「北越の小京都」と呼ばれる加茂市にある雪椿酒造は、一貫して「手造り」と「純米酒」にこだわる酒蔵です。
今年3月に開催された「にいがた酒の陣2024」で数量限定酒『TAiiiiCHI』をお披露目しましたが、4月25日(木)から約2ヵ月間、期間限定で新潟駅南口の人気居酒屋、旬彩創和 ぜんてい新潟LEXN店で提供中です!
数量限定酒『TAiiiiCHI』は、杜氏・飯塚泰一さんが醸す自身の名前が入ったお酒です。ラベルに「ONE AND ONLY」(=唯一無二)と描かれている通り、雪椿酒造ならではのこだわりが詰まっています。
今回、このお酒を期間限定で提供するぜんてい新潟LEXN店は、雪椿酒造と同じ加茂市に本社を持つ居酒屋さん。つまり〈加茂の酒蔵×居酒屋〉のコラボ企画なんです。
せっかくなので、ぜんてい新潟LEXN店に『TAiiiiCHI』と相性のよい一品をピックアップしていただきました。おいしい酒と肴で至福のひととき…これぞ居酒屋さんの醍醐味ですよね。
料理人を含めた複数名で試飲してもらい、相性のよい料理を選んでもらいました。酒の陣のために作られた限定生産のお酒を、同じ地元の人気居酒屋さんのおいしい逸品とともに…素敵な時間が過ごせそうですね。
※記事の後半で雪椿酒造についてさらに詳しく紹介しています。ぜひチェックを。
数量限定酒×逸品のマリアージュを堪能しよう
それではお酒の紹介と、そのお酒と合わせて楽しんでほしい料理の組み合わせを紹介します。お店の皆さんで試飲をした際、「合う料理はコレだね!」と意見がピッタリ合ったそうです。これは期待大!
TAiiiiCHI 純米 無濾過原酒〈新潟県産山田錦×雪椿酵母〉×特選牛ハラミの溶岩石焼き
『TAiiiiCHI 純米 無濾過原酒〈新潟県産山田錦×雪椿酵母〉』(140ml・968円)は、県産山田錦を使用し、 雪椿の花から採取した「雪椿酵母」で醸したお酒。純米原酒の搾りの際に自然に出てくる無加圧のお酒を一本一本丁寧に瓶詰めしています。
山田錦のふくよかなうまみと酵母特有の甘酸っぱいさわやかな香りと爽快な酸味、口に含んだ時の微かなガス感、果実味のあるうまみが調和した純米無濾過原酒です。
このお酒に合わせたい料理が『特選牛ハラミの溶岩石焼き』(1,320円)。厳選した牛ハラミを溶岩石で焼くことで肉汁を閉じ込めうまみを凝縮。
お酒のさわやかな酸味が、肉を食べた後の口の中が重くならないようさっぱりさせてくれます。
TAiiiiCHI 純米吟醸 無濾過原酒〈新潟県産五百万石×雪椿酵母〉×牡蠣のガーリックバターチーズ焼き
『TAiiiiCHI 純米吟醸 無濾過原酒〈新潟県産五百万石×雪椿酵母〉』(140ml・1,045円)は県産五百万石を使用。こちらも「雪椿酵母」で醸し、無加圧で瓶詰めしています。
雪椿酵母特有の柑橘のような華やかな香りと、口に含んだときの微かなガス感、キレのある酸味、フレッシュでジューシーなうまみが調和しています。
フレッシュでジューシーとくれば当然、カキとの相性もばっちり! ニンニクの風味がきいた濃厚で大きな『カキのガーリックバターチーズ焼き』(1,078円)と楽しんでみてください。柑橘系のさわやかな酸味が絶妙にマッチし、おいしさを引き立てます。
TAiiiiCHI 純米吟醸 無濾過原酒〈岡山県産雄町×雪椿酵母〉×本日入荷の胡麻ブリ
最後に紹介するのは『TAiiiiCHI 純米吟醸 無濾過原酒〈岡山県産雄町×雪椿酵母〉』(140ml・1089円)。岡山県産の酒米・雄町を使用し、自社蔵内に古くから住み着いてきた「蔵付き酵母」で醸した純米吟醸酒。こちらも先に紹介した2本同様、無加圧で瓶詰め。
この酵母特有の甘酸っぱいさわやかな香りと爽快な酸味、微かなガス感、 果実味のあるうまみが調和しています。
すりゴマと特製ゴマダレで楽しむ『本日入荷の胡麻ブリ』(1,045円)とのマッチングが最高で、ブリの脂の甘みとうまみをさわやかな酸味が引き立てます。
雪椿酒造TAiiiiCHI 3種飲み比べ
「3種類を飲み比べしたい」「自分の好きな料理との組み合わせをいろいろ楽しんでみたい」という人は、『雪椿酒造TAiiiiCHI 3種飲み比べ』(各60ml/1,320円)をどうぞ。
今年の「にいがた酒の陣」でお披露目した『TAiiiiCHI』を飲める貴重な機会です。
ゴールデンウイーク期間中の飲み会はもちろん、会社帰りの一杯や大切な人との会食の席など、初夏の夜に冷酒と逸品で至福のひとときを。
旬彩創和 ぜんてい新潟LEXN店
新潟市中央区天神1-12-7 LEXN1 1F
tel.025-244-8807
11:30〜14:30(LO14:00)/17:00~23:00(LO22:30。金・土曜、祝前日は~24:00。LO23:00)
日曜定休
席数84
酒づくりを楽しみ、常に挑戦し続ける雪椿酒造
雪椿酒造の創業は1806年。加茂市の市花であり、新潟県の県木でもあるユキツバキの自生群生地としても有名な加茂山公園の近くに蔵があります。
昔ながらの手造りを守りつつ、最新の技術を取り入れた醸造設備も積極的に導入しながら日々、変化に対応した新しい酒づくりを行なっています。
心がけていることは「酒づくりを楽しむこと」。
酒づくりは原料である米の違いはもちろん、気温や湿度の変化など、同じように作業しても同じお酒はできません。つくり手の姿勢や思い、感情の微差までも品質の違いとなって表れるそうです。
目指しているのは「うまみと透明感とバランスのとれた純米酒」。やわらかなうまみと透明感、キレの良い後味と酸甘のバランス。
常に新しいことにチャレンジし、ワクワクしながら醸す。雪椿酒造だけの味わいを追求し、挑戦を続けていく酒蔵。今回の企画を機に、ぜひお店で味わってみてください。
なお、県内のさまざまな地域で撮影した公式Instagram「#旅するユキツバキちゃん」も好評です。雪椿酒造のお酒とともに旅した気分になれますよ。ぜひチェックしてみてください!
DATA
雪椿酒造
- 住所
- 加茂市仲町3-14
- 電話番号
- 0256-53-2700