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【和菓子処 新星堂の『桜餅』】新潟ではなぜか関西風?  ふたつの桜餅で春を想う|新潟市西区

  • 情報掲載日:2023.03.18
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。
写真左側が「道明寺粉(どうみょうじこ)」。写真右側が「焼皮(やきかわ)」。2種類の『桜餅』。価格はどちらも1個165円
写真左側が「道明寺粉(どうみょうじこ)」。写真右側が「焼皮(やきかわ)」。2種類の『桜餅』。価格はどちらも1個165円

桜餅といえば、春を先取りする和菓子の代表格。

普段は、写真左側のつぶつぶとした姿を思い浮かべる人が多いのでは?

実はこちら、蒸した米を乾燥させた「道明寺粉(どうみょうじこ)」を使ってこしあんを包んだ関西風。

もっちりとした「焼皮(やきかわ)」で、クレープのようにこしあんを包んだ写真右側が関東風。

なぜか新潟県内では道明寺が多数派なのだけれど、新星堂では2種類の桜餅を提供。

「最初の頃は『このお菓子はなんですか?』と聞かれることも多かったですが、最近では「焼皮」目当てで遠方から来てくださるお客様も増えました」と三代目店主の星高太郎さん。

中に入るこしあんのおもな材料となる北海道産小豆、エリモショウズと鬼ザラ糖は一緒だが、水分量などの仕上げ方を絶妙に調整しているという。

ふたつの桜餅を食べ比べてみると、粗目に砕いたもち米から作られた道明寺粉を蒸して作った皮と、米粉、餅粉、小麦粉を混ぜて一枚ずつ焼き上げた焼皮で変わる、味わいの違いに驚くだろう。

三代目店主の星高太郎さんと奥様の紗也加さん
三代目店主の星高太郎さんと奥様の紗也加さん

焼皮の桜餅は、修業先で知り合った千葉県出身の奥様・紗也加さんがおもに担当。
(奥様は、断然「焼皮」の桜餅派とのことです)

「喜んでくれる人がいる限り、どちらの桜餅も作り続けていこうと思います」と菓子職人夫妻は話してくれた。

新星堂といえばこの『酒ケーキ』が有名(弊社の写真データベースから、以前の取材時に撮影したもの)
新星堂といえばこの『酒ケーキ』が有名(弊社の写真データベースから、以前の取材時に撮影したもの)
お店があるのは大堀幹線沿い
お店があるのは大堀幹線沿い

DATA

和菓子処 新星堂
住所
新潟市西区小針4-26-2
電話番号
025-378-2957
営業時間
9:00~19:00(日は~18:00)
休み
駐車場
2
リンク
新星堂のWEBサイト

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