大阪屋と言ったら、思い浮かぶお菓子は?
そう、シュークリーム。
けど、大阪屋の長い歴史のなかで、常にシュークリームと売上げを争う並ぶ二大スターが存在するのだ。
それは、どら焼!
昭和初期から販売を始め、昭和20年代には、大阪屋古町店で店頭実演販売を実施。その行列は数百メートルも続いていたんだって。
令和になった現在も人気は変わらず。1回の製造でなんと8000個以上も製造されてるんだって!
すげっ!
香ばしいふっくらしたつぶあんを、きつね色に綺麗に焼かれた皮で優しくサンド。
程よい甘さのあんこは香ばしいふかふかの皮とベストマッチなのです。
大阪屋では3月18日(金)から「どら焼フェア」を開催。
通常1個146円(税込)が、この期間は118円でいただけるのだ!
こりゃ、行かなくちゃ。
さて、シュークリーム製造現場も一度見せてもらったけど、今度は、どら焼の工場ものぞいてみたい!
そんな気持ちがパンパンに膨らんじゃった編集部は、大胆にも大阪屋さんに工場潜入をお願いしたところ
「いつでもどうぞ」と拍子抜けするくらいあっさり快諾のご返答。
ならば、ということで行ってきました!
どら焼工場に潜入!
工場潜入時は、どら焼製造の真っ最中!
ほのかにおいしそうな香りが漂っていて、そこにいるだけでお腹がすいちゃう!
まずは、あんこ作りから。
あんこの製造担当は佐藤徹さん。
生小豆の状態から毎日あんこを作っているそうです。
真空の窯でじっくり蒸してた小豆を2〜3日かけて寝かせることで、ほどよい甘さに。
できあがったあんこを佐藤さんは糖度計で細かくチェック。
お菓子によって、この糖度を高くしたり低くしたりして調節しているんだって。
このあんこは、一晩寝かせて…翌日さらに煮詰めて…。
こうして、時間をかけて「どら焼き餡」が完成するのでした。
まんまる生地が表になったり裏になったり!
そして、いよいよどら焼の製造ラインへ!
このどら焼製造機がすごかった!
大阪屋のどら焼作りのためだけに開発された巨大機械で40年以上毎日せっせせっせとどら焼を焼き続けているのだ。
製造過程を順を追って紹介します!
どろどろ状態の大量のどら焼生地がタンクに注ぎ込まれたら、どら焼製造のスタート!
下の方を見ると、動く鉄板の上にぷにゅ〜。ぷにゅ〜。って生地が注がれてちょうどどら焼サイズのまん丸に。
1列に6個並んだ丸い生地は、灼熱オーブン地獄の中へ突き進んでいきます。
オーブンをくぐり抜けてふんわり膨らんだ生地たちは、下部はこんがり、上部はほど良く焦げ目がつくくらいに焼かれています。
続いて、彼らを待ち受けるのは、秘技・ひっくり返し地獄。
生地の懐にすすっとバーを差し入れると柔道金メダル、ウルフアロンの背負い投げよろしく、えいやとばかりにひっくり返されるのでした。ここで褐色に焼かれた表面があらわに。お見事。
ひとときのクールダウンののち、彼らは再びひっくり返されて。。。
続いて待ち受けるは、運命の分かれ道。
彼らの進むべき道は、上に行くか、下に行くかで分かれていて、生地たちは目前に続く道を疑うことなく進んで行きます。
すると、なんていうことでしょう。下に行った生地はそのままの状態で。上に行った生地はまたまたひっくり返されて褐色表面があらわに。
その光景は、黒と白のオセロの盤面のよう。
どら焼製造はいよいよ終盤戦。
白い表面の生地の上に先ほど製造現場を見学した特製あんこがにゅるり。間髪入れず、黒い表面の生地が器具にピタッて吸引されるやいなやあんこの上に移動して、合体!
お見事!
そして最後は、ベテランスタッフさんが1個1個優しーく手で包み込むようにして形を整える。
完成。
生地が鉄板にのせられて、焼き上がって、包装されて、箱に入るまで、この間約7分。
一切無駄のない、整然とした行程に思わず拍手!
では、どら焼製造現場を動画でもお楽しみください
3月18日(金)からの「どら焼フェア」!
ぜひ出かけてみてね。
大阪屋の春はいちごスイーツが豊作です
「どら焼フェア」も注目だけど、大阪屋では春限定のいちごスイーツもずらりとラインナップしています。
まずは、この季節の登場を待ちかねているファンがいっぱい。大人気の『苺シュークリーム』(1個148円・税込)。
ぱくってほおばると、苺ピューレ入りクリームがとろーり。
しあわせ。
『苺シュークリーム』のクリームを開発したのは、大阪屋のさまざまなお菓子のクリーム開発を一手に引き受けている、クリームの匠・土田さん。
「フリーズドライのいちごといちご果汁を合わせて、濃厚な深みを出るように調合しました。そこに、ヨーグルトをプラスしてさっぱり感を演出しています」とのこと。
ちなみに、大阪屋では新商品を開発するとまずは社員で試食をして意見を出し合うんだって。
新商品試食会。楽しそう。羨ましい。
大阪屋の社員になりたい。
続いて、紹介するいちごスイーツは、新登場の『越後姫のプレミアム・ダマンド』(1個580円・税込)。
アーモンド生地と越後姫の相性抜群。ラズベリーソースが味のアクセントになっています!
食べ応えたっぷり人気いちごスイーツが『越後姫のベリーヌ』(1個680円・税込)。
苺のムースとピスタチオのクリームとのハーモニーがサイコー!
『越後姫のスノーホワイト』(1個450円・税込)は真っ白な米粉スポンジのショートケーキ。
県産米粉使用で、卵・小麦は使っていません。
大人気のどら焼&華やかいちごスイーツがいっぱい!
春は大阪屋に行こう!
どら焼フェア開催店舗一覧
【村上市】村上国道店
【胎内市】中条店
【新発田市】ウオロクコモ店/ウオロク住吉店/ウオロク緑店/ウオロク東新町店/ウオロク小舟店(3/25〜)
【新潟市中央区】古町店/ウオロク神道寺店/ココロ本館店/原信近江店/ウオロク馬越店/ウオロク鳥屋野南店
【新潟市北区】豊栄店
【新潟市東区】ウオロク中野山店/はなみずき店/河渡店/イオン新潟東店
【新潟市江南区】ウオロク亀田店/アピタ亀田店/イオン南店
【新潟市秋葉区】小須戸店/新津程島店
【新潟市南区】白根ラスペック前店
【新潟市西区】小針大堀店/新通店/イオン新潟西店/アピタ西店/ふるさと村店
【新潟市西蒲区】巻店
【阿賀野市】水原国道店
【五泉市】五泉店/村松店
【阿賀町】津川店
【燕市】ウオロク燕店/イオン県央店/燕店/分水店
【三条市】ウオロク東新保店/三条市役所通店
【見附市】今町店
【長岡市】アクロスプラザ長岡店/ウオロク要町店/来迎寺店/ココロ長岡店
【魚沼市】小出店
【南魚沼市】五日町店
【十日町市】十日町店
【柏崎市】柏崎岩上店/ウオロク桜木店
【上越市】安江店/新光町店
【佐渡市】両津店/東大通店/佐和田店
DATA
新潟大阪屋
- 住所
- 新潟市江南区大渕1631-8
- 電話番号
- 0120-211-435
- リンク
-
公式HP
公式Instagram