夏は涼しく、冬は暖かく感じる。
湿度を快適に調節してくれる。
香りなどがリラックスさせてくれる…

その土地で育った木は、遥か昔から私たちの生活と密接な関係を築いてきました。

2020年、上越市にオープンした2店舗にも県産材がふんだんに使用され、訪れる人たちに心地いい時間を提供します。

ところで、県産材とは、、

「新潟の森林で育った木を伐り、加工した木材」のこと。

早速、県産材を使用しているお店をご紹介！

1店目は、直江津ショッピングセンター2階にオープンした「無印良品 直江津」。広い店内は地元の雁木作りの町並みをイメージした印象的なデザインとなっています。1階と2階をつなぐ立派な柱と庇が雁木作りの風情を感じさせてくれます。この雁木に県産材が使われています。

地元の農産物や特産品を販売する「なおえつ良品市場」の柱や椅子も県産材。入口にあるシンプルなディスプレイは農具、かんじきなど、地元で昔から使われていた古道具に県産材の質感を組み合わせた魅力的なデザインとなっています。

「Open MUJI」は壁と床に県産材を使った落ち着きのある空間。

土曜・日曜はイベントが行われますが、平日は無料の休憩スペース兼自習スペースとして開放されていて、誰でも利用することができるんです！

広い店内だからこそ、このような空間やベンチなど、休める場所が配慮されています。

「地域に密着し、地域を盛り上げていく店にしたい。買い物以外にも楽しめる場所として、遊びに来る感覚で来てほしいです」とコミュニティマネージャーの古谷信人さん。

地域に必要なコンテンツを考えたMUJI BOOKSと無印良品初出店の「スターバックス」で構成された「BOOK＆CAFÉ」コーナーも大人気！　地域の情報や人が交わる「無印良品 直江津」で県産材が心地良い場所づくりに活用されているのがうれしいですね。

※なお、「無印良品 直江津」の県産材使用箇所は1階と2階をつなぐ雁木、なおえつ良品市場、Open MUJI、MUJI BOOKSの一部の本棚、なおえつ良品食堂の大テーブルです。

2店目は、スターバックス コーヒー  上越高田城址公園店。外壁と庇、店内の天井や家具に県産スギが使われています。

「スターバックスは家でも職場でもない、お客様のサードプレイスを提案しています。地元の木を使うことで、より地域に根ざし、心地良く、ほっとできる場所になれたらうれしいですね」とストアマネージャーの中川瑞輝さん。

県産スギを使った外壁に描かれたスターバックスのロゴマークを見ながら店に入ると、高い勾配天井空間が現れます。天井も県産スギを使用。店内中央には県産ケヤキで造られた大きな「コミュニティテーブル」が設置されています。

県産材をふんだんに使用した店は、お客様からも「地元の木を使ってくれてうれしい」など喜びの声をいただいています」と中川さん。

店内奥には大きなガラス窓があり、四季を通じて高田城址公園を見渡すことができ、ロケーションも抜群。

雁木をイメージしたという大きな庇が特徴のテラス席は、雪が溶ける3月からオープン予定。

その頃には高田城址公園の桜が咲き始めます。桜を眺めながらテラス席でおいしいコーヒーを楽しんでみませんか!!

県産材に関する最新情報や支援情報は、下記サイトよりご確認いただけます！