湊町文化が色濃く残る新潟下町エリアには、ちょっと変わった作法の神社が多いんです。
今回はそういった神社を4つご紹介します。
高麗犬を回して回して願いを込める
まずは、「願懸け高麗犬」で有名な湊稲荷神社。
この狛犬、台座を回すことができ、女性は左、男性は右の狛犬を回しながら願掛けをします。
思っていたよりも重くて、少し回すのに苦戦するかもしれませんが、自分の願いを託すためにも頑張って回しましょう。
水に浸すと文字が現れる水みくじや、かわいい袋に包まれた三角みくじなど、変わり種のおみくじもいっぱい!!
この他、「御神水の池」や、安産や縁結びなどのご利益のあるご神木「トネリコの木」などもあります。
湊稲荷神社
みなといなりじんじゃ
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新潟市中央区稲荷町3482
tel.025-222-6549
P6台
ぐるぐると「ひも」が前脚に巻かれた狛犬
金刀比羅神社の狛犬は「足止め狛犬」と言われ、縁結びや受験合格、商売繁盛、止めごと(禁煙や賭け事など)などの御利益があります。
大切な人がいなくならないように「足止め」するという意味もあるそう。
狛犬の足にはたくさんの麻のひもが巻かれています。
ひもの数だけ、人の想いがあるんですね。
金刀比羅神社の神様は大黒様でもあり、御神紋は「丸に金」ということから金運の神様とされています。
境内には、浄化・増幅強化の力があるとされる水晶が中に入った金運こづちが!!
そのこづちを財布やお金に向かって『一(いち)・粒(りゅう)・万(まん)・倍(ばい)』と唱えながら一文字ごとに一振り、計4回振るのを3回繰り返すと金運が上昇するそうです。
金刀比羅神社
ことひらじんじゃ
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新潟市中央区寄合町4579
tel.025-222-7591
P6台
狛犬ならぬ狛狐!?
1649年に長岡藩の米蔵の守り神として祀られたのが始まりと言われる、開運稲荷神社。
こちらは、狛犬ではなく「こんこん様」と呼ばれる狐がお出迎え。
「こんこん様」の両足をなでた手を額にあてると、御利益がいただけるとか。
明治時代の初め、島根県の回船が船の重りのために積んできた出雲石を狐の像にして奉納したものと言われています。
開運稲荷神社
かいうんいなりじんじゃ
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新潟市中央区四ツ屋町3-5132
tel.025-222-9445
Pなし
日和山山頂で人生の水先案内を
そしてもうひとつ、港を行き来する船の水先案内の場であった日和山住吉神社にもぜひ立ち寄って。
「日和みくじ」は人生の水先案内をしてくれます。
神社は日和山のてっぺんにあり、そこからの見渡す新潟下町の風景もいつもとはまた違って見えるかも。
日和山住吉神社
ひよりやますみよしじんじゃ
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新潟市中央区東堀通13
tel.025-222-9445
(開運稲荷神社)
Pなし
Information
- 問い合わせ先
- 日和山住吉神社(ひよりやますみよしじんじゃ)
- 問い合わせ先
電話番号 - tel.025-222-9445(開運稲荷神社)