![『つけ麺』850円税込)](https://tjniigata.jp/assets/uploads/2020/07/1add0dd5eeb65280a521c82b0850694b.jpg)
「柳都」という愛称もある新潟市のその昔の街並みは、堀の畔に並ぶ柳の葉がそよそよと風に揺れる風情ある景色だったそうな。
雰囲気のよい割烹や小料理店が軒を連ね、のれんをくぐるとカウンターの奥には寡黙な板さんと愛想のよい美人女将が。
…そんな界隈のイメージそのままのお店。
![ご主人の池田さんと奥様](https://tjniigata.jp/assets/uploads/2020/07/4339f24237b57efc0258f4ff21a2b332.jpg)
ただ、大きく違うのは、こちらは小料理店ではなく、ラーメン店、ということ。
でもいただけるラーメンは、花街の雰囲気にばっちりハマる純和風麺。
基本の『醤油らぁめん』は、箸入れを躊躇してしまうほど印象的な美しさで、シンプルなのに鶏ダシのうまみをしっかりと認知できるさりげない味わいだ。
![美しい。。『醤油らぁめん』](https://tjniigata.jp/assets/uploads/2020/07/43bff21f81b1e4386e352c8d021c63cc.jpg)
そしてこの『つけ麺』の涼やかな盛り付けをご覧あれ。中太平打ち麺が浸っているのは、水出しした昆布のだし汁。
そのぬめりを麺に纏わすことで、食べ進めても麺同士がくっつくことがないばかりか、鶏ベースのつけ汁と合わさることでうまみが増幅していくという効果も。
鶏油の香りを感じるつけ汁に、途中レモンを浮かべて酸味をプラスすれば爽快感も楽しめる 。
![こんぶのだし汁を麺に注ぎ入れます](https://tjniigata.jp/assets/uploads/2020/07/7fa29c89bd21ce80acced454f7843ece.jpg)
割烹で出されていたとしてもまったく違和感を感じない上品な見た目とお味。
食べているこっちも、ちょっとすました感じになっちゃうから不思議なのです。
![西堀通りに沿いにお店はあります](https://tjniigata.jp/assets/uploads/2020/07/64d00697485c5e714bf604c3709d9983.jpg)
Information
らぁめん倉井
- 住所
- 新潟市中央区西堀通8-1576-13
- 電話番号
- 025-211-8758
- 営業時間
- 11:00~14:30/18:00~20:00(土日祝は~16:00)
- 休み
- 月曜
- 席数
- 11席
- 駐車場
- なし