春になりサイクリストの皆さん、お待ちかねのサイクリングシーズンの到来です!
新潟県内には、豊かな自然環境や地勢的な特性をいかしたサイクリングルートがたくさんありますが、そのなかでも特に人気が高いのが「佐渡サイクリング」。佐渡では、シーカヤック&SUP、釣り、ダイビング、トレッキングなど、島ならではの自然のなかでさまざまなアクティビティを楽しむことができ、サイクリングもそのひとつです。
実は佐渡には、佐渡ならではの暮らし、文化、自然を自転車で楽しむためのサイクリングコースがいくつも用意されています。海沿いの絶景や朱鷺の舞う国中平野など、コースによってさまざまな佐渡の風景を楽しむことができます。今回は『佐渡サイクリングマップ』に掲載されている中・上級者向けのコースを7コース紹介します。
1.サドイチ佐渡一周コース(上級)
トライアスロン、ロングライドで使われる日本有数の人気一周ルートです。一気に走るのもいいですし、寄り道しながら、のんびり日数をかけて走るのもおすすめです。
2.サドイチ大佐渡一周コース(中級)
200キロを超える佐渡一周コースをいきなり走るのは不安という人におすすめなのは、大佐渡だけを一周する132.8キロのコースです。荒々しい外海府の絶景とトキ舞う国中平野の穏やかな景色を楽しめます。
3.サドイチ小佐渡一周コース(中級)
佐渡一周(202.5キロ)の時間が取れない人におすすめのもうひとつのコースが小佐渡だけを走る118.3キロのコースです。佐渡海峡をはさんで見る本州の山々の景色が美しく、小木半島のジオサイトが楽しめるコースです。
4.佐渡縦貫コース(上級)
大佐渡と小佐渡、その間に横たわる広大な国中平野をまとめて縦に輪切りする大胆で豪快なコースです。大佐渡の荒削りな大自然を走り抜け、小佐渡の猿八や羽茂大崎などの隠れ里的秘境をめぐります。
5.大佐渡スカイラインコース(上級)
金井新保からスタートし、新保川ダムを過ぎると防衛省管理道路となります。展望デッキのある交流センター「白雲台」からの展望は見事。初夏の新緑や秋の紅葉など四季折々の表情も見どころです。世界遺産登録を目指している相川金銀山の観光施設・史跡佐渡金山に寄り道するのはいかがでしょうか。
6.四十八ヵ所越え(杉池寄り道)コース(中級)
下久知から久知川沿いに走って、峠を上り詰め、その後、右折して伝説の池・杉池に寄り道してから、ルートに復帰して赤玉に向かって棚田の中を下ってゆくコースです。棚田から眺める本州の山並みは絶景です。
7.石名天然杉コース(上級)
外海府側の石名から両津湾側の和木まで大佐渡山脈を横断するルートです。石名側は石名川沿いの人工音のない道を走行します。峠付近は標高約900メートルの厳しい環境のなかで、雪の重みと強い季節風によって独創的な形状をした杉が多く残っています。(令和6年5月〜当面の間、工事により通り抜けできなくなっています。)
これらのコースの詳細に関しては、佐渡地域振興局が配布している『佐渡サイクリングマップ』に掲載されています。各コースの走行距離や所要時間、コースの特徴やルートなどが記載されています。
この『佐渡サイクリングマップ』は島内各観光案内所(佐渡観光情報案内所、相川観光案内所、南佐渡観光案内所)、道の駅「あいぽーと佐渡」、佐渡汽船新潟港、佐渡市役所観光担当窓口、佐渡地域振興局などで配布しています。
5月下旬から6月上旬にかけては、大野亀のトビシマカンゾ ウも見頃を迎えます。
サイクリングマップをおともに、この春ぜひ佐渡を訪れてみてはいかがでしょうか。
★佐渡サイクリングマップのPDFデータはこちらからダウンロードもできます!
DATA
- 問い合わせ先
- 佐渡地域振興局 地域振興グループ
- 問い合わせ先
電話番号 - 0259-74-3129