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NSTスマスタ「とれたて! えいっとレシピ」

噛むほどにうまみ広がる!ニラたっぷりの肉巻き|料理家・村山瑛子のニラレシピ2品

NSTスマイルスタジアム『とれたて! えいっとレシピ“くらしに笑顔を、食卓に新潟の恵みを”』

  • 情報掲載日:2025.05.24
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

毎週土曜夕方6時から放送中のNSTスマイルスタジアム。毎月第4土曜には、料理家・村山瑛子先生と番組アナウンサーが地元農産物生産者たちを訪ねて、おいしい食と人とのつながりを紹介する人気コーナー『とれたて!えいっとレシピ』が放送されています。

今回は、JAえちご中越産のニラを求めて、長岡市の中之島エリアにやってきました。

出迎えてくれたのはJAえちご中越の公式キャラクター、ワンジャ。おにぎりの形をした頭と、米粒の形をした眉毛がチャームポイントです。

ワンジャが手にしているニラは、青々としていてハリがあります。実は、JAえちご中越管内は県内におけるニラの一大産地。特徴など詳しい情報は後半をチェック!

まずは村山先生のレシピをご紹介。ニラの風味と食感を存分に楽しめるレシピを2品作ってくれました。

『ニラの肉まき』

●材料(2本分)

ニラ…5本
豚バラ薄切り肉…160g
薄力粉…適量
塩…適量
コショウ…適量
醤油…大さじ1(A)
みりん…大さじ1(A)
酒…大さじ1(A)
きび砂糖…小さじ2(A)
サラダ油…小さじ1

●作り方

(1). ニラを半分の長さに切っておく。

(2). 豚バラ肉に塩、コショウをしてニラを巻く。 表面に薄力粉をまぶす。もう1本も同様に作る。

(3). フライパンでサラダ油を熱して(2)を全面こんがり焼く。 火を止めて油を拭き取り、 (A)を加えて全体に絡んだら完成。

断面の鮮やかな緑が目を引きますね。ニラの風味と豚肉のジューシーさが絶妙に調和していて、夏バテ予防にもぴったり。

もう一品は茶碗蒸しです。

『ニラの茶碗蒸し』

●材料(4人分)

ニラ…5本
水…500ml
カニカマ…120g
卵…3個
中華だし…小さじ1と1/3
塩…小さじ1/2

●作り方

(1). ニラを5mm幅に切り、カニカマをほぐして器に入れる。

(2). 卵を溶いて、水、中華だし、塩を加える。

(3). (1)の器に、茶漉しに通しながら(2)を注ぐ。

(4). フライパンに水を1cm張って沸騰させる。 キッチンペーパーまたは布巾を敷いて、(3)の器を置く。 布巾で巻いたフタをして弱火で7分蒸して完成。

ニラの香りが上品に漂う茶碗蒸し。人数に合わせて一度にたくさん作れて、取り分けも簡単。大勢が集まる席にぴったりですね。

JAえちご中越産ニラ 知っトク情報

ここからは今回取材したJAえちご中越産のニラについて、知っていると役に立つ情報をお届けします。

●風味や栽培方法の特徴は?

露地栽培が採用されており、同一株から年間3回収穫できるため、長期にわたる出荷が可能となっています。

JAえちご中越管内のニラは、葉が肉厚で幅広く、シャキシャキとした食感と強い芳香が特徴です。

中之島地区の生産者部会では、月に1度、圃場を巡回。生育状況の確認や栽培に関する情報を共有するなど、品質向上のための取り組みが行なわれています。

●いつ頃楽しむことができるの?

JAえちご中越産ニラは、5月上旬~10月下旬に楽しむことができます。

●注目してほしいポイントは?

ニラの出荷は市場を通じて、おもに県内向けに行なわれます。見附、中之島産の出荷量は県内1位を誇り、とくに中之島地区は約40年もの歴史を持つ伝統産地です。

ニラ特有の香りの源である「アリシン」という成分には、血行促進や疲労回復、そして美肌への効果が期待されています。

●保存方法について教えて

ニラを洗って、キッチンペーパーで包んで保存袋に入れます。冷蔵庫の野菜室で、できるだけ立てて保存すると鮮度が長持ちします。

●JAえちご中越産のニラのおすすめ購入スポットは?

JAえちご中越 農産物直売所ただいまーとを紹介します。

「ただいま」採れたての野菜・果物がズラリと並び、選ぶ楽しさがたくさん! 南蒲地区特産の桃や梨、ブドウといった果物は県内トップクラスの出荷量を誇り、県内各地から来店者が訪れます。イベント期間には1日で1万人以上の来店があることも!

地方発送も可能なので、離れて暮らす家族や友人にも南蒲地区産の旬を届けることができます。楽しいがいっぱいの「ただいまーと」は、生産者と消費者の架け橋となり、地域から愛されるお店づくりを目指しているそうです。

さらに田上町特産、越の梅の販促イベント「梅フェア」にも注目です。梅干しや梅ジュース、ゼリーなど、梅の加工品を販売。また、来店者には梅ジュースの試飲サービスも予定しています。

えちご中越管内の5つの直売所でも同時開催。ただいまーとでは、6月1日(日)より越の梅の予約受付を開始し、6月中旬頃に発売開始を予定しています。

JAえちご中越 農産物直売所ただいまーと
三条市福島新田丁634-1
tel.0256-46-8313
営業時間/9:30~18:00
定休日/第1・3火曜、1/1~1/4

JAえちご中越 この一品もおすすめ!

JAえちご中越が今、ニラと並んでイチ押しする商品が『ただいまーと 香る華やかレモン醤油 冷し中華』(下写真右)と、『ただいまーと 旨味しょうゆにすっきりショウガ風味 生姜醤油らーめん』。

『ただいまーと 香る華やかレモン醤油 冷し中華』は、新潟県産醤油をベースに、レモン果汁を加えたタレの爽やかな香りが特徴。地元南蒲地区三条市下田産の特別栽培米コシヒカリの米粉を配合した麺を使用しており、モチモチとした食感とコシ、喉越しを楽しめます。1袋448円(120g×3パック)。

6月からはトマトやキュウリなど各種夏野菜のフェアも開催予定なので、冷やし中華と新鮮な地場産夏野菜で暑い夏を乗り切ってください」とのこと。

一方、『ただいまーと 旨味しょうゆにすっきりショウガ風味 生姜醤油らーめん』は、新潟県民が大好きなジョウガ醤油味。こちらにも特別栽培米コシヒカリの米粉を配合しています。1袋448円(120g×3パック)。ぜひお試しあれ。

肉厚で高品質なニラを安定生産できる鍵は、生産者とJA職員の密な連携だった!

今回の『とれたて! えいっとレシピ』では、ニラを生産する松井由美子さんと、JAえちご中越 なんかん南営農センター 園芸特産課 目黒知春さんに登場していただきました。

生産者の松井さん(左から2番目)とJAえちご中越の目黒さん
生産者の松井さん(左から2番目)とJAえちご中越の目黒さん

中之島にら栽培組合は現在13名で、松井さんもそのおひとり。圃場には、鮮やかな緑の、太く立派なニラが栽培されていました。

ニラの生産は、植え付けから1年間株の育成が必要です。成長とともに「分けつ(ぶんけつ)」と呼ばれる株の分裂・増殖を繰り返すことで、5本ほどだった株が10本以上に増えるそうです。

収獲は冬を越した2年目から始まります。松井さんの圃場では年に3回、同じ株から収穫ができます。「パワフルグリーンベルト」と「エナジーグリーンベルト」という2品種を栽培しており、5月・6月・10月に収穫しています。

また、高品質なニラを収穫し続けるため、3年ごとに植え替えを行なうそうです。同じ株で栽培を続けると、徐々にニラが細く硬くなってしまうため、そうしているのだとか。

大変な作業のひとつは草取り。もみ殻堆肥を敷いたり、他の生産者からの情報も参考にしたりして対応しています。夜間になると病害虫が活動するため、事前の予防対策も欠かせません。

そのほか葉に栄養を行き渡らせるために、花をつぼみのうちに摘む作業もあります。立派なニラを育てるために労を惜しみません。

ニラ栽培についてお話を聞いた後、収獲の様子を拝見。村山先生と飛田アナも収穫のお手伝いをしました。

松井さんの夫、栄一郎さんにも収獲方法を教えていただきました。
松井さんの夫、栄一郎さんにも収獲方法を教えていただきました。

ここで「ホントに青々として力強いニラですね。…生だとどんな味がするんでしょうか?」と飛田アナ。ちょっとだけ味見をさせてもらうことになりました。

飛田アナ・「うぉーっ! 辛っ! 目が覚めますねコレ!」
村山先生・「ニラの香りがよくて新鮮でおいしいですね…うわっ、辛っ!」

好奇心旺盛なおふたりに、毎回感心します(笑)。

さて、今回ご登場いただいた松井さんと目黒さんは、日頃どのようなお付き合いをされているのでしょうか。

目黒さん・「松井さんとは、私がJAに入組した年にニラ栽培を始めていただいたということもあり、日頃から密に連絡を取り合っていますし、病害虫の防除や圃場の巡回なども担当させていただいております。松井さんが育てたニラは、出荷先からも大変好評です」

松井さん・「目黒さんからは『そろそろ病害虫が出るから予防した方がよいですよ』とか、『ほかの圃場ではこんな病気が出ていますよ』といったような情報をこまめにいただきます。そのサポートがありがたいですね。分からないことがあればすぐに目黒さんに相談でき、いつも丁寧に指導してもらっています」

元気で立派なニラを作るために、お互い欠かせない存在なんですね。最後に今後のニラ栽培について、おふたりに尋ねてみました。

松井さん・「草取りや病害虫の予防などを頑張って、皆さんの食卓へおいしいニラをお届けできるよう励んでいきたいと思います」

目黒さん・「生産者の皆さんが安定した品質で生産できるよう、病害虫防除などの情報提供を通じて支援し、市場など出荷先での販売面でもサポートしていきたいと考えています」

JAえちご中越産のニラは、10月下旬まで購入できます。県央エリアに行ったら、ただいまーとに立ち寄り、立派なニラを手に取ってみてください。

注目情報【JAえちご中越より中華麺セットをプレゼント】

●JAえちご中越ただいまーと 三条市下田産米粉使用 中華麺セット(『ただいまーと 香る華やかレモン醤油 冷し中華』『ただいまーと 旨味しょうゆにすっきりショウガ風味 生姜醤油らーめん』のセット)を5名にプレゼント!

詳しくは下記『スマイルスタジアム』WEBサイトのプレゼントページへ。※応募締切2025年5月28日(水)

NST新潟総合テレビ『スマイルスタジアム』番組ホームページ

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