banbi latteとcoffeeがあるのは、燕市吉田のJR南吉田駅近くの、とってものどかな集落のなか。
この真っ白な外観が目印です。
入口は建物裏手。
駐車所に車を止めて、建物脇のアプローチを抜けて裏側に回ります。
扉がありました!
越後線の線路に面しているので、こんなふうに走り抜ける電車を間近で見られることもあるんですよ。
なかなかの迫力!!
店内は木の温もりが心地よい空間。
大きな窓からは、周囲の四季折々の景色と、時折ビューンと走り抜ける電車を見ることができます。
電車が通る時間を狙って訪れる人もいるそう。
客席はテーブルふたつと窓に面したカウンターの計8席。
ゆっくりしたい場合は、時間を外して訪れるのがよさそうです。
ちなみにメニューのテイクアウトも可能です。
迎えてくれるのは店主・石原薫さん。
コーヒーにかかわるお仕事を長くされてきて、このたび念願の自分のお店をオープンされました。
一杯ずつ丁寧にドリップするコーヒーは、香り高くほどよい甘みが特徴のオリジナルブレンドコーヒー『バンビブレンド』(550円)をはじめ常時計3種類。
すべてスペシャリティコーヒーです。
また、『バンビブレンド』と同じ豆を使ったエスプレッソにミルクの甘みが調和する『カフェラテ』(600円)もおすすめ。
コーヒーのおともにぴったりな自家製スイーツも充実しています。
ほどよくかための食感と上にたっぷりのった生クリームがかわい『プリン』(写真右・600円)、その大きさに驚く『キャロットケーキ』(写真奥・550円)も人気ですが、石原さんのイチオシは写真手前の『スフォリアテッラ』!
あまり聞いたことのないお菓子ですよね。
見た目はクロワッサンかパイのようですが、こちらはイタリアの焼菓子。
マニトバ粉というイタリア産の強力粉を使い、パスタマシーンでのばして、ねかせて、巻いて…と数日がかりで作られています。
食感はバリバリッ!! とかため。
サクサク、でも、パリパリ、でもありません。
噛むほどにバリバリザクザク、音が楽しいです。
中にはクリーミーな自家製のリコッタチーズが入っています。
一度食べたら忘れられない、またあの食感を楽しみたい、と思ってしまうようなお菓子です。
「キャロットケーキに比べたらサイズも小さいし、プリンみたいに見た目も映えないので…初見で選んでくださるお客様は正直少ないんですけど(笑)、手間暇をかけて作っているのでぜひ一度味わってみていただきたいです! スフォリアテッラのおいしさを広められたらって思ってます」と石原さん。
おいしいコーヒーとスフォリアテッラ(もちろんほかのスイーツも!)、そしてトレインビューを楽しみに、ぜひ一度訪れてみてください!
この情報は、月刊にいがた2024年7月号に掲載されたものです
DATA
banbi latteとcoffee(バンビ ラテとコーヒー)
- 住所
- 燕市吉田西太田1252-8
- 電話番号
- なし
- 営業時間
- 12:00~20:00(LO19:30)
- 休み
- 火・水曜
- 席数
- 8席
- 駐車場
- 6台
- リンク
- banbi latteとcoffee Instagram
- 備考