編集部が気になる話題を取材する『今月の気になる!!』。

今回は、上越に立て続けにオープンしたヴィ―ガンスイーツのお店をふたつご紹介します。

「食べられない」から
選んで食べる喜びへ

上越市にオープンしたanello（アネロ）とon the tsunodori terrace（オン ザ ツノドリ テラス）。
どちらのお店も卵、牛乳はもちろん、バターも不使用で健康的に食べられるのが特徴ですが、実はこのふたつのお店、店主の身近な人たちの「アレルギー」がオープンのきっかけになっていました。
アレルギーを持った人でも好きなもの選ぶことができる楽しさと、家庭で同じもの食べられる喜び味わってほしいとお店を開いたのだとか。

日々のおやつにはもちろん、誕生日の特別な日にも、この2店舗のスイーツならみんなが安心して食べることができます！

誰でも安心して食べられるパン屋さん

anello（アネロ）

「食物アレルギーの人でも自由に食べたいものを選べるお店を作りたかった」と店主の土肥麻希子さん。卵や乳製品を一切使用しないパンやグルテンフリーの焼菓子を製造・販売しています。米飴のやさしい甘さが特徴の『豆乳クリームパン』（250円）や、カカオマス、カカオバターを使用した『ガトーショコラ』（300円）は、乳製品不使用とは思えないような深い味わいです！

植物由来のやさしいケーキ

on the tsunodori terrace（オン ザ ツノドリ テラス）

自社栽培米の米粉や上越産の食材を使った植物生まれのスイーツを提供。卵やバターを使わず、オリーブオイル、米油、豆乳、甘酒、砂糖、ナッツを駆使してコクを出し独自のおいしさを表現しています。パティシエの原琢己さんが作るケーキは見た目も美しく、ヴィ―ガンのお店と知らずに来たお客も「あっさりとしていておいしいです」というほどです。食べ応えも十分！