毎週土曜夕方6時から放送中のNSTスマイルスタジアム。毎月第4土曜には、料理家・村山瑛子先生と番組アナウンサーが地元農産物生産者たちを訪ねて、おいしい食と人とのつながりを紹介する人気コーナー『とれたて!えいっとレシピ』が放送されています。
今回のテーマは、JA新潟かがやき産「しろね きゅうり王子」です。
新潟市南区の白根地区は、きゅうりの生産量が県内第1位を誇る一大産地! その白根地区で2021年に誕生したブランドが「しろね きゅうり王子」です。
「しろね きゅうり王子」として認められるには、朝採り限定で長さ19~27㎝、また色や形などすべての厳しい品質基準を満たしていることが条件です。春の最盛期には、実の柔らかさを楽しむことができます。
さて、今回はそんな旬の主役を使って、村山先生はどんなレシピを作ってくれたのでしょうか?
記事の後半では、「しろね きゅうり王子」の詳しい特徴やおいしさを保つ保存方法のほか、極上のきゅうりを育む生産者とJAの取り組みについてご紹介しています。ぜひ最後までチェックしてくださいね。
『きゅうりとバジルの焼きそば』
●材料(2人分)
きゅうり…2本
豚バラ肉…70g
焼きそば麺…2玉
バジル…10枚〜
ごま油…大さじ1/2
すりおろしニンニク…少々(A)
酒…大さじ2(A)
水…大さじ2(A)
ナンプラー…大さじ1(A)
顆粒鶏ガラスープの素…小さじ1弱(A)
塩・黒胡椒…適量
●作り方
(1).きゅうりは縦半分に切ってから斜め薄切りにし、塩2つまみで揉む。表面にうっすらと水分が出てきたら軽く水気を絞る。豚肉を1センチ幅に切る。(A)の調味料を混ぜておく。
(2).焼きそば麺は袋を開けずに、電子レンジ(600W)で2分加熱し、袋の上から揉んで麺をほぐしておく。
(3).フライパンで豚肉を炒め、しっかりと焼き色がついたら火を止めてきゅうりを加える。余熱で豚肉ときゅうりを混ぜ合わせたら、お皿に取り出す。
(4).(3)のフライパンにごま油を熱し、焼きそば麺を炒める。麺を全体に広げたらあまり動かさず、少し焼き色がつくまで焼く。
(5).(A)を加えて炒め、汁気がなくなってきたら、(3)とちぎったバジルを加えてサッと炒め合わせる。最後に塩、胡椒で味を調えたら完成。
きゅうりを焼きそばの具にするという、驚きのアイデアレシピ! サッと火を通すだけなので、きゅうりのみずみずしさとシャキシャキとした歯ごたえがしっかり生きています。
ナンプラーのうま味とバジルの爽やかな香りが絶妙に混ざり合い、エスニックな風味も楽しめる、まさにきゅうりが主役のひと皿です。
JA新潟かがやき産「しろね きゅうり王子」知っトク情報
ここからは今回取材したJA新潟かがやき産「しろね きゅうり王子」について、知っていると役に立つ情報をお届けします。
●栽培方法や風味の特徴は?
ハウスでの施設栽培で大切に育てられます。見た目はまっすぐで濃い緑色。ひと口食べれば、シャキッとした食感のあとにきゅうり本来の甘みが口いっぱいに広がります。
●いつ頃楽しむことができるの?
4月上旬から11月下旬までと、比較的長い期間にわたって楽しむことができます。
●注目してほしいポイントは?
選果場での共同選果を行なっているため、品質のばらつきが少なく、どれもまっすぐで高品質! さらに朝収穫したものだけを出荷の条件としているため、鮮度抜群です。
おもに新潟県内のスーパーで購入することができます。
●保存方法について教えて
冷蔵庫の野菜室で保存する場合、乾燥を防ぐためにポリ袋やラップで包むことがおすすめです。その際、ヘタの部分を上にして立てて保存するのが長持ちのコツ。
きゅうりへのストレスが減ることで、1週間ほど日持ちするようになります。
●生産者とJAで、どのような取り組みをしていますか?
「しろね きゅうり王子」のブランド立ち上げ以降、おいしさやその魅力を発信しています。併せて厳しい選別をクリアしたもののみを「しろね きゅうり王子」として販売することで、市場からの高い信頼を得ています。
さらに、JA新潟かがやき しろね野菜部会では品質と収量向上のため、環境モニタリング装置「あぐりログ」を導入しました。天候や気温の変化などに合わせて最適な栽培環境を研究するほか、現地視察や研修会などを通じて、地域一丸となってブランドを育てています。
●JA新潟かがやき産「しろね きゅうり王子」のおすすめ購入スポットは?
ファーマーズ・マーケット いっぺこ~とを紹介します。
今の時期は、春かぶ、春きゅうり、春キャベツなど、みずみずしい春野菜が店内いっぱいに並んでいます。「山から、里から、平野から、毎日新鮮な地元農産物が集まっていますよ」とのこと。
また、旬の農産物をふんだんに使った手作りジェラート工房や、お惣菜工房も大人気! 立ち寄った際は、ぜひ併せて楽しんでみてくださいね。
ファーマーズ・マーケット いっぺこ~と
新潟市西区亀貝3066
tel.025-211-1831
営業時間/9:30~18:00
定休日/水曜、12月31日~1月4日
緻密なデータ管理とJAのサポートが育むブランド「しろね きゅうり王子」
今回の『とれたて! えいっとレシピ』では、新潟市南区できゅうりを生産する三富泰斗さんと、JA新潟かがやき しろね北アグリセンター 小池正隆さんに登場していただきました。
広いハウスの中に入ると、きゅうりの葉が生き生きと広がっていました。
栽培は1月中旬の種まきから始まります。きゅうりは非常にデリケートで病気に弱いため、1月下旬に病気に強いカボチャを土台にした接ぎ木が行なわれます。
2月下旬の定植後は、温度や水分などをきめ細かくコントロールします。きゅうりにストレスを与えない環境を作ることで、すくすくと育ち、真っ直ぐな形になるそうです。
収穫は4月上旬からスタート。きゅうりは成長が非常に早く、1日でもタイミングを逃すと大きくなりすぎてしまいます。そのため、三富さんは朝早くから、ご家族とともに1日で4,000〜5,000本ものきゅうりを一本一本手作業で収穫していきます。
しかし、そのすべてが「しろね きゅうり王子」になれるわけではありません。厳しい選別基準をクリアできるのは、収穫したうちの約6割なんだとか。
三富さんのハウスでは、JA新潟かがやきとともにICT「あぐりログ」を導入し、常に最適な管理を行なうだけでなく、このデータを地域の生産者同士で共有しているそうです。まさに県内一の生産量を誇る白根地区の強みですね。
「しろね野菜部会には、若手からベテランまで幅広い世代の農家が所属しています。その中でも若手農家が集まる支部の活動も活発ですが、部会全体として世代を超えた交流を大切にしており、ベテラン農家さんが培ってきた高い栽培技術や知識を日常的に学ぶことができる環境が整っています」と三富さん。月に一度はみんなでハウスを巡回し、現場を見ながら情報のアップデートを行なうそうです。
地元の生産者とJA新潟かがやきがタッグを組み、妥協を許さない姿勢が人気ブランドを支えているんですね。
お話を伺った後、飛田アナと村山先生は収穫を体験しました。どちらがまっすぐな「しろね きゅうり王子」を収穫できるか競い合い、三富さんにジャッジしていただくことに。結果は残念ながら、2人ともA級品とはなりませんでしたが、その難しさを通じてブランドを守る厳しい目を身をもって体感することができました。
その後、村山先生は採れたての「しろね きゅうり王子」を試食させてもらいました。「歯ごたえがいいですね! 水分がしっかり中に詰まっていますし、香りもよくてさわやかです!」と絶賛。春の最盛期を迎えたみずみずしいおいしさを存分に堪能していました。
最後に、生産者の三富さんとJA新潟かがやきの小池さんに、今後の展望について教えてもらいました。
「きゅうりは繊細なので、栽培には手間暇が掛かりますが、皆さんに喜んでいただけるとやりがいになります。父母や先輩方から受け継いだ技術を大切にしつつ新しいことにもチャレンジして、生産者が一丸となって、より多くの人々に『しろね きゅうり王子』を届けていきたいですね」と未来を見据えている三富さん。
一方、小池さんも「近年は異常気象などの課題もありますが、できるだけ不安要素を取り除き、必要な情報をしっかり発信することで、生産者の皆さんが栽培しやすい環境を整えたいと考えています。また、新規就農者へのサポートも強化し、一緒に頑張る仲間をもっと増やしていきたいですね」と力強く語ってくれました。
最先端のデータ管理と、生産者・JAの二人三脚で育まれる「しろね きゅうり王子」。皆さんもぜひ、食卓でそのシャキシャキ食感とおいしさを楽しんでみてくださいね!
注目情報【JA新潟かがやき「しろね きゅうり王子」をプレゼント】
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