「新潟県の産業をもっと元気に」を使命に、チャレンジする県内企業を応援する、公益財団法人にいがた産業創造機構(NICO)。
その支援策のひとつである「百年物語」では、「百年後も大切にしていきたい生活文化を、楽しみ、継承し、創造していくための道具」をブランドコンセプトに、商品開発を支援しています。
この支援を利用し、非常に画期的な商品を生み出したのが、各種機械用部品、厨房用品などを製造する燕市の株式会社トミタです。
「コロナ禍で主力の飲食店向け商品の受注が激減しました。外食ができず、家にいる時間が増えたこともあり、皆が食卓で使え、家族が笑顔になるようなアイテムが作れないかと考えたのです」と冨田雅俊代表。
そこで自社の金属加工技術を活かしてチャレンジしようと考えたのがおろし金。「これまでにない形状で、子どもから高齢者まで、安全に使えるものは作れないか?」。NICOアドバイザーの支援を受けながら開発に取り組み、完成させたのが刃を使わないトミタ式おろし金です。
刃を使わずにどうやってすりおろすのか? 製品化するまでの苦労は? そして、NICOの支援を利用して良かった点とは? 株式会社トミタの冨田雅俊代表のお話は下のリンクからどうぞ!