![店主・内藤さん](https://tjniigata.jp/assets/uploads/2023/10/71cd4c32c3f2d2aaced8e70d8885efee-760x507.jpg)
八木茶屋は三条市下田、景勝・八木ヶ鼻のふもとにある食堂。
創業はなんと90年前!
建物の中に入ってびっくり。
![八木茶屋 店内](https://tjniigata.jp/assets/uploads/2023/10/0b43067141c2bb95237b6054e9f3ab0c-760x507.jpg)
なんだかとっても年季が入ってます!
「実はこの建物、築100年を超えているんですよ」と店主・内藤さん。
改装もほとんど行なっていないそう。
店内にいるだけでその歴史の重みを感じます…!
さて、こちらの名物と言えば『山塩ラーメン』。
すぐ近くにある越後長野温泉の源泉を煮詰めて作る塩を使用。
まろやかな塩味が多くの人を虜にしています。
そんな名物にひけをとらない存在感を放つメニューがありました。
それが『ピネライス』。
![『ピネライス』(1,200円)](https://tjniigata.jp/assets/uploads/2023/10/9876f6d56dcfc69e9852fb5d5a0e15f8-1-760x507.jpg)
「チャーハンもカツカレーも食べたい」というお客のリクエストから、10年ほど前に誕生。
フランス語の俗語で薄いカツレツを意味する「ピネ」からこのメニュー名になったとか。
実は京都の定番B級として「ピネライス」という、チャーハンにポークカツレツにカレーソースをかけた同様のメニューがあるそうですが、「あくまでこちらは新潟版と思ってください」と店主の内藤さん。
![チャーハンを炒めながら、カツを揚げ、カレーを温める! おたまで叩くよう混ぜることで、ご飯がふんわり仕上がるのだそう](https://tjniigata.jp/assets/uploads/2023/10/cc7de943517f005ac0e7145af39fd0e9-760x507.jpg)
ふんわりパラリと仕上げたチャーハンに、決して薄くはない揚げたてのトンカツをのせ、手作りの辛めカレーをかけて完成。
言うまでもなくボリューム満点!満腹確実!!
そして、チャーハンだけ、カツだけ、カレーだけ食べて、その後それぞれを組み合わせて、サラダや福神漬けと一緒に…といろんな食べ方ができるのも楽しいです。
おいしいと評判の味噌汁付き。
『山塩ラーメン』とともに注文し、2~3人で分けて食べる人が多数。
なんとピネライス目当てにイギリスから来たお客さんもいたそうです!
おまけ
![](https://tjniigata.jp/assets/uploads/2023/10/30cc38dcb197a6a77d29afb911ab3db2-760x507.jpg)
店内に飾られていたこのポスターに思わず釘付けになりました。
なんていかしたデザイン!
そして下田にスキー場があったなんて!
この八木スキー場の建設に尽力したのが店主・内藤さんのお父さん。
昭和40年代に創設され、人気を呼んだそうです。
しばらく稼働されていませんでしたが、ここ数年の間にイベントが行なわれ、活用されるようになったそう。
八木茶屋を訪れたらこのポスターにも注目してみてくださいね。
DATA
八木茶屋(やぎぢゃや)
- 住所
- 三条市長野341-4
- 電話番号
- 0256-47-2017
- 営業時間
- 11:30~14:30
- 休み
- 月曜(祝日の場合は翌日)
- 席数
- 30席
- 駐車場
- 5台
- 備考