「日本人の米ばなれが進んでいる」なんてニュースを見かけることもあるけれど、ここ最近の新潟に限ってはそんなことはなかった（キッパリ）！

2022年の晩秋から初冬にかけて、米どころ新潟ならではの「おにぎり専門店」が続々とオープン。

そのなかから、編集部が特に気になった4軒のお店へ突撃取材を敢行。

使っているお米やご飯の炊き方、提供スタイルへのこだわりはさまざまなれど、どのお店のおにぎりにも、「新潟のお米のおいしさを発信したい！」という熱い思いがぎゅっとこめられていました。

温かさの残る握りたてが格別なのはもちろん、冷めてもまたおいしいのもおにぎりならでは。

シンプルだからこそ奥深いおにぎりの世界、ぜひ食べ比べて体感してみて。

なお、各店とも手作りなので、大量に注文する際は電話予約がおすすめです。

「究極の塩むすび」を味わおう

FARM FRONT｜南魚沼市塩沢

2022年10月にリニューアルした関農園の直売所で味わえるのは、究極の塩むすび。
米の国際大会で6年連続金賞を受賞した無農薬栽培コシヒカリを土鍋で炊き、握りたてを提供する。

古町の新名物!?

おにぎり組　新潟古町店｜新潟市中央区古町通5

もみがら堆肥を使って栽培した新潟市西蒲区産「ひかりっこ米コシヒカリ」を使用。
『すじこ』（330円）や『たまご』（300円）といった定番10種類に加え、『おかかベーコン』（250円）などの期間限定品も登場する。
ガス釜で炊いたお米は冷めてもおいしいと評判。
中身の具材は、店内調理したものを使って握っている。

水のきれいな七谷産コシヒカリを堪能

わっちのおにぎり｜新潟市中央区駅南

水のきれいな加茂市七谷産コシヒカリを、ガス釜で炊き上げて提供。
注文のたびに握るおにぎりは「お米のおいしさを知ってほしい」と大きめで、具もたっぷりだ。
店内で日替わりの手作り惣菜や豚汁と一緒に握りたてを食べるのもいい。

キッチンカーで販売｜新潟市中央区竜が島

ごちそうおにぎりと豚汁のお店 "豚米（とんべい）"

国道113号沿いにある理容室の駐車場に常設されたキッチンカーで営業。
筋子や鮭などこだわりの具材14種を組み合わせた61種類のメニューが揃う（280円～）。
具だくさんなので、どこを食べても具にあたるのがうれしい。
地元味噌蔵の味噌を使った豚汁（180円～）もぜひ。

※令和5年1月12日現在臨時休業中。今後の営業予定など、詳細は同店のSNSなどをご確認ください。