![写真左側が「道明寺粉(どうみょうじこ)」。写真右側が「焼皮(やきかわ)」。2種類の『桜餅』。価格はどちらも1個165円](https://tjniigata.jp/assets/uploads/2023/02/7969d6365b8779d2fe936f6b2a5e2a2a-760x507.jpg)
桜餅といえば、春を先取りする和菓子の代表格。
普段は、写真左側のつぶつぶとした姿を思い浮かべる人が多いのでは?
実はこちら、蒸した米を乾燥させた「道明寺粉(どうみょうじこ)」を使ってこしあんを包んだ関西風。
もっちりとした「焼皮(やきかわ)」で、クレープのようにこしあんを包んだ写真右側が関東風。
なぜか新潟県内では道明寺が多数派なのだけれど、新星堂では2種類の桜餅を提供。
「最初の頃は『このお菓子はなんですか?』と聞かれることも多かったですが、最近では「焼皮」目当てで遠方から来てくださるお客様も増えました」と三代目店主の星高太郎さん。
中に入るこしあんのおもな材料となる北海道産小豆、エリモショウズと鬼ザラ糖は一緒だが、水分量などの仕上げ方を絶妙に調整しているという。
ふたつの桜餅を食べ比べてみると、粗目に砕いたもち米から作られた道明寺粉を蒸して作った皮と、米粉、餅粉、小麦粉を混ぜて一枚ずつ焼き上げた焼皮で変わる、味わいの違いに驚くだろう。
![三代目店主の星高太郎さんと奥様の紗也加さん](https://tjniigata.jp/assets/uploads/2023/02/6e19609382ae956b4b4ae9a5c182d06c-760x507.jpg)
焼皮の桜餅は、修業先で知り合った千葉県出身の奥様・紗也加さんがおもに担当。
(奥様は、断然「焼皮」の桜餅派とのことです)
「喜んでくれる人がいる限り、どちらの桜餅も作り続けていこうと思います」と菓子職人夫妻は話してくれた。
![新星堂といえばこの『酒ケーキ』が有名(弊社の写真データベースから、以前の取材時に撮影したもの)](https://tjniigata.jp/assets/uploads/2023/02/19da080a6bf0fed18b203a21def00609-760x507.jpg)
![お店があるのは大堀幹線沿い](https://tjniigata.jp/assets/uploads/2023/02/a513596777ad49bc8d1f5f2518db8fdd-760x507.jpg)
DATA
和菓子処 新星堂
- 住所
- 新潟市西区小針4-26-2
- 電話番号
- 025-378-2957
- 営業時間
- 9:00~19:00(日は~18:00)
- 休み
- 水
- 駐車場
- 2
- リンク
- 新星堂のWEBサイト