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郷土食「おこわだんご」をイガグリに見立てた一品|長岡市寺泊

  • 情報掲載日:2021.04.10
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。
西山製菓 外観
西山製菓 外観

西山製菓は明治40年創業。
長岡市寺泊の「魚の市場通り」近くにあるお菓子のお店です。

西山製菓 店内
西山製菓 店内
おまんじゅうの数々!
おまんじゅうの数々!

店内にはさまざまなお菓子が並んでいます。
特に目を引くのがおまんじゅうの充実ぶり!

一番人気の『揚げまじゅう』(かりっとじゅわっと美味!!)のほか、『よもぎまんじゅう』や『米っこまんじゅう』など7種類が揃います。
全部食べたくなりそう!

『直江兼続羊羹』もおすすめです
『直江兼続羊羹』もおすすめです

さて、そんな店内でひときわ目を引くのがこの商品です。

『いが栗だんご』(3個551円)
『いが栗だんご』(3個551円)

その名も『いが栗だんご』。

郷土食「おこわだんご」を、イガグリをイメージしてアレンジ。
おこわをイガに見立て、栗をあしらっています。

ところでおこわだんごとは?

その名の通り、醤油おこわの中にあんこ入りの団子が入っているという、一風変わったおやつです。

「旧西蒲原郡・三島郡の一部で食べられていた郷土食です。昔、農家が田植えや稲刈りの際にお客さんを招いて団子を作ったりおこわを炊いたりするなかで、余った団子やおこわを温め直す際に一緒に蒸したのがその始まりなのでは、と私は考えています」と西山社長。

代表取締役 西山 孝さん。西山製菓の3代目。ゴルフ、書道など多彩な趣味を持つ。海浜植物ハマボウフウの育成にも取り組む
代表取締役 西山 孝さん。西山製菓の3代目。ゴルフ、書道など多彩な趣味を持つ。海浜植物ハマボウフウの育成にも取り組む

50年ほど前、客足の鈍る冬の売り上げ対策として首都圏のデパートの催事に参加した際、「インパクトのある一品を作りたい」と西山社長が着目したのがおこわだんご。
『いが栗だんご』として販売を始めました。

「実演販売で、団子を蒸したてのアツアツのおこわで包む様子も目を引いたのでしょう。〝おもしろそう〞とお客様が買ってくださり、食べると意外にもマッチするということで周りの方にすすめてくださって…。次第に人気が出て、結果、全国、さらには台湾やハワイでも販売しました」。

中にはヨモギ団子が入っています
中にはヨモギ団子が入っています

さてその味わいですが、ヨモギ団子のさわやかな香りとつぶしあんのやさしい甘さが、モチモチとした醤油味のおこわと絶妙な相性を見せ、ついもうひとつと手が伸びてしまいます。

これは一食の価値あり!です。

「ひねもすのたり」とした寺泊の春の海を眺めながら、のんびりと味わってみてはいかが?

DATA

西山製菓
住所
長岡市寺泊磯町9764-31
電話番号
0258-75-4735
営業時間
9:00~17:30
休み
無休
駐車場
10台
備考

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