分を食べているんでしょう?」と飛田アナ。実は、私たちが食べているのは茎や根ではなく、なんと葉の部分なんだそうです。
一枚一枚が重なった葉だと知り、飛田アナも村山先生も驚きを隠せません。そして、もうひとつ意外な事実が。なんと「新たまねぎ」と「たまねぎ」の違いは、収穫後に乾燥させるかさせないかの差だけなのだそうです。
知識を深めたところで、いよいよ村山先生と飛田アナは収穫作業を体験させていただくことになりました。
二人とも気合いを入れて引っ張りますが、地面にしっかりと根が張っていて、抜けそうでなかなか抜けません。手作業で行なう大変さを身をもって実感していました。
そして採れたての新たまねぎを、その場で贅沢に生で試食させていただくことに…。
飛田アナ・「果物みたいな自然な甘みが広がりますね。…あ、でもそのあとが辛い!」
村山先生・「ひと口、ふた口目はサラダみたいな感じでいけますが、その後が辛いですね。でも辛いなかに甘さもありますね」
新たまねぎならではのみずみずしい刺激に驚いていたお二人でした。
最後に小泉さんと本島さんに、今後に向けての抱負を伺いました。
「収穫祭は今年で7年目となりますが、これからも地域を盛り上げていければと思いますし、子どもたちに食べ物の大切さを伝える食育イベントなどにも力を入れていきたいです」と小泉さん。
それを受けて、JAえちご中越の本島さんも「たまねぎ栽培は、定植・収穫作業など重労働な部分もあるため、貸出機械利用による労働力軽減を図ることと、栽培指導の徹底による『いい品物』作りのお手伝いをしたい」と応えてくれました。
取材中、終始笑顔が絶えないお二人の温かいチームワークがとても印象的でした。生産者とJAの絆、手作業で丁寧に収穫される愛情の結晶。ぜひ皆さんも甘くみずみずしいJAえちご中越産の「新たまねぎ」を味わってみてください。
注目情報【JAえちご中越産たまねぎ&お米のプレゼント】
●JAえちご中越産たまねぎ(5kg)と柏崎産コシヒカリ『米山プリンセス』(2kg)のセットを5名様にプレゼント! 詳しくは下記『スマイルスタジアム』WEBサイトのプレゼントページへ。※応募締切2026年7月1日(水)
これまでの記事を見ることができます。
下の「連載記事バックナンバー」をチェックしてみて!
↓ ↓ ↓ ↓ ↓

