いつかは持ちたいマイホーム。僕が譲れない条件は「和室がある家」。畳の上で寝転ぶのが大好きなのだ!
そんな僕に最適なお家がある、とのことで関川村へ。
案内されたのは、広い日本庭園に佇む立派な一軒家。
うん、お庭、外観は申し分ない。さて、内見してみますか。
玄関に入ると高い天井に囲炉裏、広がる和室に吹き抜ける涼しい風。お部屋もいっぱい。
まさに僕が望んでいた新潟のお家!
決めた! 買いだ!
「移住ありがとうございます」とにっこり顔なのは加藤村長。
「ここは東桂苑といって豪農の館として有名な渡邉家の分家なんだよ。見学はもちろん、カフェでくつろぐこともできますよ」。
もはや不動産会社のスタッフさんと化した加藤村長に連れられて、各部屋を見てまわることに。
「どの部屋からもお庭が眺められるようになっていて11月には紅葉がホントきれい。邸内の装飾と庭の紅葉が一体となっ
た光景は、もはや絵画ですよ」と加藤村長。
家主がとにかく囲碁が好きすぎるあまりに天井の板を碁盤にして、寝ながら碁の戦略を練っていたという寝室や、木の節が多めな板を多用した天井で小判をイメージさせる部屋など、遊び心も随所に。
スイーツ自慢のカフェもあるのだ。
いろんなメニューがあって、季節ごとに内容を変えているんだって。
さらに2階はコワーキングスペースになっているのだ。この雰囲気でWi-fi完備!
美しいお庭を眺めながらお仕事ができるのだ。
「僕もたまにここでひとりで仕事したりするんだ。役場にいるよりはかどるんだよ」。
こんな最高な物件、ほかにありますか!? 本当にここで暮らしたい、と切に思ったのでした。
関川村長
加藤 弘(かとうひろし)
滋賀県出身。最近は果樹栽培にはまっていて、イチジク、ビワ、キウイ、マンゴー…と多彩。村長栽培のブルーベリーが東桂苑カフェのパフェに使われたことも