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桜の香りに春を感じる、美しい桜色の飴菓子|上越市

  • 情報掲載日:2022.04.01
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。
大杉屋惣兵衛の『桜あめ』
大杉屋惣兵衛の『桜あめ』

日本三大夜桜のひとつに数えられる、国内でも有数の桜の名所、高田城址公園。
この桜にちなんだ銘菓が、大杉屋惣兵衛の『桜あめ』です。

創業の地にある、大杉屋惣兵衛 本社工場
創業の地にある、大杉屋惣兵衛 本社工場

大杉屋の創業は文禄元年、1592年。
初代が旧加賀街道沿いにある現本社工場の場所で、粟から飴を作り始めたのが始まりです。

粟飴。やさしい甘みとほんのりとした麦芽の香りが特徴
粟飴。やさしい甘みとほんのりとした麦芽の香りが特徴

代々受け継がれるその製法に工夫を重ね、もち米と麦から淡黄透明な水飴を作ることに成功しました。
これが街道を行き交う参勤交代の諸大名や旅人たちにより、全国に広まったといいます。

翁飴
翁飴

その水飴を寒天で四角くやわらかく固めたのが代表銘菓『翁飴』。
乾燥前はかためのゼリーのような食感ですが、低温でじっくりと乾燥させることで寒天質が弱まり、粘り気のある飴の食感へと変化します。

『桜あめ』(10個入り540円)。夏は青梅、秋はブドウ、冬はユズ甘酒と展開する「四季の飴菓子」のひとつ
『桜あめ』(10個入り540円)。夏は青梅、秋はブドウ、冬はユズ甘酒と展開する「四季の飴菓子」のひとつ

『桜あめ』は、この『翁飴』に塩漬けの桜の葉を練り込んで作られたものです。
桜の香りとほのかな塩気がくせになり、もうひとつ、もうひとつ…と手が伸びてしまいます。

大杉屋惣兵衛 専務取締役 宮越 惇さん/大杉屋惣兵衛の22代目。製造責任者として日々菓子作りに励む
大杉屋惣兵衛 専務取締役 宮越 惇さん/大杉屋惣兵衛の22代目。製造責任者として日々菓子作りに励む

「発売は2006年。当初はもっと桜の葉の刻み方が大きく、葉の青臭みも残っていたのですが、現在では葉を水にさらして舌触りのいい状態まで細かく刻み、再度塩分の調整をすることで、青臭みを抑える手間をかけています」と宮越専務。
今も進化は続いているのです。

販売期間は毎年3月から、桜の季節が終わる5月初旬まで。
観桜会会場の売店でも購入できるので、お花見がてら買い求めてみては。

DATA

大杉屋惣兵衛(おおすぎやそうべえ) 本店
住所
上越市本町5-3-31
電話番号
025-525-2500
営業時間
9:00~18:00
休み
木休
駐車場
P商店街駐車場を利用
リンク
大杉屋惣兵衛
備考
※お馬出し店、エルマール店あり

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