4年振りの開催となる『にいがた酒の陣』で、雪椿酒造(加茂市)から2種類のお酒がデビュー!
それが、
『TAiiiiCHI(タイイチ)純米吟醸 雪椿酵母仕込 直汲み 無濾過原酒』
『TAiiiiCHI(タイイチ)純米吟醸 蔵付き酵母仕込 直汲み 無濾過原酒』
…の2本。
杜氏・飯塚泰一さんが醸す自身の名前が入ったお酒で、ラベルに「ONE AND ONLY」(=唯一無二)と描かれている通り、雪椿酒造ならではのこだわりが詰まっている。早速紹介していこう!
加茂山公園の雪椿から酵母を採取!『TAiiiiCHI(タイイチ)純米吟醸 雪椿酵母仕込 直汲み 無濾過原酒』
雪椿酒造の裏手にある加茂山公園の雪椿の花から採集した“雪椿酵母”で醸した純米吟醸酒。東京農業大学の協力により雪椿に付着している酵母を採取して作られた。
自然に流れ出る無加圧な原酒をそのまま一本ずつ丁寧に瓶詰した無濾過原酒。
炭酸ガスがわずかに残り、フルーティな香りとプチプチ感のあるジューシーな風味が特徴だ。
蔵に住む酵母が生んだ奇跡のお酒『TAiiiiCHI(タイイチ)純米吟醸 蔵付き酵母仕込 直汲み 無濾過原酒』
そしてもう一本の『TAiiiiCHI(タイイチ)』は、古くから蔵に住み着いていた酵母で醸されたお酒。
爽やかな香りにハツラツとした酸味とジューシーな甘味がバランスよく調和している。
搾りの際に自然に流れ出る無加圧な原酒をそのまま1本ずつ丁寧に瓶詰した無濾過原酒。
口に含んだ時に僅かに残るプチプチ感、フレッシュでジューシーな旨みを楽しめる。
雪椿酒造の杜氏・飯塚泰一さんがこのお酒に込めた想いとは...
今回紹介した2種類の『TAiiiiCHI(タイイチ)』のロゴには、飯塚さんの想いが詰まっている。
もちろん名前(飯塚泰一=iizuka taiichi)を表しているが、ロゴをよく見ると名前同様5つの「i」あり、それもだんだん大きくなっていくのが分かる。
そこには「愛(i)がいっぱい」「だんだん愛(i)が大きくなる」というメッセージが込められているのだ。
飯塚さん・「加茂山公園の雪椿から採取した酵母や蔵内に住み着いた酵母を使ったお酒は、私たち雪椿酒造でしか作れないもので、まさに“ONE AND ONLY(唯一無二)”なんです。ぜひ、多くの人々に楽しんでいただきたいですね」
『TAiiiiCHI』は「にいがた酒の陣2023」でお披露目されるが、生みの親である飯塚さんも来場する予定だ。
飯塚さん・「 にいがた酒の陣では、私も2日間『TAiiiiCHI』を抱えてブースでお待ちしております。ご来場される方は、ぜひ雪椿酒造のブースにお立ち寄りいただき、試飲の感想やご意見など、お気軽にお声がけいただけると嬉しいです!」
なお、今後スタートする雪椿酒造のECサイトでも『TAiiiiCHI』の販売が予定されている。
雪椿酒造公式インスタグラムでもお知らせするので、気になる方はフォローしておこう。
県木を蔵名にもつ『雪椿酒造』とは...
1806年創業。加茂市にある「全量純米蔵」雪椿酒造。
加茂市は古くから「北越の小京都」と呼ばれており、「新潟県の木」に指定されている雪椿の自生群生地としても知られている。
「雪椿は厳しい冬に耐え、雪解けとともに花を咲かせます。私たちの酒造りに対する姿勢もこうありたいと思っています」とのこと。
2011年春、アルコールや糖類を一切添加しない純米蔵へと移行しました。白米と米麹のみで造られる純米酒は、しっかりとしたコクのある酒質が期待できるが品質のコントロールが難しいといわれています。
蔵人のひたむきな想いと地道な作業によって造られる純米酒。蔵人たちの想いが詰まった逸品を楽しんでみては。
DATA
雪椿酒造株式会社
- 住所
- 加茂市仲町3-14
- 電話番号
- tel.0256-53-2700
- リンク
-
雪椿酒造 公式HP
雪椿酒造 公式Instagram