月刊にいがたで連載中のジョーイのわ~くわ~く会社訪問!
犬のような生き物・ジョーイが、新潟県内の会社を訪問し、普段は見ることができない企業のすごいところをみんなに紹介するよ!
第7回目は、柏崎市にあるシモダ産業に行ってきたよ~
主な登場人物
今回訪れたのは、柏崎市にあるシモダ産業。
高温で溶かした金属を砂の型に流し込み製品を作る「鋳物」に使用する「鋳物砂」で国内トップシェアを誇っているよ。
再生砂の生産などリサイクル事業にも積極的なんだ。そんな会社の、もったいない精神から誕生したのが『越後バナーナ』!
「鋳物砂」と「バナナ」とまったく違う製品を取り扱うおもしろそうな会社だな~ということで、お邪魔してきたよ!
雪国新潟で南国のフルーツを作る⁉ 皮までおいしいバナナが誕生したよ!
熱を利用して、何かできないかという社長の思いから、雪国で南国スイーツを栽培するという事業をスタート。
その画期的な活動に注目が集まり、今ではブランド化されているんだ。
ちなみに、なぜバナナなのかというと…原産地で食べた取れたてのバナナのおいしさに感動して、作ることに決めたんだとか。
この事業が立ち上がった段階から参加しているという、環境部農業課、またの名をバナナリーダーの猪股さんは、岡山県で3ヵ月バナナ生産の研修を受けたそう。
その後、岡山県からバナナの苗をもらい生産が始まったけども、最初はなかなか育たず出荷予定日よりも遅れてしまったんだとか。
猪股さんを筆頭に、環境部農業課の日々のお世話のおかげで皮まで甘い『越後バナーナ』が誕生しました!(やった~!)
『越後バナーナ』はこうしてできる
バナナリーダーの1日をのぞいてみよう!
先端に花が咲くのが大体7ヵ月、そこから実が大きくなるまで3ヵ月まっていよいよ出荷されるよ。
猪股さんの一日を動画でちょこっと見てみよう!
シモダ産業の本業(⁉)は国内トップシェアを誇る「鋳物砂」産業だよ
砂と樹脂を均等に混ぜて作った鋳物資材は、この大きな袋に入れてお客さんの所へ出荷されるよ。
砂の出荷以外に、社内で鋳型と言われる型の形状を作って販売することもあるそう。
機械でのチェックのほかに、人の手と目でも形に不具合がないか慎重にチェックしているよ。
最後にひとことちょ~だい!
「地域あってこそのシモダ産業です。事業がまちの活気に繋がるような活動をしていきたいですね。バナナもそのひとつで、このバナナ事業を通して柏崎を知ってもらいたいです」と霜田さん。
今後も発展していくシモダ産業が楽しみだな!