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NSTスマスタ「とれたて! えいっとレシピ」

やわ肌ねぎのどんぶりは簡単調理で甘みたっぷり! 料理家・村山瑛子のネギレシピ2品

毎週土曜夕方6時放送NSTスマイルスタジアム。毎月第4土曜は「とれたて! えいっとレシピ“くらしに笑顔を、食卓に新潟の恵みを”」を放送中!!  注目のレシピ&旬の食材情報を中心にお届けします。

  • 情報掲載日:2020.10.24
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

料理家・村山瑛子先生と番組アナウンサーが地元農産物生産者たちを訪ねて、おいしい食材と人とのつながりを紹介する『とれたて! えいっとレシピ』。

今回のテーマは、新潟県民には日頃からおなじみの野菜「やわ肌ねぎ」。

色白でやわ肌といわれる越後美人をイメージして名付けられたそうですが、確かにぴったりの名前ですね。

JAかみはやし管内で作られるやわ肌ねぎは、まぶしいくらい真っ白!

まず取材の冒頭、村山先生と飛田アナは、生のままと焼いたものを食べ比べすることになりました。

生で食べるのは飛田アナ。「これって“うわ~、生のままでも甘~い!”というパターンでしょ(笑)」と流れを先まわり。しかし食べてみたら「辛っ!!」と顔面に無数のシワが(笑)。

【ビフォー】食べる前は余裕の表情
【ビフォー】食べる前は余裕の表情
【アフター】まるで生まれたての赤ちゃんのようなシワシワの表情に
【アフター】まるで生まれたての赤ちゃんのようなシワシワの表情に

一方、焼いたやわ肌ねぎを食べた村山先生は、「甘いし、ネギの香りがいい!」と絶賛!

なぜ焼いただけで甘くなるのか? 後半の「知っとく情報」をチェックすれば答えが書いてありますよ!

さて、今回村山先生は、やわ肌ねぎのおいしさが引き立つ、それでいて簡単に調理できるメニューを2品作ってくれました。

早速紹介しましょう!

やわ肌ねぎと油揚げのきつね丼

●材料(2人分)

ネギ…1と1/2本
油揚げ…2枚
きび砂糖…大さじ1(A)
醤油…大さじ1と1/2(A)
みりん…大さじ1と1/2(A)
ごはん…茶碗2杯分

●作り方

(1).ネギを斜め1センチ幅に切る。油揚げをさっと茹でて油抜きをして水で流す。よく水気を絞ったら1センチ幅に切る。

(2).フライパンに(1)の油揚げ・水100ml・(A)を入れて火にかけ、1~2分煮る。煮汁が少し減ってきたらネギを加えて、汁っぽさがなくなるまで煮る。

ごはんの上に、お好みで生姜、白ごま、山椒や一味などをかけてもおいしい。

やわ肌ねぎの味噌春巻き

●材料(2人分)

ネギ…1本
春巻きの皮…3枚
しゃぶしゃぶ用の豚バラ肉…6枚
味噌…大さじ2(A)
きび砂糖…大さじ1(A)
すりおろしニンニク…小さじ1/3(A)
水溶き薄力粉…薄力粉大さじ1に水大さじ1/2をよく混ぜたもの
揚げ湯…適量

●作り方

(1).ネギを5センチ幅に切って、両面に隠し包丁を入れて食べやすくしておく。(A)を混ぜておく。

(2).春巻きの皮は斜め半分の2等分に切る。豚肉に(A)を塗ってネギに巻く。春巻きの皮の広い辺にネギをのせて巻いていき、巻き終わりには水溶き薄力粉をつけてとじる。

(3).熱した油できつね色になるまで揚げたら完成。

ネギがもつ素材の魅力をいかして、丼と春巻きの2品が完成! 食材も少なく、作り方も簡単。

『やわ肌ねぎと油揚げのきつね丼』は、朝忙しいときでも、さっと作れちゃいそうですね。

「やわ肌ねぎ」知っとく情報

さて、ここからは今回紹介したやわ肌ねぎについて、知っていると役に立つ情報をお届けします。

●見た目や風味の特徴は?

抜群の甘さとやわらかさ、そして白く美しいこと。

今回、取材したJAかみはやし管内は県内北部に位置していて、日本海からの寒風・適度な降雨・高い湿気というネギの生育に適した環境のため、とてもおいしく育ちます。

とくに秋冬に収穫されるネギは、みずみずしくてツヤがあり、太くておいしいですよ。

●旬の時期は?

JAかみはやしでは10月~12月が最盛期。

ちなみに、やわ肌ねぎは出荷時期によって、春ねぎ・夏ねぎ・秋冬ねぎに分けられます。

●どこで購入できるの?

スーパーなど全県で売っていますが、JAかみはやしのやわ肌ねぎは、地元にある道の駅 神林でも販売しています。

なお、県外では横浜をはじめとする関東圏でも販売され、やわ肌ねぎブランドは高く評価されています。

●店頭で選ぶポイントは?

葉がみずみずしく、白い部分が長く、ツヤのあるもの。そして弾力があり、重みのあるものを選ぶと良いでしょう。

●調理のポイントは?

焼くとトロッとした甘みが出るので、さまざまな料理をおいしく演出してくれます。

ちなみに焼くと甘みが出る理由は、加熱すると辛みの成分がなくなり、もともと持っていた甘さが引き出されるからです。

白さとみずみずしさにびっくり! さすが、やわ肌ねぎ発祥の地

今回の「とれたて! えいっとレシピ」では、やわ肌ねぎの生産者・川﨑さんと、JAかみはやし営農部営農指導員 亀岡さんに登場していただきました。

生産者・川﨑さん(中央右)とJAかみはやしの亀岡さん(中央左)
生産者・川﨑さん(中央右)とJAかみはやしの亀岡さん(中央左)

新潟県民にはおなじみのやわ肌ねぎ。実は、川﨑さんが作っている村上市北新保の砂丘地帯がブランド発祥の地と言われています。

そして、やわ肌ねぎといえば、まずこの白さが印象的。

村山先生・「すごい! 純白!」
飛田アナ・「真っ白ですね!」
…と感心する二人。

どうしてこんなに白くなるかといえば、苗を植えてから収穫するまで、ネギの成長とともに5~6回に分けて土を掛けて日に当たらなくしているから。

それも、ただ土を掛ければいいというわけではありません。ネギが太くなる前に行なうと細いネギになってしまいます。

太らせながら伸ばしていくのですが、その見極めが難しく、手間と時間が掛かるそうです。

また、白さとともに、そのみずみずしさにも一同驚かされました。次の写真を見てください

ネギの先を鎌で切ってから選果場に持っていくのですが、逆さにするとご覧の通りとろみのある水分がでてきました。

これはネギの中の水分。しっとり、みずみずしいはずですね!

「これから旬に入って、甘さがさらにのってくると思います。甘みを感じられるようなレシピを楽しんでほしいですね」と川﨑さん。

そんな川﨑さんをバックアップするのが営農指導員の亀岡さん。実は今年入組したばかりの、まだ20歳。

亀岡さん・「まだまだ勉強不足のところがあるので、たくさん現場にも出て生産者さんの声を聞き、自分ができることを増やしていきたいと思います。そして、世の中にやわ肌ねぎの魅力を伝えて、たくさん売っていきたいです」

そんな亀岡さんを、まるで弟を見るようなやさしい目で見る川﨑さん。

川﨑さん・「今年入組されたばかりですし、営農指導はなかなか難しいと思います。我々が知らないことも勉強していただいて、これからいろいろ助けていただきたいと思います」

パートナーとしての付き合いは始まったばかり。お二人の絆は今後さらに強くなっていくことでしょう。

注目情報【「やわ肌ねぎ」プレゼントもあり!】

●JAかみはやしより「やわ肌ねぎ(5kg)」を5名様にプレゼント! 詳しくは下記「スマイルスタジアム」WEBサイトのプレゼントページへ。

NST新潟総合テレビ「スマイルスタジアム」番組ホームページ

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