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野嶋書店・皆川さんが紹介する『ミステリー小説ーー読書の秋におすすめ』な3冊

  • 情報掲載日:2020.11.14
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

昔ながらのお店も多く残っている町、三条市一ノ木戸商店街。最近は、若い方がオーナーを務める新しいお店もどんどんと出来ている注目の商店街です。そこにある老舗の本屋さんが野嶋書店さんです。

創業は110年前とその歴史はとても古く、ずっと三条の街を見て来た老舗の書店さん。

最近は書籍だけではなく、文具、事務用品、学校用品と多角的に商品を取り扱っているということでした。

小規模店舗ながら、厳選された書籍や雑誌が揃っていますよ。


そんな野嶋書店で、文房具の販売を担当されている皆川江里子さんが、今回「○○な3冊」をご紹介してくださる書店員さんです。

スピード感のある小説が好きで、原作本を読んでから映画を観に行くことが多いという皆川さんが選んでくださった「○○な3冊」がこちらです。

野嶋書店のスタッフ、皆川江里子さんおすすめ
『ミステリー小説ーー読書の秋におすすめ』な3冊

『垂れ込み』
堂場瞬一 著
ハルキ文庫 836円(税込)

「最初から最後まで一気に読めるミステリー小説です。タイプの違うふたりの刑事が捜査を進めていくのですが、終盤まで一体犯人は誰なのだろう? と全く想像がつかない展開でハラハラします。ひとりの男の欲望が事件解決までの年月を複雑なものにしてしまった内容になっています」(皆川さん)。

『アウト&アウト』
木内一裕 著
講談社 691円(税込)

「元ヤクザで探偵見習いという主人公が事件に巻き込まれていく物語です。数馬という登場人物の生い立ちが悲しく、引き込まれていきます。裏社会を知り尽くした主人公が、ひとりの幼い少女とともに正義を取り戻していく過程にも感動するものがありました」(皆川さん)。

『悪人(上・下)』
吉田修一 著
朝日文庫 各594円(税込)

「少し暗い物語他という印象を持ちました。人を殺したからといって本当に悪人なのか、と考えさせられる純愛ミステリーという面もあります。現代社会を鋭く描写しており、男と女のさまざまな人間模様も見応えがあります。ちょっと長めですが、何回も読み返したくなる作品です」(皆川さん)。

新潟の秋も一気に深まって来ましたが、そんな秋の読書の参考にしてみてください。

Information

野嶋書店/のじましょてん
住所
三条市仲之町1-7
電話番号
0256-33-0521
営業時間
8:30〜17:30
休み
日曜・祝日、土曜は不定休
駐車場
4台

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